[メイン] 葵トーリ : x5 3d6 #1 (3D6) > 11[6,2,3] > 11 #2 (3D6) > 10[4,5,1] > 10 #3 (3D6) > 10[1,3,6] > 10 #4 (3D6) > 11[4,6,1] > 11 #5 (3D6) > 8[3,4,1] > 8

[メイン] ベルファスト : x5 3d6 #1 (3D6) > 9[2,5,2] > 9 #2 (3D6) > 17[6,5,6] > 17 #3 (3D6) > 12[2,6,4] > 12 #4 (3D6) > 11[1,6,4] > 11 #5 (3D6) > 11[2,5,4] > 11

[メイン] エドナ : x5 3d6 #1 (3D6) > 8[1,5,2] > 8 #2 (3D6) > 13[6,2,5] > 13 #3 (3D6) > 11[4,6,1] > 11 #4 (3D6) > 9[1,5,3] > 9 #5 (3D6) > 11[3,5,3] > 11

[メイン] ヴィンセント : x5 3d6 #1 (3D6) > 7[2,1,4] > 7 #2 (3D6) > 4[1,2,1] > 4 #3 (3D6) > 11[4,3,4] > 11 #4 (3D6) > 9[3,5,1] > 9 #5 (3D6) > 8[2,3,3] > 8

[メイン] KP :  

[メイン] KP : 準備が出来たら教えてくれたまえ

[メイン] ヴィンセント : 教えます

[メイン] エドナ : できたわ

[メイン] ベルファスト : お教えいたします

[メイン] 葵トーリ : 教えるぜ~

[メイン] KP : では……出船だヨ!

[メイン] ベルファスト : 出航!

[メイン] ヴィンセント : 出航です

[メイン] エドナ : 出航だ~

[メイン] 葵トーリ : 出航だァ~~~~~~!!

[メイン] KP : まずは記者であるトーリ君から導入を始めて行くよ

[メイン] KP : 時は19世紀末の1894年

[メイン] KP : 深い霧に包まれ、暖炉に火の尽きることのない街

[メイン] KP : 世界中から多くの人々が外交と商売と留学に訪れ、あるいは数多の悪徳に堕落する

[メイン] KP : 行き交う馬車と歩く人々で、通りは何時も混雑している

[メイン] KP : ──────霧の都ロンドン

[メイン] KP : そんなロンドンのウエストミンスター地区のハイドパーク王立公園

[メイン] KP : ここは1851年に万博の会場にもなった広大な敷地の都市型公園だ

[メイン] KP : トーリ君は本日ここで開催されているビールフェスタの取材に来ているのだ

[メイン] KP : 祭りは恙なく進行し、各地の名産ビールの飲み比べも大盛り上がりの大満足さ!

[メイン] 葵トーリ : 「やっぱり祭りは楽しいな~ドイツビールグビッ!」

[メイン] KP : そんな取材も一通り終わった頃合い

[メイン] KP : 少し飲み過ぎちゃったと思ったトーリ君は公園内の雑木林を散歩していた

[メイン] KP : じゃ、そうだね……耳を澄まして欲しい

[メイン] KP : 〈感情の伝搬〉かな?

[メイン] 葵トーリ : そうだね 詰め込んじゃった

[メイン] 葵トーリ : CCB<=80 感情の伝播 目星聞き耳図書館 (1D100<=80) > 99 > 致命的失敗

[メイン] KP : はっはっは

[メイン] 葵トーリ : なにも響いてこないYO

[メイン] KP : 酔っているネェ

[メイン] 葵トーリ : これは前後不覚
足元もおぼつかない!

[メイン] KP : ではトーリ君は思わず転んでしまう!

[メイン] KP : 1d2のダメージとしよう

[メイン] 葵トーリ : アイター

[メイン] 葵トーリ : 1d2 (1D2) > 1

[メイン] system : [ 葵トーリ ] HP : 10 → 9

[メイン] 葵トーリ : 痛みでゴロゴロ転がるトーリ

[メイン] KP : ゴロゴロと転がっちゃったトーリ君だが……そうすると顔の目の前からぴーぴー声がする

[メイン] : 「ぴぃ…?」

[メイン] 葵トーリ : 「おいおい俺に歌声で勝負しようって言うのか?」
とその雛を見ます

[メイン] KP : 目の前には雛鳥、そして……

[メイン] 少女 : 「…………?」

[メイン] 少女 : 目の前にいきなり転がってきた君を見下ろす少女の顔だ

[メイン] 少女 : 「…………」彼女はチラと君を見ていたが……ふいっと顔を逸らす…いや、顔を戻す

[メイン] 葵トーリ : どこを見ていたのだろうかと思う

[メイン] 少女 : どうやらじっと地面に落ちた雛鳥を見つめているようだ

[メイン] : 「ぴー……」

[メイン] : 雛鳥は樫の木の根元に居た

[メイン] : 木を見上げれば、2mほどの高さから太い枝が伸びていて、そこに雛鳥の巣が見える

[メイン] : 雛鳥は必死に這い上がろうとしているが……

[メイン] KP : この高さでは、自力というのは絶望的だろう

[メイン] 葵トーリ : 「雛を見てる奇麗な彼女!雛を助けたいのかい?」

[メイン] 少女 : 「……っ」

[メイン] 少女 : 呼ばれたと思ったのか少女は君へ振り返る

[メイン] 少女 : だが……その顔に、表情は浮かんでいないように見えるが……

[メイン] KP : よし、ここはやはり感情を伺うしかないな

[メイン] KP : 技能再チャレンジと行こう

[メイン] 葵トーリ : 伝わってくれるかな

[メイン] 葵トーリ : CCB<=80 感情の伝播 (1D100<=80) > 10 > スペシャル

[メイン] 少女 : 「……!」

[メイン] 少女 : 彼女は胸に湧き上がる感情に驚き……しかし、それを表現できていない

[メイン] 少女 : 彼女は、どうしても出力が出来ないのだ

[メイン] 少女 : 君には解る

[メイン] 少女 : 少女は雛鳥をとても心配している

[メイン] 少女 : だが、どうしたらいいのか解らない

[メイン] 少女 : どう、助けたらいいのか解らない

[メイン] 少女 : いや、助けても良いのか解らない

[メイン] 少女 : 好意を素直に表現することが出来ない

[メイン] 少女 : ────虐待児童によく見受けられる症状のように、君には思えた

[メイン] KP : 少女の服装は簡素ではあるが上質の生地を使った高級品に見える

[メイン] KP : 両手には薄手の黒い手袋をしており、年のころは10代後半

[メイン] KP : その立ち姿から伺える立ち居振る舞いから、上流階級の出自であることに間違いはない

[メイン] KP : どこか、死んだキミの妹の面影を、見出すかもしれないネ

[メイン] 葵トーリ : 「俺はさぁこの雛を助けたいんだ。オマエも手伝ってくれないか」
と面影を見た彼女に頼んでみる

[メイン] 葵トーリ : 「あ!俺は葵トーリ!オマエの名前は?」

[メイン] 少女 : 「……どうして?」

[メイン] 少女 : 「あなたは、何故、そのようなことをしようと……?」

[メイン] 少女 : 何の関係も無いはずの雛鳥を助けようとすることを不思議に思っているような……そう感じる

[メイン] 葵トーリ : 「このまま雛が失われたら朝に歌ってくれる鳥がいなくなっちゃうだろ」
「そんな世界は寂しいじゃないか!」

[メイン] 葵トーリ : 「それに俺ならこの雛を今助けられる!だから今助けようとするんだ」

[メイン] 少女 : 「それは……」

[メイン] 少女 : 「ええ。……寂しい、ですね」くすり、と微かに少女は笑い頷いた

[メイン] KP : 君たち二人なら、問題なく雛鳥を巣に戻せるだろう

[メイン] : 「ぴー!ぴー!」雛鳥が木の上で元気に鳴く
今度は悲しみではなく、喜びとお礼の鳴き声だ

[メイン] 葵トーリ :

[メイン] 少女 : 「はい」トーリ君の協力もあり、無事救助成功だ

[メイン] 少女 : 君から受け取った雛を、軽々と戻してしまった

[メイン] 少女 : 彼女の身体能力はかなりのもので、きっかけさえあれば簡単だったのだろう

[メイン] 少女 : 「……ありがとう」彼女は君に腰を軽く曲げ、お礼の意を示す

[メイン] 葵トーリ : 「いいってことよ。俺もオマエも自分のしたいことできたんだから」

[メイン] 少女 : 「名乗りが遅くなり、申し訳ありません。……私は」

[メイン] KP : そう少女が名前を告げようとしたところ

[メイン] KP : 「アクシア!アクシアー!」

[メイン] KP : と叫ぶしがれたような男性の声がする

[メイン] 労働者風の男 : 「おおーい!アクシアー!」

[メイン] 労働者風の男 : 「おお、アクシア!ここにいたのか」

[メイン] 労働者風の男 : 「そろそろ帰る時間だぞ」

[メイン] 労働者風の男 : やってきたのは労働者風の赤ら顔の男だ

[メイン] 少女 : 「はい、すいません。……私は、アクシアと申します。そちらの紳士のお方」

[メイン] 葵トーリ : 「アクシアって言うのか。いい名前だな」

[メイン] 少女 : 「……」かるく頭を下げ、返礼に留める

[メイン] 労働者風の男 : 「おおっと。これはこれは旦那」

[メイン] 労働者風の男 : 「うちの娘がなにかご迷惑でもおかけしましたか?」

[メイン] 葵トーリ : 「いやいや迷惑かけたって言うならこっちのことかもしれないぐらいだぜ」

[メイン] 労働者風の男 : 「ははぁ、いや、そうですか。結構結構、お気になさらず」

[メイン] 労働者風の男 : 「大事がないようで何より……」

[メイン] 労働者風の男 : 「では、あっしらはこれで。……さ、いくぞ」

[メイン] 労働者風の男 : そう言って少女を連れて公園を出て行く

[メイン] 葵トーリ : (不釣り合いな親子?にみえるな~)

[メイン] アクシア : 少女……アクシアは貴方から離れる前に一度振り向き、
再度、上流階級を思わせる優美なお辞儀をして、男性について行く

[メイン] 葵トーリ : 大きく手を振って返す

[メイン] KP : 君の振った手を見た後、二人は振り返ることなく足早に去っていった

[メイン] KP : 彼らが人込みに消えて行くのを見届けたトーリ君だが……

[メイン] KP : ふと、足元にブローチが落ちているのに気付くだろう

[メイン] 葵トーリ : 「落し物だよな」

[メイン] 葵トーリ : 手に取ります

[メイン] KP : カメオのブローチだ

[メイン] KP : そのブローチには少女の横顔が彫られているのだが…その横顔は、アクシアによく似ているように思う

[メイン] KP : よく磨かれていて、大事にされているという印象も受けるね

[メイン] 葵トーリ : 「完全にアクシアの者じゃないか!」
追いかけていきます

[メイン] KP : 君は追いかけて通りへと出るが…

[メイン] KP : ロンドンの人口、そして通りを行き交う人間の数は凄まじい

[メイン] KP : とても、そのブローチの横顔に似た少女を見付けることは出来ないだろう

[メイン] KP : 何時か再会できたら……返すことが出来るかもしれない

[メイン] 葵トーリ : 「またどこかで会えるかな…」
ブローチをしまいます

[メイン] KP : こうしてトーリ君は

[メイン] KP : 奇妙な縁を、拾ったのだった

[メイン] KP :  

[メイン] KP : 時は一週間ばかり流れる

[メイン] KP : 1894年 4/2 夕暮れ

[メイン] KP : ヴィンセント君はスコットランドヤードの上司

[メイン] KP : レストレード警部に呼び出された

[メイン] レストレード警部 : 「よく来てくれた、ヴィンセント君」

[メイン] ヴィンセント : 「は、今回はどのような要件でしょうか」

[メイン] レストレード警部 : 「うむ、君には……」

[メイン] レストレード警部 : 「2日前に起きた殺人事件を任せたい。……つまりは、君を捜査主任に任命する」

[メイン] ヴィンセント : 「二日前の――と言いますと」

[メイン] ヴィンセント : 心当たりがあるのでしょうか?

[メイン] レストレード警部 : 本来なら、レストレード警部が担当する事件なのだが

[メイン] レストレード警部 : 警部は伯爵家の次男が殺害されるという別事件も起きたばかりで、手が回らないのだ

[メイン] KP : スコットランドヤードの人間なら知っていることでしょう
警部は君に捜査資料を渡してくるヨ

[メイン] レストレード警部 : 「君も概要くらいは聞いているだろう……ウェストミンスターの殺しだ」と紙を渡してくる

[メイン] ヴィンセント : 「む」
紙を受け取って眺める

[メイン] レストレード警部 : 「犯行現場のマンフォニーストリートはウエストミンスターにある」

[メイン] レストレード警部 : 「国会議事堂はもちろん、バッキンガム宮殿なども立ち並ぶロンドンの中心部だ」

[メイン] ヴィンセント : 「それは……穏やかではないですね。あまりに」

[メイン] レストレード警部 : 「人通りも多い。……そんな中、人の視線が途切れた一瞬を狙った、手慣れた犯行と言わざるを得ないのだ」

[メイン] ヴィンセント : 「この手口……まるで飢えた獣か悪魔のようです……」

[メイン] ヴィンセント : 「しかし、おっしゃる通り、犯行に確かな知性が垣間見える……」

[メイン] ヴィンセント : 「……手ごわい案件になりそうですね」

[メイン] レストレード警部 : 「……死体検分時の写真もある」

[メイン] レストレード警部 : 「かなりヒドイものだが……見るかね?」

[メイン] ヴィンセント : 「必要なことになるやもしれませんので、是非」

[メイン] レストレード警部 : 「わかった」と再び紙を渡してくる

[メイン] ヴィンセント : 再び紙を受け取り眺める

[メイン] KP : まさしく獣に食い荒らされたような、人間の尊厳を冒涜するかのような惨状だ

[メイン] KP : こんな凄惨な写真を、正気の人間が直視できるものでもない

[メイン] KP : ヴィンセント君、正気度判定だ

[メイン] ヴィンセント : 「これは……幾らか、頭の中で思い描いていましたが、しかし……」
口に手を当て、眉間に皺を寄せる

[メイン] ヴィンセント :

[メイン] ヴィンセント : ccb<=45 (1D100<=45) > 65 > 失敗

[メイン] KP : (0/1D3)だね

[メイン] ヴィンセント : 1d3 (1D3) > 1

[メイン] system : [ ヴィンセント ] SAN : 45 → 44

[メイン] ヴィンセント : 「……改めて、恐るべき凶行です」

[メイン] KP : しかし、正気を削りながらも事件の情報を拾い集める警官である君は

[メイン] KP : 何か感じ取ったものがあったかもしれない

[メイン] KP : 見聞色、行っておこうか? 写真越しなので数字半分で行こう

[メイン] ヴィンセント : ccb<=80/2 見分 (1D100<=40) > 29 > 成功

[メイン] ヴィンセント : やりましたね

[メイン] KP : ほほう

[メイン] KP : ではヴィンセント君は、その傷跡をみて直感する

[メイン] KP : これは、人間の歯型だ

[メイン] KP : 醜い乱杭歯によるものだが……人間の歯型で付けられたのだ、と

[メイン] ヴィンセント : 「……成程」

[メイン] ヴィンセント : 「どうやら、確かに幸運に恵まれた野犬の仕業などではありえないようです」

[メイン] レストレード警部 : 「伯爵家が絡んだ殺人事件でも手一杯だというのに、切り裂きジャックを思わせる猟奇殺人までとは……」レストレード警部が溜息を付く

[メイン] レストレード警部 : 「何故こんな時に限って、あの探偵は……いや、失礼」

[メイン] レストレード警部 : 「……大変な事件だが、私はヴィンセント君。君を信頼している。このウェストミンスター殺人事件は君に一任するとも」

[メイン] レストレード警部 : 「……聞くところによると、昨晩発生した殺人事件も似たような手口であるようだ」

[メイン] レストレード警部 : 「これは連続殺人となるやもしれん。君の手腕に大いに期待する」

[メイン] ヴィンセント : あの探偵、という言葉に微かに引っかかりはしたが

[メイン] ヴィンセント : 「ええ、お任せください。必ずや信頼には応えますとも」

[メイン] ヴィンセント : 「……あまり心労をかけるのも気が引けますし」

[メイン] レストレード警部 : 「うむ。昨夜の一件の関係者のレディをお呼びしている。……まずは話を聞いてみるのも」と警部が話していると

[メイン] 警官 : 息を切らして警官が駆け込んでくる

[メイン] 警官 : 「警部!レストレード警部!」

[メイン] 警官 : 「ウエストミンスターで新たな殺人事件が発生しました!」

[メイン] ヴィンセント : 驚き、振り向く

[メイン] レストレード警部 : 一報を聞いたレストレード警部はヴィンセントに視線を送る

[メイン] レストレード警部 : 「どうやら最悪の事態だ。……レディの相手も必要だが、最悪こちらに投げても構わん」

[メイン] レストレード警部 : 「ヴィンセント捜査主任。出来るだけ速やかに現場に向かい、捜査の陣頭指揮を取ってくれ」

[メイン] ヴィンセント : 「……了解しました」

[メイン] ヴィンセント : 「慌ただしくなってはしまいましたが……では、これで失礼します」

[メイン] KP : 悪魔の如き犯行の真実を掴むため

[メイン] KP : スコットランドヤードの警官が走り出した

[メイン] KP :  

[メイン] KP : 時間は遡り一日前

[メイン] KP : 4月1日の宵

[メイン] KP : レディ・エドナは友人であるライナス=フォードというディレッタントに誘われ

[メイン] KP : 御付きであるベルファストを連れてシティのウェアリントンホールというレンタルハウスに来ている

[メイン] KP : ここでは夜会が開かれている
シティは金融と商業の中心であり、出席者には企業家や大商人が多い

[メイン] ライナス=フォード : 「やぁ、レディ・エドナ。君をエスコートできるなんて、光栄だ」

[メイン] ライナス=フォード : 「ベルファスト嬢も何時もご苦労だね。今日の催しは無礼講に近い」

[メイン] エドナ : 「ええ、光栄に思っていいわよ」

[メイン] ライナス=フォード : 「君も遠慮なく楽しんでくれると……私は思っているよ」

[メイン] ライナス=フォード : 「なんて言ったって今日は『銀の黄昏れ』主催の交霊会だからね!」

[メイン] KP : 当時の最先端はオカルトだ

[メイン] KP : ルイス・キャロルやコナン・ドイルといった著名人も多く交霊会などのオカルトイベントに出席していたものだよ

[メイン] エドナ : 「楽しみだわ、本物の幽霊だといいんだけど」

[メイン] ライナス=フォード : 「さらに今夜は本物の霊能力者がゲストに招かれていると聞いている!」

[メイン] ベルファスト : 「お気遣い感謝いたします、フォード様。しかし、こうしてお嬢様にお仕えすることがメイドとしての務めですので」

[メイン] ライナス=フォード : 「きっとレディ・エドナも納得するさ」

[メイン] エドナ : 「へぇ、ワタシを納得させされるなら期待しておくわ」

[メイン] ライナス=フォード : 「大いなる神秘の前に、人間は小さいもの。役職も儚いもの……なんて、上流階級の血を持つ私が言えば嫌味だな」

[メイン] ライナス=フォード : 「ではその分、私もレディをお相手するとしよう。そうすれば結果的にメイドの君も……だろう」

[メイン] ライナス=フォード : 「君は世間話には興味ないだろうし……良さげな席を確保するとしようか」

[メイン] KP : 周囲では社交界のお約束として様々な話が飛び交っている

[メイン] ベルファスト : 「いえ、お気遣いなさらず…私はあくまでお嬢様の一介のメイドですので」

[メイン] KP : がオカルトが主体の夜会だ

[メイン] エドナ : 「あら?気が効くじゃない、お願いするわね」

[メイン] KP : 占いから導き出された株価とか、テンプル騎士団の秘儀、だとか
そういったオカルト混じりの会話が殆どだね

[メイン] エドナ : 「ベルファストも楽にしておいても良いわよ」

[メイン] ベルファスト : 「承知致しました。お心遣い感謝いたします」

[メイン] ライナス=フォード : 「レディ、こちらに。……そろそろ、霊と会話が可能というお方が……ああほら、噂をすれば」

[メイン] エドナ : 「ええ、今行くわ」

[メイン] KP : 言われるまま視線を移すと、1人のうら若い女性が会場に入ってくる

[メイン] KP : 黒いヴェールで隠されて、顔は口元くらいしか見えないが、若い女性に思える

[メイン] KP : 10代後半に見える少女を、主宰が朗々と紹介する

[メイン] KP : 「皆様お待たせいたしました。こちらが今宵の交霊会を主導いたします」

[メイン] KP : 「霊能者のアン=シャトレーヌ嬢です」

[メイン] ベルファスト : 「………」
お嬢様の楽しみを邪魔しまいとしつつ、身辺護衛に気を配る

[メイン] アン・シャトレーヌ : シャトレーヌ嬢は見た目の年齢に似合わぬ老練な指示を下して、円卓に参加者を集める

[メイン] エドナ : 「(あんな若い子がねぇ…)」

[メイン] アン・シャトレーヌ : 6人の男女がテーブルを囲み、手を繋いで人の輪を作り、暗闇の中儀式が始まる

[メイン] ライナス=フォード : 「あれは……ヴィジャボードだね」

[メイン] KP : 簡単に言えば、欧米版のこっくりさんだ

[メイン] アン・シャトレーヌ : 手を繋いだ男女が、蠟燭の明かりをじっと見つめ、会場は先までの騒然とした空気を忘れたかのように張り詰める

[メイン] アン・シャトレーヌ : 「おお……おお……」

[メイン] アン・シャトレーヌ : 「偉大なるふるぶるしきものよ……どうか、過去と未来の知識のひとかけらを、矮小なる我らに……」

[メイン] アン・シャトレーヌ : 暗闇の中に灯る蝋燭の火と、微かに聞こえるシャトレーヌ嬢の祈りは、どこか催眠術のようにも覗える

[メイン] アン・シャトレーヌ : 「────……」

[メイン] エドナ : 「………」
黙って見入る

[メイン] アン・シャトレーヌ : 「大いなる御霊がおいでになりました。皆さま決して気配を悟られぬよう、お静かに」

[メイン] アン・シャトレーヌ : そしてコインが動き始め……様々な質問に答えて行く

[メイン] KP : コイン、そしてアン・シャトレーヌは17世紀のヨーロッパの社会情勢を細やかに語り…

[メイン] KP : 未来に起きることすらもよどみなく口にしていく

[メイン] KP : 大きな客船が沈むこと

[メイン] KP : 大きな戦争が二回起きること

[メイン] KP : 新型爆弾が投下されること……

[メイン] KP : 〈アイデア〉やってみようか

[メイン] エドナ : CCB<=55 アイデア (1D100<=55) > 19 > 成功

[メイン] ベルファスト : ccb<=55 アイデア (1D100<=55) > 6 > スペシャル

[メイン] KP : では……少なくとも彼女の語る内容のうち、過去について

[メイン] KP : 17,18世紀のヨーロッパ事情について、まるで直接見たかのように語るそれは

[メイン] KP : エドナの知識とも、ベルファストの知識とも完全に合致する

[メイン] KP : 彼女が教養人であることは、間違いないだろう

[メイン] エドナ : 「(へぇ…見た目の割に物知りのようね)」

[メイン] アン・シャトレーヌ : そうして交霊会は恙なく終了する

[メイン] ベルファスト : 「(ふむ…自体の真偽は定かではありませんが、少なくとも相当に頭の切れるお方であることは確かなようです)」

[メイン] アン・シャトレーヌ : シャトレーヌ嬢も一端退出し、部屋の明かりも灯される

[メイン] KP : 会場内は興奮冷めやらぬ活気に満ちている
ざわざわと今の交霊について意見が飛び交う

[メイン] ライナス=フォード : 「──────……は、ふぅ」

[メイン] ライナス=フォード : ライナスも集中していたのか、熱くなった息を吐き出す

[メイン] ライナス=フォード : 「……騒がしくなってきたね。少し夜風に当たらないかい?」と中庭へと誘う

[メイン] エドナ : 「そうね…ワタシは行くけどベルファストも行く?」

[メイン] ベルファスト : 「はい、お嬢様のお邪魔でなければ」

[メイン] エドナ : 「それなら行きましょうか」

[メイン] ライナス=フォード : 「ああ、ここの庭園は立派でね……ベンチで眺めながら君たちの意見を聞かせて欲しいな」

[メイン] KP : 貸邸宅の庭は立派な英国庭園だ
ライナスはさっとベンチにハンカチを敷き、エドナに勧めてくる

[メイン] ライナス=フォード : 「素晴らしい一幕だった」

[メイン] ライナス=フォード : 「大いなる知性と、計りしえない智慧」

[メイン] ライナス=フォード : 「それらが両立し、交わりながらも一方に傾かない。……そうでなければ有り得ない光景だった」

[メイン] ライナス=フォード : 「君たちはどう思う?」

[メイン] エドナ : 「そうね…」
ベンチに腰を下ろし続ける

[メイン] エドナ : 「ワタシの想像以上だったわ、本当に霊能力者っているのね」

[メイン] ベルファスト : 「…僭越ながら」

[メイン] ライナス=フォード : 「ああ。僕も大いなる存在はこの世にいると思った方がロマンがあると……ほう?」

[メイン] ライナス=フォード : 「気になるな、聞かせておくれ。……いいだろう?レディ・エドナ」

[メイン] ベルファスト : 「素晴らしい一幕であった、というご意見には同意いたします。しかし、オカルトと呼ばれるものでありながら、どこか見る者に深い現実味を感じさせるような…そのような風変わりな印象を受けました」

[メイン] ライナス=フォード : 「なるほど……確かに彼女の語る未来は胸に自然に落ちるように納得できる……いや、させられた」

[メイン] ライナス=フォード : 「やはり君たちを誘って正解だったな。……やはり何事も、考えを同じくできる感想を語り合える友がいないと味気ない」

[メイン] エドナ : 「もっとおどろおどろしいものを想像してたけど、彼女には確かな知識を感じたわね」

[メイン] ベルファスト : 「ええ、同意いたします」

[メイン] エドナ : 「それこそ本当に起こってしまうんじゃないかって…少し不安になってしまったわ」

[メイン] ライナス=フォード : 「オカルトは最先端の学問だからね。彼女も、会場に集まっていた人間も知識人ばかりさ」

[メイン] ライナス=フォード : 「僕や、君たちみたいにね。……なら、備えればいい。人間にはその為に知恵と知識というものが神から与え……」

[メイン] KP : そのようにおしゃべりをしていると……微かに自分たち以外の話し声が聞こえてくる

[メイン] KP : 恐らく二階の一室の窓が開いていて、そこからだろう

[メイン] KP : 〈聞き耳〉系技能の出番かな?

[メイン] エドナ : CCB<=80 聞き耳 (1D100<=80) > 29 > 成功

[メイン] ベルファスト : ccb<=90 対空レーダー (1D100<=90) > 55 > 成功

[メイン] KP : では、こんな声が聞こえてくる

[メイン] KP : 「旧支配者の天啓を得られるというのは素晴らしいことだけど、当然それは成功したらの話」

[メイン] KP : 「成果も無いのによもやま話に投資することはできないわ」

[メイン] KP : 「私達の協力を望むというのであれば、レディ=マーダーとやらが天啓を授かるという成果を見せていただけないかしら?」

[メイン] KP : エドナとベルファストはこの声が

[メイン] KP : 先程聞いた…アン・シャトレーヌ嬢の声に似ているような……そうでないような、微妙な感覚を覚える

[メイン] ベルファスト : 「………?」

[メイン] ライナス=フォード : 「……なんだ?一体何を言って……旧支配者?」

[メイン] エドナ : 「(この声は…彼女の声…?)」

[メイン] ライナス=フォード : 「いやしかし、この声はアン・シャトレーヌ嬢……!?」

[メイン] ライナス=フォード : ライナスが思わず身を乗り出してしまう

[メイン] ライナス=フォード : そしてパキ、と何かが折れる音

[メイン] ライナス=フォード : 「……しまった」

[メイン] ライナス=フォード : どうやら彼は小枝を踏み折ってしまったようだ

[メイン] KP : すると先程まで聞こえていた会話が一瞬で途切れ、冷たい声が聞こえてくる

[メイン] KP : 「そこに、誰かいらっしゃるのですか?」

[メイン] KP : 君たちには解る
その声には冷たい、しかし確固たる殺気を感じることを

[メイン] KP : 「そこに、いるのは誰です?」

[メイン] ベルファスト : 「………っ!」

[メイン] ライナス=フォード : 続いて声が降ってくると同時、ライナスがエドナとベルファストの手を引いてこの場を離れようとする

[メイン] ライナス=フォード : 「……行こう」

[メイン] エドナ : 「…行くわよ、ベルファスト」
小声でささやく

[メイン] ベルファスト : 「…仰せのままに」
声の方を警戒しつつ

[メイン] ライナス=フォード : ライナスは足早に進み、ホールを素通りし門の外まで移動する

[メイン] ライナス=フォード : 「すまない。……不注意だった」

[メイン] ベルファスト : 「いえ…しかし、ライナス様もお聞きになっていた…ということでよろしいのでしょうか」

[メイン] エドナ : 「あなたはワタシ以上にオカルト好きみたいだからね」
「気持ちはわからないでもないわ」

[メイン] ライナス=フォード : 「ああ。だが……聞いたかい。まるで僕たちを殺すことに何の躊躇いも感じないような冷たさがあった」

[メイン] ライナス=フォード : 「殺気って言うのかな。……探偵小説の読み過ぎなんかでは、決してないよ」

[メイン] エドナ : 「こんなに人がいる場所なのに…それが本当だとしたら物騒ね」

[メイン] ライナス=フォード : 「うん。……霊能者に呪われたら、事だ。今日はもう帰ろう。辻馬車を探してくるよ」

[メイン] ベルファスト : 「…感謝いたします。お嬢様もそれでよろしいでしょうか」

[メイン] エドナ : 「ええ、大丈夫よ」

[メイン] ライナス=フォード : ライナスはエドナとベルファストを庇う様に立ち、正門から通りまで歩いて行く

[メイン] 謎の少女 : 「もし」 

[メイン] ライナス=フォード : 「え?何か?」

[メイン] ライナス=フォード : ライナスが立ち止まる

[メイン] KP : そこには黒い婦人帽を目深に被った10代中ごろの少女が立っていた

[メイン] KP : 上質な衣装から上流階級の令嬢の様だ ライナスは彼女に呼び止められたのだ

[メイン] ベルファスト : 「……?」

[メイン] ライナス=フォード : 「ああ、危ないよ。……すまない、私達は急いでいてね、誰か人を……」

[メイン] エドナ : 「(誰かしら?)」

[メイン] KP : ライナスが言うが早いが、少女は突如跳ねたゴム毬のように飛び上がる!

[メイン] 謎の少女 : そして右手でライナスの喉に手を当てる

[メイン] 謎の少女 : 君たちはその瞬間をはっきりと目撃するだろう

[メイン] ベルファスト : 「っ…!?」

[メイン] 謎の少女 : 少女の手の甲には「乱杭歯を突き出した開いた口」の紋様が刻まれている

[メイン] 謎の少女 : ライナスの喉元はまるで獣にでも噛みつかれたように傷付き

[メイン] エドナ : 「なっ…!?」

[メイン] ライナス=フォード : 驚愕の表情のまま…

[メイン] ライナス=フォード : 絶命している

[メイン] KP : 友人を目の前で失った君たちは……

[メイン] KP : 正気度判定だ(1/1D4)

[メイン] ベルファスト : ccb<=55 SAN (1D100<=55) > 87 > 失敗

[メイン] エドナ : CCB<=45 (1D100<=45) > 64 > 失敗

[メイン] エドナ : 1d4 (1D4) > 1

[メイン] ベルファスト : 1d4 (1D4) > 3

[メイン] system : [ エドナ ] SAN : 45 → 44

[メイン] system : [ ベルファスト ] SAN : 55 → 52

[メイン] ライナス=フォード : 「──────……」

[メイン] 謎の少女 : ライナスを殺害した黒衣の令嬢は、残された女性二人へと、振り向く

[メイン] エドナ : 「…!?ちょっと!ライナス!?」

[メイン] 謎の少女 : 彼女の右手は返り血に濡れ、帽子の下の口元は、愉悦に歪んでいる

[メイン] ベルファスト : 「……………!」

[メイン] 謎の少女 : そして令嬢が再びその足に力を籠め、跳躍せんとしたその時

[メイン] ベルファスト : 「…お嬢様、私の後ろに…!」

[メイン] KP : 1発の銃声が轟き

[メイン] 謎の少女 : 「!」令嬢はその場に崩れ落ちる

[メイン] KP : 銃声はウェアリントンホールの向かいの建物からの様だ

[メイン] KP : そこから男性の声が響く

[メイン] KP : 「早く逃げるんだ!」

[メイン] ベルファスト : 「…………っ…!」

[メイン] 謎の少女 : 銃撃された黒衣の令嬢が壊れた操り人形のように起き上がろうとする

[メイン] 謎の少女 : 隣家から更なる銃撃が令嬢に命中するが、意に介したそぶりはない

[メイン] KP : 「時間はない!お早く!」と男の声が続く

[メイン] エドナ : 「…逃げるわよ!ベルファスト!」

[メイン] ベルファスト : 「はい!こちらへ…!」

[メイン] 謎の少女 : 「……!」

[メイン] エドナ : ベルファストの方へ駆け寄る

[メイン] KP : ──────君たちはこの窮地を脱することが出来た

[メイン] KP : 夜の街を逃げる婦人は、そう間を置かず、警官に保護されるだろう

[メイン] KP : 簡単な現場検証を行った警官が零した言葉を、君たちは耳にするかもしれない

[メイン] 警官 : 「……また殺人か!?」「連続殺人じゃないだろうな……」「いや、だがこの手口は」

[メイン] 警官 : 「だが、またウェストミンスターだぞ……」「もし噛まれて死んでたら……連続殺人で決まりかもな」

[メイン] KP : 君たちは警官に保護され、送り届けられることだろう

[メイン] KP : その際、こう言われる

[メイン] 警官 : 「申し訳ありませんが、もう少し詳しくお話をお聞きしたく……ですが、大変なことが起きたばかりで」

[メイン] 警官 : 「しかしながら、一刻も早く犯人を見付けるためです……。明日、スコットランドヤードにお越しください」

[メイン] 警官 : 「その際に捜査主任がお話をお伺いすることになるかと」

[メイン] ベルファスト : 「………。私がお話しいたしますので、お嬢様はご無理を…」

[メイン] エドナ : 「…ワタシも面倒ごとは嫌いだからそうしたいけど、知り合いが殺されたからね…できることがあるなら協力したいわ」

[メイン] 警官 : 「ありがとうございます。……ご友人は、貴女方をお守りになった」

[メイン] ベルファスト : 「……承知いたしました」

[メイン] 警官 : 「立派なお方です」と警官が頭を下げ、現場へと戻っていった

[メイン] KP :  

[メイン] KP : では時間は再び4/2の夕暮れだ

[メイン] KP : 昨夜の話をするためにスコットランドヤードを訪れていたレディ・エドナとベルファスト嬢だが…

[メイン] KP : どうも署内が慌ただしくなっているようだ

[メイン] KP : そして署を出る準備をしていたヴィンセント君のところへ部下がやってくる

[メイン] 警官 : 「あの、捜査主任!」

[メイン] ヴィンセント : 「いかがしましたか?」

[メイン] 警官 : 「昨夜の事件の関係者……目撃者のお嬢様はいかがしましょう」

[メイン] ヴィンセント : 「しまった、急を要するとのことで駆けだしてしまいしたね……」

[メイン] 警官 : 「……あと、ですが」

[メイン] 警官 : 「どうも記者が先程から居座っていまして……どうもヴィンセント捜査主任を出してくれと」

[メイン] 警官 : 「知り合いだ……と言ってます。トーリ、と名乗っているそうですが」

[メイン] ヴィンセント : 「……彼ですか」

[メイン] ヴィンセント : 「ええ、私の知り合いです……仕方ない、タイミングは悪いですが私が応対しましょう……」

[メイン] 葵トーリ : 署の外から
「おーいいるんだろーヴィンセントー!!」

[メイン] ヴィンセント : 「相変わらず元気そうで…」

[メイン] ヴィンセント : 「ええ、いますとも!どうぞこちらへ!」
署の外へ声を張り上げる

[メイン] 葵トーリ : 「いやーいつもありがとう。どうもどうも」

[メイン] ヴィンセント : 「……あなたのフットワークの軽さには私も助けられておりますので……」

[メイン] 葵トーリ : 「聞いたかYO!世にも恐ろしい殺人事件のことを。噂じゃオマエが担当なんだろ。何か教えてくれよ~」

[メイン] ヴィンセント : 「その件ですか…………」
「申し訳ないのですが、今はあまり悠長に話している場合でも無いのですよ」

[メイン] ヴィンセント : 「少々、事態が切迫していましてね」

[メイン] 葵トーリ : 「お、おう邪魔はしないから情報横流しするだけでいいから…」
「とりあえず目撃者を教えてくれよ」

[メイン] ヴィンセント : 「ええ。ひとまず、事件の目撃者がいらっしゃっているようなので話を聞きにいこうと思います」

[メイン] ヴィンセント : 「トーリくんも付いてきますか……と言っても、断っても聞いてくれないのでしょうが」

[メイン] 葵トーリ : 「いつもお世話になっておりますな。こんど小包で安いワインでも送るよ!」

[メイン] ヴィンセント : 「ハハ……期待していましょう」

[メイン] ヴィンセント : ということでレディ・エドナ達の元に合流しますか

[メイン] 葵トーリ : そうだな

[メイン] ヴィンセント : では合流!二人の前に顔を出しましょう

[メイン] KP : では君たちはヤードの一室で合流を果たした

[メイン] ベルファスト : 「…あら、てっきりお一人に対応いただくものとばかり」

[メイン] エドナ : 「アナタが担当の刑事さん…?」
ヴィンセントを見てからトーリの方を見て
「(…後ろの人は刑事には見えないわね)」

[メイン] ヴィンセント : 「貴女方が、昨夜の事件の……私が捜査主任のヴィンセントです」

[メイン] ヴィンセント : 「失礼、彼は……ううむ、どう説明したものか」
トーリの方を向き

[メイン] 葵トーリ : 「偉大なメモ係のトーリだ!普段は記者をしてるよ!」

[メイン] ベルファスト : 「…なるほど。あなたが件のヴィンセント様なのですね」

[メイン] エドナ : 「…部外者じゃないの?どうなってるのかしら」

[メイン] ヴィンセント : 「……今回の事件は如何にも怪奇で……人手も見ての通り、不足している」
慌ただしい署内を示しながら

[メイン] 葵トーリ : 「おいおい姉ちゃん!俺にメモを取らせたらイギリスで1番だぜ」

[メイン] ヴィンセント : 「猫の手も借りたい状況であり、その手がトーリくんなのです……貴女方からすれば幾らか納得のいかないこともあるでしょうが……」

[メイン] エドナ : 「そんなメモ係なんて聴いたこともないけど…まぁ良いわ」

[メイン] ベルファスト : 「…あまり馴れ馴れしくお嬢様を揶揄わない方が身の為かと」

[メイン] 葵トーリ : 少し身を引く

[メイン] ヴィンセント : 咳払いを一つ

[メイン] ヴィンセント : 「……では改めて、お話をお聞かせいただいてよろしいでしょうか?」

[メイン] ベルファスト : 「……はぁ」

[メイン] エドナ : 「…そうね」

[メイン] ベルファスト : 「…エディンバラ級二番艦、ベルファスト。この通り、エドナお嬢様のメイドを務めさせていただいております」

[メイン] ヴィンセント : 「二番艦……??」

[メイン] 葵トーリ : 「二番館っと」

[メイン] ベルファスト : 「……いえ、あまりお気になさらず。本質的な事象ではございませんので」

[メイン] ヴィンセント : 「は、はあ……失礼。耳慣れない言葉だったものでして」

[メイン] ヴィンセント : 「では、レディ・エドナにベルファスト嬢。昨夜あった事件についてお聞かせ願います」

[メイン] エドナ : 「ええ、昨日のことを話すわ、ベルファストも補足をお願い」

[メイン] ベルファスト : 「承知いたしました」

[メイン] ヴィンセント : 「トーリくん、しっかりと記録お願いしますね……」

[メイン] 葵トーリ : 腕まくりをする
「ドーンと任せてくれ」

[メイン] エドナ : 昨日の出来事を話したわ

[メイン] ベルファスト : 適度に補足いたしました

[メイン] ヴィンセント : ふむふむと頷きながら頭に入れました

[メイン] 葵トーリ : メモの完成だぜ

[メイン] ヴィンセント : 「やはり、話にあるのと似通った手口だ……」
託された資料と話を比べながら頷く

[メイン] 葵トーリ : 「間違いなく同一犯に見えるよな」

[メイン] ベルファスト : 「……同一犯、とは?」

[メイン] エドナ : 「他にも同じような事件が…?」

[メイン] ヴィンセント : 「凄惨な事件でしたが、よくぞ見届け、話してくれました――と」

[メイン] ヴィンセント : 「これは話していいものか…ううむ」

[メイン] ヴィンセント : 「……いえ、どの道すぐに紙面に載るでしょうか……」

[メイン] 葵トーリ : 「言っちゃいなYO」

[メイン] ベルファスト : 「……そういえば、居合わせた警官の方が連続殺人…やら、もし噛まれて死んでいたら…やらおっしゃっているのを拝聴したような」

[メイン] ヴィンセント : 「連続殺人が起きているのですよ、このロンドンではね」
「被害者は共通して、無惨に獣に食い散らかされたかのような遺体となって発見されている」

[メイン] 葵トーリ : 「お~~テリブル」

[メイン] エドナ : 「物騒ね、警察はちゃんと仕事してるのかしら?」

[メイン] ベルファスト : 「………」

[メイン] ヴィンセント : 「それを言われるとお恥ずかしい……」

[メイン] ヴィンセント : 「ですが、力の限り速やかに解決することを誓いましょう」

[メイン] 葵トーリ : 「解決して記事の1面を飾ってくれよな!」

[メイン] エドナ : 「そうね、できれば私の友人が被害に遭う前に解決して欲しかったけど」

[メイン] ヴィンセント : 「……大変申し訳ございません。犠牲者が続かぬよう、全霊を尽くしましょう」

[メイン] 警官 : そこに警官が耳打ちを

[メイン] ヴィンセント : 「さて、申し訳ないのですが私には次の行動が差し迫って……また新たな遺体が発見されたので、現場へ向かわないといけないのです」

[メイン] ヴィンセント : 「!」

[メイン] 警官 : 「捜査主任」

[メイン] 警官 : 「どうやら昨夜の……ライナス氏殺しでは確かに死因は首の噛み傷だったのですが」

[メイン] ヴィンセント : 「失礼」
3人の方に掌をかざし、警官の話に耳を傾ける
「……ふむ」

[メイン] ベルファスト : 「………。しかし、本当に信じていただけたのですか?10代ほどの少女が、手の甲についた口の紋様で喉に噛み付いた…などといった荒唐無稽な話を」

[メイン] 警官 : 「……死体損壊の噛み傷は無かったようです。レストレード警部は恐らく、すぐに野次馬が集まり時間が無かったか……別の用事があったのでは、と」

[メイン] エドナ : 「実際に見たワタシたちが信じられないものね」

[メイン] 警官 : 「しかし、今日起こった事件では死体はボロボロになっている……と第一報では」と警官が下がる

[メイン] ヴィンセント : 「何だと……?」

[メイン] ヴィンセント : 「……ふむ。頭に入れておきましょう」

[メイン] ヴィンセント : 「お二人の話ですが、私は信用します……確かに、にわかには信じがたいですが」

[メイン] ヴィンセント : 「職業柄、嘘をついているかどうかは目を見ればわかるものですよ」

[メイン] 葵トーリ : (そのまま書いてたけど怖いなーという顔)

[メイン] ベルファスト : 「あら」

[メイン] ヴィンセント : 「そして、嘘でないなら確実に証言には有為な情報が潜み、信用するだけの価値がある……」

[メイン] エドナ : 「ふーん」

[メイン] ヴィンセント : 「失礼、長く話し過ぎました」

[メイン] ヴィンセント : 「私はこれにて現場検証に行こうと思いますが……ご協力、誠に感謝します」

[メイン] 葵トーリ : 「レディにはキツイ現場かもしれないけど俺は見に行かせてもらうぜー」

[メイン] ヴィンセント : 「……しかし、私の認識と実際に起きた事件と……少々齟齬があるようだ」
警官の話を思い返して

[メイン] ベルファスト : 「………」

[メイン] ヴィンセント : 「是非とも、より詳しくお二人の話を聞いていきたいところなのですが……如何せん、時間がありません」

[メイン] ヴィンセント : 「大変、こちら本位のお願いになってしまいますが……現場まで移動しながらお話を聞かせていただくことはできるでしょうか?」

[メイン] ヴィンセント : 「率直に言えば、同行願いたい」

[メイン] ベルファスト : 「……しかし…」
エドナの方をちらりと見る

[メイン] エドナ : 「さっきので全部話したつもりだけど…」

[メイン] エドナ : ベルファストの方を見て頷き
「しかたないわね、ベルファストもついて来てくれる?」

[メイン] ベルファスト : 「え、ええ…私はいつでもご一緒して差し上げるおつもりですが…よろしいのですか?」

[メイン] エドナ : 「正直面倒だけど、ライナスのためになにかしてあげたいからね」

[メイン] ベルファスト : 「…お嬢様」

[メイン] エドナ : 「ベルファストは無理についてこなくても良いのよ?ワタシがやりたいだけだから」

[メイン] 葵トーリ : (優しい子なんだな)

[メイン] ベルファスト : 「いえ。このベルファスト、いざと言う時に奮闘されているお嬢様のお力添えができずにメイド長を名乗るなどという烏滸がましいことができましょうか」

[メイン] ヴィンセント : 「では、お二方も同行いただけるということで……こちらの力不足のためにご迷惑をおかけします」
深く頭を下げる

[メイン] エドナ : 「そう、それなら付き合ってもらうわよ」

[メイン] ベルファスト : 「お気になさらず。…それに、犯人が令嬢の少女だった場合…私たちのような社会的立場を調査のお役に立てられるかもしれませんから」

[メイン] ベルファスト : 「かしこまりました、お嬢様」

[メイン] ヴィンセント : 「ありがたい……貴方たちのような市民の鑑がいることを誇りに思います」

[メイン] ヴィンセント : 「では、さっそくで申し訳ないのですが現場へ赴きましょう」

[メイン] 葵トーリ : 「よし行くぞ~~~」

[メイン] 葵トーリ : 「へい辻馬車!」

[メイン] KP :  

[メイン] KP : 辻馬車に揺られ、君たちは事件現場であるウェストミンスターへと着いた

[メイン] KP : 夕暮れのウエストミンスターは帰路に着く人々と、それを目当てにした商売人とで賑わっていた

[メイン] KP : 街路では馬車が行き交い、靴磨き職人たちが紳士の革靴についた一日の汚れを綺麗に落とす

[メイン] 林檎売り : 「りんご!りんごでーす!お1ついかがですか、喉の渇きに林檎を!」

[メイン] KP : 少女が林檎でいっぱいの籠を持って精一杯の声を上げて行商し

[メイン] KP : その傍らをはしっこい少年が、バッグから取り出した号外を片手に駆け抜け大声を上げる

[メイン] 新聞売り : 「号外~!号外~!」

[メイン] 新聞売り : 「殺人だよ!レディ=マーダーの殺人だよ!さぁ、買った買ったー!」

[メイン] KP : そして君たちはそんな街路の奥に現場を守る警官の姿を見つけるのだった

[メイン] ヴィンセント : 「ウェストミンスター……相変わらずの賑わいだ」

[メイン] ヴィンセント : 「おっと、向こうに同輩の姿が……あちらですか」

[メイン] 新聞売り : 「おおっと、しんししゅくじょのみなさまがた!」新聞売りが単語の響きだけ覚えたような呼びかけをする

[メイン] 新聞売り : 「新聞、どうだい?」

[メイン] ヴィンセント : 「おや」
視線を下におろす

[メイン] 葵トーリ : 「俺に新聞を売ろうっていうのかよ!一部おくれよ」

[メイン] 新聞売り : 「毎度!レディ=マーダー事件の号外一番乗りだぜ!」

[メイン] 新聞売り : と数枚の紙を纏めたものを渡してくる

[メイン] 新聞売り : 新聞の内容は飛ばし記事だ

[メイン] 新聞売り : ウェストミンスターの殺人事件が、5年前のレディ=マーダー事件の再来

[メイン] 新聞売り : そんな憶測だらけの、詳細な調査もされていないものだ
しかも、喉頭部への噛み千切られたような傷跡以外の共通点も書かれていない

[メイン] 新聞売り : しかし当時は当時はこんな号外が貴重な情報でもあった

[メイン] 葵トーリ : 「へ~!」

[メイン] KP : 詳細を知るなら…警察や新聞社、図書館で調査が必要だろうね

[メイン] 新聞売り : 「またなんかあったら御贔屓に~!」と新聞売りは走り去っていく

[メイン] ベルファスト : 「……この件と似た事件が、5年前にも?」
供述を止め、新聞をちらりと覗き込む

[メイン] ヴィンセント : 少し微笑んでトーリと新聞売りのやり取りを眺めていたがその言葉に視線を動かす

[メイン] 葵トーリ : 「そう書いてるけど…誰か5年前の事件覚えてるか~?俺忘れてるぜー」
と新聞を皆に見えるようにする

[メイン] ヴィンセント : 「私も詳細は記憶になく……」

[メイン] エドナ : 「5年前はわからないわね」

[メイン] ヴィンセント : 「トーリくん、君の新聞社ならば当時の資料もあるのではないでしょうか」

[メイン] 葵トーリ : 「そうだな!これ終わったら行ってみるか」

[メイン] ヴィンセント : 「ええ、今は現場へ向かいましょうか」

[メイン] KP : では君たちを現場保存していた警官が出迎える

[メイン] ヴィンセント : 「ご苦労様です」

[メイン] 警官 : 「お疲れ様です!」敬礼!

[メイン] 警官 : 「捜査状況は、こちらになります」

[メイン] ヴィンセント : 「ふむ……」

[メイン] 警官 : 「現状わかっていることは、以上です。現場検証も周辺の聞き込みもまだですが……」

[メイン] 葵トーリ : 手で目を隠し隙間から見ている

[メイン] ヴィンセント : 「……なるほど、感謝します」

[メイン] KP : 細かく死体検分しなければ、正気度判定は発生しないよ

[メイン] ヴィンセント : 「では、私の方で現場検証を務めましょう……」
「ショッキングな光景を見る可能性がありますが、貴方たちも来ますか?」

[メイン] 葵トーリ : 「俺まだ被害者のこときちんと見れてねぇから見せて貰うよ」

[メイン] ベルファスト : 「あまりお嬢様を危険な場所に向かわせてしまうことには気乗り致しませんが…お嬢様のご意向のままに」

[メイン] エドナ : 「乗りかかった船だからワタシも見ておくわ」

[メイン] KP : では

[メイン] KP : 君たちは死体を検分することとなった
顔、二の腕、脇腹が醜くも無惨に齧り取られた死体を…!

[メイン] KP : 正気度判定だ 一度ダイスを振ったヴィンセント君以外は

[メイン] 葵トーリ : CCB<=55 (1D100<=55) > 100 > 致命的失敗

[メイン] KP : 1/1D4の判定だよ

[メイン] エドナ : CCB<=44 (1D100<=44) > 61 > 失敗

[メイン] ベルファスト : ccb<=52 SAN (1D100<=52) > 89 > 失敗

[メイン] エドナ : 1d4 (1D4) > 2

[メイン] 葵トーリ : 1d4 (1D4) > 4

[メイン] ベルファスト : 1d4 (1D4) > 3

[メイン] system : [ エドナ ] SAN : 44 → 42

[メイン] system : [ 葵トーリ ] SAN : 55 → 51

[メイン] system : [ ベルファスト ] SAN : 52 → 49

[メイン] KP : では観察に役立つような技能があれば、判定してみようか

[メイン] ヴィンセント : 見分色の覇気・皇

[メイン] 葵トーリ : 死体から伝わってくれぜ~

[メイン] ヴィンセント : ccb<=80 死体見分色 (1D100<=80) > 93 > 失敗

[メイン] 葵トーリ : CCB<=80 感情の伝播 目星聞き耳図書館 (1D100<=80) > 83 > 失敗

[メイン] ヴィンセント : 🌈

[メイン] 葵トーリ : 🌈

[メイン] エドナ : ポンコツしかいないわね

[メイン] ベルファスト : 🌈

[メイン] エドナ : CCB<=80 目星 (1D100<=80) > 81 > 失敗

[メイン] 葵トーリ : 🌈

[メイン] エドナ : ワタシもだった🌈

[メイン] ベルファスト : 「……はぁ…」

[メイン] ベルファスト : ccb<=90 対空レーダー (1D100<=90) > 84 > 成功

[メイン] KP :

[メイン] 葵トーリ :

[メイン] KP : では些か戦闘にも慣れているベルファスト君は

[メイン] KP : この傷跡を見て思い付いた

[メイン] KP : これは、何らかの挑発行為なのではないか

[メイン] ベルファスト : 「……嘲笑っているようですね、まるで」

[メイン] ヴィンセント : 「何ですって?」

[メイン] KP : そんな現場にとある人物が訪れる

[メイン] 葵トーリ :

[メイン] ヴィンセント : 「!」

[メイン] フォレスター医師 : 人の良さそうな白衣の老齢の紳士だ 警官に連れられて登場する

[メイン] ベルファスト :

[メイン] フォレスター医師 : 「はいはい、どいておくれ」

[メイン] 警官 : 「捜査主任、こちらが担当されるフォレスター先生です」

[メイン] フォレスター医師 : 「おー。こりゃまたひどい……」

[メイン] ヴィンセント : 「成程、警部からお話は…失礼しました」
身を引く

[メイン] フォレスター医師 : 「ああ、どうも刑事さん。すまんが今忙しくてね、急患が何人も……」

[メイン] フォレスター医師 : と挨拶もそこそこに死体を検分

[メイン] ヴィンセント : 「いえ、そのような中ご協力いただき本当にありがたい…」

[メイン] フォレスター医師 : 急いで診療所まで運ぶよう警官に指示し、帰ろうとします

[メイン] フォレスター医師 : 「明日の夕方にはまとめておこう」

[メイン] フォレスター医師 : 「診療所まで来てくれんかね。ここの近所だし、それが早くて楽だろう。お互いにね」

[メイン] ヴィンセント : 「分かりました。そのように」

[メイン] ヴィンセント : 「お忙しい中、感謝します」

[メイン] 葵トーリ : 「よろしくなー!」

[メイン] フォレスター医師 : 「ああ。任された仕事はキチンと」

[メイン] フォレスター医師 : 「それが大人というものだ」そう言ってすたすたと早足で帰っていった

[メイン] ヴィンセント : 「頼りになる協力者です」背中を見送る

[メイン] 葵トーリ : 「かっこいいなーあのお医者さん」

[メイン] ベルファスト : 「……せわしないのですね」

[メイン] KP : そろそろ日も落ちてしまう
聞き込みでもしておこう

[メイン] ヴィンセント : わかりました

[メイン] ヴィンセント : 「さて、続いて聞き込みでしたか……行くことにしましょう」

[メイン] KP : それぞれ各々の得意な方面で聞き込みしてみてくれ

[メイン] KP : 周囲は帰路に着く住民でいっぱいだから 相手には困らないよ

[メイン] 葵トーリ : 「人がいっぱいいるなー知ってそうな人はーっと」

[メイン] ベルファスト : どんな方がいらっしゃいますか?

[メイン] KP : 老若男女、貧民層から貴族の家から使いで出ているだろう使用人まで
様々な人間で賑わっているネ

[メイン] ヴィンセント : 好きなタイプに聞き込みしていい、ということですね

[メイン] 葵トーリ : 俺は新聞小僧に聞いてみるか
きっといつもこの辺で売ってるだろう

[メイン] ベルファスト : では、貴族の方に事情を知っていそうな方がないかお探ししましょうか
あるいは件の少女をご存知の方もいらっしゃるかもしれません

[メイン] 葵トーリ : 「へいボーイ!この辺のことをお兄さんに話して見な」

[メイン] ヴィンセント : では二人の調査が終わり次第、私は意味ありげな林檎売りの少女に話を聞きましょうかね…

[メイン] 新聞売り : 「……なんだぁ?話ってのもなァ」さささっと近付き、影で掌を差し出す

[メイン] 新聞売り : 判定どうぞ

[メイン] 葵トーリ : CCB<=80 武蔵総長 信用と説得 (1D100<=80) > 21 > 成功

[メイン] 葵トーリ : 「ほらこれで話したくなっただろ」
と小銭を握らせる

[メイン] 新聞売り : 「……どもども」にっと笑う

[メイン] 新聞売り : 「ま、同業っぽいしいいか。……この辺ねぇ」

[メイン] 葵トーリ : 「ふんふん」

[メイン] 新聞売り : 「そうだな……ま、アンタも殺しを追ってるんだろ。ならこのネタかな」

[メイン] 新聞売り : 「殺されたフィッツロイだけど、直前まで揉めてたぜ」

[メイン] 葵トーリ : 「ホントか!相手は見たかよ」

[メイン] 新聞売り : 「どうも酔っ払いに絡まれてた、お貴族様の令嬢を助けてたみたいだ」

[メイン] 新聞売り : 「最近この通りでよく見かけるんだよ」

[メイン] 葵トーリ : 「酔っ払いを?」

[メイン] 新聞売り : 「きれいなブロンドの、黒い手袋の令嬢の方」

[メイン] 葵トーリ : 「へ~!」

[メイン] 新聞売り : 「ま、酔っ払いとフィッツロイは喧嘩にもならず別れて……」

[メイン] 新聞売り : 「それですぐだったか?死体で見つかって大騒ぎさ」

[メイン] 新聞売り : 「どうだい旦那?お釣はいらないだろ?」

[メイン] 葵トーリ : 「よく覚えてるじゃねぇか!そのうち新聞記者になれるぜ」
「もちろん釣りはいらないよ!」

[メイン] 新聞売り : 「どーも」

[メイン] KP : じゃあベルファスト嬢の方に行こうか

[メイン] ベルファスト : 承知いたしました

[メイン] KP : 何を調べるかね?判定もどうぞ

[メイン] ベルファスト : 聞き込みは4/2の事件現場周辺でしょうか?
そうなるとそれに限ったお話ということになるのでしょうか

[メイン] KP : 3/31の事件も場所は近いと言うか同じだよ

[メイン] ベルファスト : ふむ…屋敷の買い物、質屋店主…となると、被害者の身元に詳しい貴族の方がいらっしゃるかもしれませんね

[メイン] KP : ではそのような形で
技能はあるかな?

[メイン] ベルファスト : ロイヤルの威光によって貴族階級の信頼を得てご覧にいれましょう

[メイン] ベルファスト : 「…失礼。ご機嫌麗しゅうございます」
「この辺りにいらっしゃれば、先の事件についてお聞きしていると存じますが…どうもこの件で貴族階級の権威に瑕疵が生じるとの噂が流れていまして。同じ階級を持つものとして、ご協力に預かりたいのですが」

[メイン] 女性 : 「あら?」

[メイン] 女性 : 「まぁ……私は構わないけれど。どちらの家の方かしら」

[メイン] 女性 : 信用を得れば、話してくれそうだ

[メイン] KP : なにか技能やアイデアがあったらどうぞだよ

[メイン] ベルファスト : ccb<=80 ロイヤルの威光 (1D100<=80) > 65 > 成功

[メイン] 女性 : 「まぁ、貴女にならお話しても大丈夫でしょう」

[メイン] 女性 : チラリ、と奥に控えるエドナを見る

[メイン] 女性 : 「……あの一家にお仕えなら、ええ」

[メイン] エドナ : なによ、といった感じでにらみ返す

[メイン] 女性 : 「とはいえ……殺されたという使用人も、質屋を開いていたジェイベズも、恨みを買うような人間では無いわ」

[メイン] 女性 : 「殺された日だってジェイベズは……貴族の令嬢に道を教えていたわ。親切な人だったもの」

[メイン] KP : と教えてくれる

[メイン] KP : その令嬢は、黒い手袋の金髪だったそうだよ

[メイン] ベルファスト : 「ふむ…」

[メイン] ベルファスト : ちらり、とエドナの方を振り返ってから
「…ご協力感謝いたします。貴女方の行く先に繁栄あらんことを」

[メイン] ベルファスト : 恭しくお辞儀を

[メイン] 女性 : 「ええ、貴女も健やかに」

[メイン] KP : そろそろ霧の都に夜の帳が降り、ガス灯に明かりが点く時間が近づいてきた

[メイン] KP : 野外で活動できるのもそろそろ限界だね

[メイン] KP : ではヴィンセント君は、何か聞くことがあるのかな?

[メイン] 林檎売り : 林檎売りの少女も帰り支度を進めている頃合いだね

[メイン] ヴィンセント : ふむ…

[メイン] ヴィンセント : 「失礼、お嬢さん」
と声をかけにいきましょう

[メイン] 林檎売り : 「……は、はい?」

[メイン] 林檎売り : 「ああ、すいません。りんごですか?!」と急いで籠を用意する

[メイン] ヴィンセント : 「……」
「……そうですね、4つお願いしましょう」

[メイン] ヴィンセント : そして用意する間に

[メイン] 林檎売り : 「ありがとうございます」

[メイン] ヴィンセント : 「あなたは、いつもこの辺りで林檎売りを?」

[メイン] 林檎売り : 「……ええ。この通りは人も多いですし、喉が渇く方も多いだろうと」

[メイン] ヴィンセント : 「若いように見えますが…素晴らしい利発さですね」

[メイン] 林檎売り : 「いえ、働かないと食べれませんから」

[メイン] ヴィンセント : 「ふむ……ご立派です」
「では、この辺りで起きた事件のことも、何かご存じないでしょうか」

[メイン] 林檎売り : 「えぇと……」

[メイン] 林檎売り : ではなにか技能あれば

[メイン] ヴィンセント : 警官の信用を見せてやりますよ

[メイン] ヴィンセント : ccb<=80 信用 (1D100<=80) > 27 > 成功

[メイン] ヴィンセント : 「私、これでも警官でしてね……ぜひ、お話を伺いたい」

[メイン] 林檎売り : 「……わかりました」

[メイン] 林檎売り : こくりと頷いて話す

[メイン] ヴィンセント : 「治安を守り、あなたの順風満帆な商売をお守りしましょう」

[メイン] 林檎売り : 「死んでしまった方が酔っ払いの方と揉めていらっしゃったそうですが……その方々は」指をさす

[メイン] 林檎売り : 「あちらの裏路地の大工さんたちです。身元……って言うんですか、そういうのは一応ちゃんとした人たちですよ」

[メイン] ヴィンセント : 「成程」
誘導されたとおりに視線をやり

[メイン] ヴィンセント : 「では後ほど、彼らにも話を聞いてみましょう。次につながる、とても大切な情報です……ありがとうございます」

[メイン] 林檎売り : 「いえ……商売できるのも、ヤードの皆さんのおかげです」

[メイン] 林檎売り : 「お役に立てたなら……よかった。では、私はこれで」と少女は去っていく

[メイン] ヴィンセント : 「おっと、代金を」
本来の3倍ほど余分に支払っておきます

[メイン] ヴィンセント : 「時間を取らせましたね、申し訳ありません」

[メイン] 林檎売り : 「……ありがとうございます」深く頭を下げ、走り去っていった

[メイン] ヴィンセント : 聞き込み終了ですね

[メイン] KP : わかった

[メイン] KP : 本格的に日が沈んでいく…

[メイン] KP : 通りを行く人々も、段々と足早に、自宅へと帰ろうと急ぎだした

[メイン] KP : 今日のところは、そろそろ家に帰らなくてはいけないが…

[メイン] KP : どうだろう、エドナ君

[メイン] KP : 貴族の特権を使って、調べ物でもいかがかな?

[メイン] エドナ : じゃあ医者の所に行ってみるわ

[メイン] KP : ほほう よろしい

[メイン] KP : フォレスター医師のところだね

[メイン] エドナ : そうね

[メイン] KP : では君が尋ねると……フォレスター医師は資料を纏めているところだね

[メイン] フォレスター医師 : 「おや……?」

[メイン] フォレスター医師 : 「どうなされた、レディ。貴女ほどの方は、掛かりつけどころか侍医を館に呼びつけるものでは」

[メイン] エドナ : 「いえ、アナタにしかできない話だから」
「…検死はどの程度進んでるの?」

[メイン] ベルファスト : ベルファストはお嬢様の後方で侍っております

[メイン] フォレスター医師 : 「ふむ」

[メイン] フォレスター医師 : 「……連続殺人とのことなのでね。共通点を洗っているところです」

[メイン] フォレスター医師 : と寝台に寝かされている、布が掛けられた3つの死体を見下ろす

[メイン] エドナ : 「それで何かわかったの?」

[メイン] フォレスター医師 : 「面倒ですが……5年前の事件も比較しろと資料を押し付けられたのでね」

[メイン] フォレスター医師 : 「今日の分の急患と往診がようやく終わったので、これから」

[メイン] フォレスター医師 : 「夜に終わらせてしまいますよ」

[メイン] KP : という訳で医者はまだ仕事中だよ

[メイン] エドナ : 「ふーん…それならワタシが死体を見ても良いかしら?」

[メイン] フォレスター医師 : 「……あまりお勧めできませんな」

[メイン] フォレスター医師 : 「貴女は高貴な方だ。焦れることもあるでしょうが……人をお使いなさい」

[メイン] フォレスター医師 : 「専門家である私をね。……信用できないとおっしゃるなら、致し方ありませんが」

[メイン] フォレスター医師 : 「言っては何ですが、穢れますよ。……社交界で眉を顰められる未来を見過ごすことは、出来かねる」

[メイン] フォレスター医師 : 「……こちらなら、宜しいでしょう」と医師は手に持っていた資料を差し出してくる

[メイン] エドナ : 「そう?気を遣わせちゃったのなら悪いわね」
「それなら資料を見せてもらおうかしら」
資料を手に取り眺める

[メイン] KP : それは彼が警察に渡された、5年前のレディ=マーダー事件の資料だ

[メイン] KP : 図書館系技能をどうぞ

[メイン] エドナ : CCB<=85 天族 (1D100<=85) > 93 > 失敗

[メイン] エドナ : 🌈

[メイン] ベルファスト : 🌈

[メイン] フォレスター医師 : 「ただ共通点があるからと……そこらの三流記者どころか、ヤードも気になるらしい」

[メイン] フォレスター医師 : 「そちらは返却するという意味も込めて、あの刑事さんに渡して頂きたい」

[メイン] エドナ : 「そうね、ワタシが見ても良くわからないから」

[メイン] エドナ : 「ごめんなさいね、忙しいのに押しかけちゃって」

[メイン] フォレスター医師 : 「構いません。……医者をやっていれば、まぁ解るものです」

[メイン] フォレスター医師 : 「明日また、夕方ごろにお越しを。その際は報告書を拵えます」

[メイン] エドナ : 「ええ、そうさせてもらうわ」
「ベルファスト、帰るわよ」

[メイン] ベルファスト : 「かしこまりました、お嬢様」

[メイン] KP : ではこのイベントは終了だ

[メイン] KP : 4/2……今日はそろそろラストアクションの頃合いだ

[メイン] KP : 最後にどうするかね?

[メイン] KP : 資料を調べるとして、誰がどういう風に調べるかい?

[メイン] KP : 上流階級に話を聞くならエドナ・ベルファストコンビかな

[メイン] KP : 家に帰って落ち着いて読み直したといのなら資料再チャレンジも結構

[メイン] KP : もちろんトーリ君が己の力で過去の文献を当たっても結構結構

[メイン] 葵トーリ : じゃあ新聞社で残業だ~~~~~~!!

[メイン] KP : わかった

[メイン] KP : ではトーリ君は新聞社の過去の記事について

[メイン] KP : 資料室へとやってきたね!

[メイン] KP : 感情チャレンジどうぞ

[メイン] 葵トーリ : 「久しぶりに来たなー資料室。5年前のレディーマーダーについて探すぞ」

[メイン] 葵トーリ : CCB<=80 感情の伝播 目星聞き耳図書館 (1D100<=80) > 17 > 成功

[メイン] KP : 見事!トーリ君は5年前のバックナンバーの新聞を取り出した

[メイン] 葵トーリ : 「あったあった。俺のお楽しみ品の下の隠れてたぜ」

[メイン] KP : トーリ君は〈幸運〉を振りたまえ

[メイン] 葵トーリ : 「明日一番にヴィンセントに教えてやろうっと。驚くぞ~きっと」

[メイン] 葵トーリ : CCB<=55 幸運 (1D100<=55) > 14 > 成功

[メイン] KP : 資料を漁っているトーリ君が珍しかったのか、先輩記者が話しかけてくる

[メイン] 男性  : 「お、なんだトーリ。……珍しいな、勉強か?明日は槍が降るか?」

[メイン] 男性  : 「ん?……レディ=マーダー事件の資料か?」

[メイン] 男性  : 「あれはよくわかんないんだよなぁ。貴族が関わってるスキャンダルっぽいから色々闇に葬ったとか聞くし……」

[メイン] 葵トーリ : 「人生はいつだって学びの…何か知ってるなら教えろよ~」

[メイン] 葵トーリ : 「もしかしてヤバい案件?」

[メイン] 男性  : 「よく解んねぇんだよ。ホームズさんが一気に解決したらしいから取材の時間も無かったんだ」

[メイン] 男性  : 「詳しい話は解決した本人に聞くしか……って言ってもなァ」

[メイン] 男性  : 「ホームズさんは死んじまったからなぁ」

[メイン] 男性  : 「……あ!」

[メイン] 葵トーリ : 「……明日ホームズの知り合いが何か知らないか聞いてみてくるかぁ」

[メイン] 男性  : 「……ワトソン博士なら、何か話を聞いてるかもな」

[メイン] 男性  : 「尋ねてみたらどうだ。……ま、今日はもう遅いけどな」と言って先輩も家に帰ります

[メイン] 葵トーリ : 「俺も帰るかーいやー疲れた疲れた」

[メイン] 男性  : 「戸締りよろしくな」

[メイン] 葵トーリ : 「当たり前よ!」

[メイン] KP : では4/2は終了としようか

[メイン] KP : 4/3の予定、確認しておくかい?

[メイン] KP :  

[メイン] KP : 翌日4/3

[メイン] KP : ヴィンセント君がアポを取ったのかな?

[メイン] KP : 君たちはワトソン博士の自宅を訪れる約束を結ぶことが出来た

[メイン] ヴィンセント : そうですね、ではトーリくんから話を聞いて私がアポを…といった形でよろしいでしょうか

[メイン] KP : 失礼なく、お昼過ぎ頃に尋ねられるだろう

[メイン] KP : ワトソン博士はベイカー街を離れ、ケンジントンに診療所を開いている

[メイン] メイド : 診療所へ着けば、メイドに部屋へと案内される そしてその先には…

[メイン] ワトソン博士 : 「ようこそいらっしゃいました。私がワトソンです。どうぞ、お入りください」

[メイン] ヴィンセント : 「ワトソン博士…突然の訪問ですが、温かく迎えてくださりありがとうございます」

[メイン] ワトソン博士 : 「やぁ、ヴィンセント君。直接こうして言葉を交わすのは初めてだね」

[メイン] ワトソン博士 : 「優秀な刑事と聞く君とお会いできて、光栄だ」

[メイン] 葵トーリ : 「いやほんと恐縮ですよ」

[メイン] ヴィンセント : 「ええ、この機会を大変嬉しく思います……」

[メイン] ワトソン博士 : 「そちらがご友人の……」とトーリに名を尋ねる

[メイン] 葵トーリ : 「記者のトーリです…」

[メイン] ワトソン博士 : 「よろしく、ミスター・トーリ。今度貴方の書いた記事を拝見させてもらおう」

[メイン] ワトソン博士 : 「さて……どうにもお急ぎの要件があるように伺いますが」

[メイン] ワトソン博士 : 「どうなされた」

[メイン] ヴィンセント : 「話が早い…ありがたい」

[メイン] ヴィンセント : 「これに関しては、トーリくんが話を聞いたそうですので……トーリくんからお願いします」

[メイン] 葵トーリ : 「5年前のレディーマーダー事件について聞きたいですよ」

[メイン] ワトソン博士 : 「急ぎ会いたい、という一報を頂けばね……」

[メイン] ワトソン博士 : 「!」

[メイン] ワトソン博士 : レディ=マーダー事件という単語を聞いて、ワトソン博士の顔が固くなる

[メイン] 葵トーリ : 「何かあるって感じだぜ」

[メイン] ワトソン博士 : 「…………」難しい顔で沈黙するが、やがて口を開く

[メイン] ワトソン博士 : 「申し訳ありませんが、その件については真相を明かすと困る方がいらっしゃいます」

[メイン] ワトソン博士 : 「ですので私からお話しできることは……」と視線を落とす

[メイン] ヴィンセント : 「……ふむ……」顎に手をあてる

[メイン] 葵トーリ : 「また似たような死に方をした遺体が見つかってるんだよ。言える範囲で教えてくれよ~」

[メイン] KP : 〈信用〉か〈説得〉か……なにか切っ掛けなどが無ければ、話を聞くのは難しいだろう

[メイン] ヴィンセント : 「……博士にご迷惑をかけるのは大変心苦しい。しかし、私にも早急に事件を解決する義務があります」

[メイン] ヴィンセント : 「何としても、解決に繋がる情報である可能性がある以上、お聞かせ願いたい」

[メイン] ヴィンセント : ccb<=80 信用 (1D100<=80) > 22 > 成功

[メイン] ワトソン博士 : 「……そう、ですか」

[メイン] ワトソン博士 : 「立派な方だ。……ヴィンセント君はレストレード警部の信頼も厚いと聞きます」

[メイン] ワトソン博士 : 「よいでしょう」

[メイン] ヴィンセント : 「!」

[メイン] ワトソン博士 : 深く、椅子に座り直す

[メイン] 葵トーリ : 「!」

[メイン] ワトソン博士 : 「……どうか、他言は無用でお願いいたします」

[メイン] ヴィンセント : 「ありがとうございます」
机に額がつくほど深く頭を下げる

[メイン] ヴィンセント : 「勿論です……トーリくんも、いいですね」

[メイン] 葵トーリ : 「わかってるぜ」

[メイン] ヴィンセント :
微笑む

[メイン] ワトソン博士 : 「ありがとう」

[メイン] ワトソン博士 : 「あくまでも、私がホームズから聞いたことのみとなります。彼は、あの事件に私が関わるのを良しとしなかった」

[メイン] ワトソン博士 : 「よろしいですね」

[メイン] 葵トーリ : 神妙な面持ち

[メイン] ワトソン博士 : 「─────モリアーティ教授という悪魔的犯罪者が作り上げた犯罪組織がありました」

[メイン] ワトソン博士 : 「そこでひとつの計画が、提案されたのです」

[メイン] ヴィンセント : 姿勢を正して聞く

[メイン] ワトソン博士 : 「……子どもの内から教育を施し、犯罪者のエリートを生み出そう、と」

[メイン] ヴィンセント : 少し表情に驚きを滲ませる

[メイン] ワトソン博士 : 「当時はまだ教授の存在までは解りませんでしたが、ホームズはロンドンの闇社会に根を張る犯罪組織を確信しており、調べていました」

[メイン] ワトソン博士 : 「そしてレディ=マーダー事件が起きた時、これは組織的な計画犯罪であると、気付いたのです」

[メイン] ワトソン博士 : 「ホームズがレディ=マーダー事件の痕跡を追っていくと、市街地から離れた上流階級の子どもを集めた格式ある全寮制の女学校に辿り着きました」

[メイン] ワトソン博士 : 「……その女学校の教員である、バーナードなる人物が計画の首謀者であったとのことです」

[メイン] 葵トーリ : (これは大事なとこだな)

[メイン] ヴィンセント : 「……!」

[メイン] ワトソン博士 : 「バーナードはオカルト的な技法を用いて、生徒の中から素質のある子どもを選定した」

[メイン] ワトソン博士 : 「それが、アクシア=エレオノーラ嬢でした」

[メイン] ワトソン博士 : 「彼女は心身ともに優秀な名家の出身。意外性のある暗殺者としてうってつけの人材だったとのことです」

[メイン] 葵トーリ : 「!」

[メイン] ワトソン博士 : 「ホームズはバーナードを追い詰めました」

[メイン] ヴィンセント : 「アクシア嬢……成程」

[メイン] ワトソン博士 : 「しかし奴は、死者を操るという面妖な手段を用いて脱出したというのです」

[メイン] ワトソン博士 : 「その後残されたアクシア嬢は、ホームズの手配した厚生施設に預けられました」

[メイン] ワトソン博士 : 「レディ=マーダー事件が終息したのです」

[メイン] ワトソン博士 : 「あまりの内容ですから、情報が漏れないようにとホームズも色々と動いたようで……私も、彼女についてはこれ以上知ることはありません」

[メイン] ワトソン博士 : 「あるいは」

[メイン] 葵トーリ : 「!」

[メイン] ワトソン博士 : 「事件の舞台となったロイルドヒルにあるスクールは閉鎖となり、今は廃墟となっているようです」

[メイン] ワトソン博士 : 「もしかしたら、今でも、当時の痕跡が残っているかもしれません」

[メイン] ヴィンセント : 「……!」

[メイン] ヴィンセント : 「とても……とても、事件の核心に迫ることができたと思います」

[メイン] ワトソン博士 : 「……お話できるのは、私が知り得たことは、これくらいです。申し訳ない」

[メイン] 葵トーリ : (アクシア…あの時あった少女と同じ名前年齢も似ているな~)

[メイン] ヴィンセント : 「いえ、大変重要なお話でした」

[メイン] ワトソン博士 : 「閉鎖された学校のあるロイルドヒルまでは馬車でも片道2時間は掛かります」

[メイン] ワトソン博士 : 「もし調査に行くのなら、準備を整えて明日がよろしいでしょう」

[メイン] ヴィンセント : 「確かに、話しにくいというのも頷けますが……しかし、私たちを信用してくださり、改めて感謝します」

[メイン] ヴィンセント : 「ありがたいご忠言です。その通りにしましょう」

[メイン] 葵トーリ : 「ホントに助かるぜ!」

[メイン] ワトソン博士 : 「……ホームズ亡き今」

[メイン] ワトソン博士 : 「この大英帝国の闇を暴けるのは、君たちヤードと……」

[メイン] ワトソン博士 : 「好奇心、そして勇気を持ち探索する気概を持つ者でしょう」

[メイン] ワトソン博士 : 「その一助になれたなら……幸いだ」

[メイン] ヴィンセント : 「……探索者、ですか」

[メイン] ヴィンセント : 「それならばまさにトーリくんこそ、相応しいのかもしれませんね」

[メイン] 葵トーリ : 「俺!小さい頃から好奇心だけは人並み以上だねって言われてたからな」

[メイン] ワトソン博士 : 「それは心強い」

[メイン] 葵トーリ : 「でも最後に頼りになるのはヤードだよ!頼むぜヴィンセント!」

[メイン] ヴィンセント : 「ええ、尽力しましょう」

[メイン] ワトソン博士 : 「吉報を、お待ちしておりますよ」

[メイン] ヴィンセント : 「はい、大変な貴重な証言をいただきました……私はこの辺りで」
席を立つ
「後日、事件を解決したらまた御礼に伺います」

[メイン] 葵トーリ : 「さようなら~」

[メイン] KP :  

[メイン] KP : では同時刻の頃合い

[メイン] KP : レディ・エドナとベルファスト嬢は惨劇の記憶もまだ新しいウェアリントンホールの現場までやってきた

[メイン] KP : 改めて日の光のもと見てみれば……恐らく銃を発射した人物がいたであろう

[メイン] KP : ホールの向かいの家が、よく見えた

[メイン] ベルファスト : 「………確か、あちらの家から…でしたね」

[メイン] KP : どうやら空き家となっているらしい

[メイン] ベルファスト : 「……? 人の気配が…ない?」

[メイン] エドナ : 「何かわかるといいんだけど」

[メイン] KP : 貴族相手なら大家も鍵を差し出すだろうネ

[メイン] ベルファスト : …? 集合住宅なのでしょうか?

[メイン] KP : 近いね ホームズの221Bだってハドソン夫人が経営する下宿だ

[メイン] KP : 1階に大家が住んで、2階を貸し出しているだろう?

[メイン] ベルファスト : なるほど…

[メイン] エドナ : 当時の銃の精度がどの程度かわからないけど、2階から撃っても当たるものなのね

[メイン] KP : 精度は時代相応とだけ言っておこうか

[メイン] KP : 中に入るかい?

[メイン] ベルファスト : …空き家とのお話でしたので、あまり躊躇する必要はなさそうですね

[メイン] エドナ : 鍵を貸してもらえるなら遠慮なく入るわ

[メイン] KP : では君たちは鍵穴に鍵を差し込むことだろう

[メイン] KP : 〈アイデア〉を振ってくれるかな

[メイン] エドナ : CCB<=55 アイデア (1D100<=55) > 11 > スペシャル

[メイン] ベルファスト : ccb<=55 アイデア (1D100<=55) > 77 > 失敗

[メイン] KP : ではレディ・エドナは違和感を覚え、ふと鍵穴を見る

[メイン] ベルファスト : 「…どうかなさいましたか?エドナお嬢様」

[メイン] KP : ……どうにも傷だらけだ

[メイン] KP : 差し込んだ鍵も、少しぎこちなく回る

[メイン] KP : ……上流階級である君にはピンとこないかもしれないが

[メイン] KP : ピッキングでこじ開けられたのかな?

[メイン] エドナ : 「なぜか鍵穴付近が傷だらけね…庶民の家はこんなものなのかしら」

[メイン] KP : ともあれ、少し力を籠めれば扉は開くだろう

[メイン] エドナ : 開けるわ

[メイン] ベルファスト : 「…そのようですね。少々警戒しておいて損はないかもしれません」

[メイン] KP : では君たちは部屋に入る……が

[メイン] KP : 部屋の中は、綺麗にまっさらだ

[メイン] KP : 長年空き部屋になっていたというのに、埃一つ残っていない

[メイン] KP : 窓辺にポツンと椅子が置いてあるだけだネ

[メイン] KP : 軽く目星チャレンジしておこうか

[メイン] ベルファスト : 「………何というか、奇妙でございますね」

[メイン] ベルファスト : ccb<=90 対空レーダー (1D100<=90) > 78 > 成功

[メイン] エドナ : CCB<=80 目星 (1D100<=80) > 30 > 成功

[メイン] KP : 窓から外を見下ろせば、ウェアリントンホールの正門と裏門両方を一望できる

[メイン] KP : もしこの景色を警官であるヴィンセント君が見ていたら「張り込みするのに100点満点!」と思ったかもしれない

[メイン] KP : そして窓辺には焦げ付いた痕が残る
恐らくは銃の火薬の跡だ

[メイン] ベルファスト : 「………」
焦げ跡を指で軽くなぞる

[メイン] KP : 埃は指に付かない
焦げ付いてしまったものを除いて、この部屋に残された痕跡は、無い

[メイン] KP : 心理学系の技能あったら判定チャンスだ

[メイン] ベルファスト : 「…やはり、この部屋から援護射撃が行われていたことは間違いなさそうですね」

[メイン] ベルファスト : …心理学…?

[メイン] エドナ : なにを考えて痕跡を消したとかがわかるのかしら

[メイン] KP : そうだね×1

[メイン] KP : もし無かったら、人の心がよく解る人間が居たら良いかもね

[メイン] KP : 無法というか、KPである私を説得できれば良いよ

[メイン] エドナ : ワタシは人間嫌いだから無理ね

[メイン] ベルファスト : うーん…では、メイドの嗜みとして掃除仕事の立場に立って考えましょう

[メイン] KP : よろしい 数字の半分でどうぞ

[メイン] ベルファスト : ccb<=80/2 メイドの嗜み (1D100<=40) > 98 > 致命的失敗

[メイン] ベルファスト : 🌈

[メイン] エドナ : 🌈

[メイン] KP : ベルファスト君はメイドとしてこの部屋の清掃に感心した

[メイン] KP : おそらく掃除した人間はかなりのメイド力を持った……完璧主義者だろうと思い、半ば心の師匠のように感じた

[メイン] ベルファスト : (うっ……メイドの長であるはずのこの私が……)

[メイン] KP :  

[メイン] KP : ではヴィンセント君とトーリ君はフォレスター医師を訪ねるためにウエストミンスターまでやってきた

[メイン] KP : だがトーリ君は

[メイン] アクシア : そんな時、雑踏の向こうにアクシアに似た後姿を見つけたのだった

[メイン] 葵トーリ : 「!」

[メイン] ヴィンセント : 「む、どうしました」

[メイン] KP : 追いかけるのであれば、ちょっと単独行動だ

[メイン] 葵トーリ : 「前に拾った落し物の持ち主がいてさ。渡してくるよ」
と走り出す

[メイン] KP : OK

[メイン] ヴィンセント : 「ほう……どうぞ。フォレスター医師とは、私が話をしておきましょう」
見送ります

[メイン] KP : アクシアの後ろ姿を追ったトーリ君だが

[メイン] 葵トーリ : 「おーい」

[メイン] KP : 人通りの途絶えた裏路地辺りの曲がり角で…

[メイン] 林檎売り : 「きゃっ」

[メイン] KP : どんっと人にぶつかってしまう

[メイン] KP : ぶつかったのは女の子で、尻餅をついてしまい、彼女の持っていたバスケットから林檎がごろごろごろ…と転がって行ってしまう

[メイン] 葵トーリ : 「うわ!ごめんごめん」

[メイン] 林檎売り : 「あ、す、すいません!」

[メイン] 林檎売り : と彼女は慌てながら林檎を拾い集める

[メイン] KP : ちらりと見渡してみたが…アクシアは見失ってしまったようだ

[メイン] 葵トーリ : (見失ったのか…)

[メイン] 葵トーリ : 一緒にリンゴを拾う

[メイン] 林檎売り : 「ご、ごめんなさい……お急ぎでしたよね」

[メイン] 林檎売り : 「あああ!そんな、旦那様どうかお気になさらず……」とトーリの手を取って止めようと動く

[メイン] 葵トーリ : 「前にあった女の子にもう一度会いたくてね…見失ったけど…」
「ぶつかったしこれくらいはさせてくれよ」

[メイン] KP : 〈感情の伝播〉どうぞ

[メイン] 葵トーリ : CCB<=80 感情の伝播 目星聞き耳図書館 (1D100<=80) > 8 > スペシャル

[メイン] KP : 君が林檎を拾っていると…

[メイン] KP : 頭上に銀色に光り輝くものが飛来してくるのが解る

[メイン] KP : それは、果物ナイフだ!

[メイン] 葵トーリ :

[メイン] KP : 〈回避〉などは結構

[メイン] KP : そのナイフはトーリ君の頭上を飛んでいき……その後、カツッという落ちる音が聞こえる

[メイン] 林檎売り : 「────……きゃっ!」

[メイン] KP : 林檎売りの少女が一拍遅れて悲鳴を上げる

[メイン] 葵トーリ : 「なんだなんだ」
ブルブル震える

[メイン] KP : ナイフが飛んできた方向を見るだろうね

[メイン] KP : その先には

[メイン] アクシア : 「…………」

[メイン] アクシア : 街路の影からアクシアが覗き込むように顔を出していた

[メイン] アクシア : 彼女は憎悪の炎を宿した視線をトーリ達の方へと向けていた

[メイン] 葵トーリ : 「そんな目をしないでくれよ」

[メイン] KP : そして少女の悲鳴を聞きつけた群衆が駆け付ける
その騒ぎに乗じてアクシアは姿を消す

[メイン] KP : ヴィンセント君も駆けつけるだろうし

[メイン] KP : 同じようにフォレスター医師の元へ向かっていたレディ・エドナとベルファスト嬢もこの場にやってくることだろう

[メイン] ヴィンセント : 「なんです、この騒ぎは――!」
と走って駆け付ける

[メイン] 林檎売り : 「……きゃあああああ!」と林檎売りの少女も逃げて行くよ

[メイン] 葵トーリ : 「危うく殺されかけたぜー俺」

[メイン] ヴィンセント : 「あの少女は昨日の……いえ、殺されかけたとは……」

[メイン] ベルファスト : 「…おや、トーリ様…まさか、先ほど悲鳴を上げていた少女に何かなさったりなどは…」

[メイン] エドナ : 「いつも騒がしいけど、輪をかけて騒がしいわね」
「なにかあったのかしら?」

[メイン] 葵トーリ : 「だってナイフが急に飛んでくるんだぜ」と落ちたナイフがあれば見せます

[メイン] KP : そこらの質屋で入手できるような果物ナイフだ

[メイン] KP : よく研がれていて切れ味は鋭そうだがネ

[メイン] ベルファスト : 「…それはそれは、危ないところを」

[メイン] ヴィンセント : 「……ナイフ、ですか」

[メイン] 葵トーリ : 「そうナイフ…それに落し物渡そうとした彼女にはすごい目で見られるし散々だったよ」

[メイン] ベルファスト : 「…彼女?」

[メイン] 葵トーリ : 「そう…ちょっと前のビールフェスであったこんな子」
と落し物のブローチを見せます

[メイン] KP : そろそろ向かわないとフォレスター医師との約束に遅れてしまうかもしれないね

[メイン] 葵トーリ : 「そんなことより時間がまずいよ!ついてからまた話そう」

[メイン] ヴィンセント : 「……分かりました」

[メイン] ベルファスト : 「………」
ブローチの少女の横顔から私たちが何か思い当たることはあるでしょうか?

[メイン] ヴィンセント : 「猟奇連続殺人に続き、ナイフ……この街はどうなってしまうのでしょう……」

[メイン] KP : ほほう

[メイン] KP : ではレディ・エドナとベルファスト嬢は…〈アイデア〉してもらおうかな

[メイン] ヴィンセント :

[メイン] 葵トーリ :

[メイン] ベルファスト : ccb<=55 アイデア (1D100<=55) > 23 > 成功

[メイン] エドナ : CCB<=55 アイデア (1D100<=55) > 36 > 成功

[メイン] ヴィンセント : よくやりました!

[メイン] KP : 君たちはそのブローチに彫られた少女の横顔を見た時

[メイン] KP : あの事件の夜、ライナスに襲い掛かった黒衣の令嬢を一瞬思い起こしたかもしれない

[メイン] KP : だが彼女は婦人帽を目深に被っていたから……確信は持てないが

[メイン] ベルファスト : 「………っ…いや…しかし…考え過ぎでしょうか」

[メイン] エドナ : 「…似てるわね」

[メイン] ベルファスト : 「…はい」

[メイン] 葵トーリ : 「急に立ち止まって!早くお医者様のところいかねーと」

[メイン] ヴィンセント : 「ええ、トーリくんの言う通りだ」

[メイン] ベルファスト : 「…はっ、はい…失礼致しました」

[メイン] エドナ : 「そうね、今は先にやることがあったわ」

[メイン] KP : では場面転換だ

[メイン] KP : フォレスター医師の診療所に着いたよ

[メイン] フォレスター医師 : 「おお、待っていたよ。また何か騒ぎでもあったのかな?紅茶を淹れなおそうかと思った」

[メイン] フォレスター医師 : 「……いや、こちらがお待たせしてしまったのだがね」

[メイン] フォレスター医師 : 「どうぞ、レディ。貴女が普段飲む紅茶とは比べ物になりませんが」

[メイン] ヴィンセント : 「いえ、フォレスター医師の多忙を思えば迅速な仕事と言わざるを得ません……」

[メイン] フォレスター医師 : 「さ、座って」と言って資料を手に取る

[メイン] エドナ : 「ありがとう、いただくわ」

[メイン] 葵トーリ : 「失礼するぜ」

[メイン] フォレスター医師 : 「早速本題の検死の結果を話してしまおう」

[メイン] ベルファスト : 「感謝いたします」

[メイン] ヴィンセント : 「ありがとうございます」
座る

[メイン] 葵トーリ : 「なにがわかったんだ」

[メイン] フォレスター医師 : 「死因は喉への一撃。人間大の噛み跡。……人間に酷似したものの噛み跡、が正しいか」

[メイン] フォレスター医師 : 「これは生き物による傷だよ。間違いない。野犬の噛み傷などよく診たからな、多少違うが解る」

[メイン] フォレスター医師 : 「……だが、ロンドン近くの野生生物の口や牙とは違うように見受けられる」

[メイン] ヴィンセント : 「私も、確かなことは言えませんが人間の噛み跡のように感じていました」

[メイン] フォレスター医師 : 「うむ。……それとだが」

[メイン] フォレスター医師 : 「返却した5年前のレディ=マーダー事件の資料はもう読んだかな」

[メイン] エドナ : 「いえ、まだね」

[メイン] 葵トーリ : 「俺は別で調べたぜー」

[メイン] ヴィンセント : 「素晴らしい、耳が早いですね」

[メイン] フォレスター医師 : 「ではすまないが、後でそちらで解説を聞いてほしい」

[メイン] フォレスター医師 : 「まぁつまり、前にも首を狙った殺人があったという話だが……」

[メイン] 葵トーリ : 「任せろー」

[メイン] ベルファスト : 「…検死から、何か新たな関連性が?」

[メイン] フォレスター医師 : 「私個人の見解だが、2つの事件は大違いだ」

[メイン] フォレスター医師 : 「そもそもが、資料に書いてあるからね」

[メイン] フォレスター医師 : 「トラバサミのような凶器と。金属で斬ったものと、歯で嚙み切ったものは、傷も違う」

[メイン] フォレスター医師 : 「今回の事件はどれも、凶器を使っていない」

[メイン] フォレスター医師 : 「どちらかと言えば……模倣犯、と言うべきじゃないかね?ヤード君」

[メイン] ヴィンセント : 「……!」

[メイン] ヴィンセント : 「そういえば、ベルファスト嬢が言っていましたね」
「これは何らかの挑発行為である……」

[メイン] フォレスター医師 : 「私はこの、死体を辱めるような壊し方を、理解できない」

[メイン] ベルファスト : 「…ええ」

[メイン] フォレスター医師 : 「正気の沙汰に思えない。……だから、考えるのを止めた」

[メイン] フォレスター医師 : 「非合理に過ぎる。挑発、あるいは真似事。……報告書に書くなら、そう自分を納得させるしかないね」

[メイン] 葵トーリ : 「なんだか恐ろしいぜ」

[メイン] ヴィンセント : 「……どちらにせよ、意図があるには違いないはずです」

[メイン] ヴィンセント : 「それを突き止め、事件を解決する必要があります」

[メイン] フォレスター医師 : 「私が解ることは、このくらいだ。私の仕事は終わった」

[メイン] フォレスター医師 : 「後はヤードである君、そして」

[メイン] フォレスター医師 : 「事件の真相を探ろうとする、貴女たちの仕事だろう」

[メイン] ヴィンセント : 「重要な見解でした。ありがとうございます」

[メイン] フォレスター医師 : 「事件解決の記事が出たら、読ませてもらうよ」

[メイン] 葵トーリ : 「模倣犯か…関連がないようでやっぱりあるのかな」
「一番に書き上げますよ」

[メイン] ヴィンセント : 「トーリくんの記事の購読者が増えそうで、何よりです」

[メイン] ヴィンセント : 「……さて」
エドナとベルファストに向き直る

[メイン] ベルファスト : 「……なんでしょうか、改まって」

[メイン] ヴィンセント : 「ここまで、なし崩し的に調査に協力していただきました……」

[メイン] ヴィンセント : 「十分証言も聞かせていただき、本来ならば貴女方はここで解放にするべきだ…しかし」

[メイン] 葵トーリ : 一応ここでレディーマーダーについての解説もしたということで

[メイン] ベルファスト : 「………」

[メイン] ヴィンセント : 「私は、貴女たちの調査能力、そして事件の真相を求める精神性……そこに深く関心し……高く評価しています」

[メイン] ヴィンセント : 「私が今関わる事件は、難関だ。一人で対処するのは非常な困難を伴うでしょう」

[メイン] ヴィンセント : 「しかし貴女方の協力があれば、と思うのですよ」

[メイン] ベルファスト : 「つまり…単刀直入に申し上げて、私たちにこれからも力を貸して欲しいと」

[メイン] ヴィンセント : 「はい。ヤードとしては、当然褒められた行為ではありません」

[メイン] ヴィンセント : 「その上で、恥を忍んでお願いします。この事件の解決には、レディ・エドナとベルファスト嬢……二人の力が必要だ」

[メイン] ヴィンセント : 腰を深く折る。

[メイン] ベルファスト : 「………お顔を上げなさってくださいませ」

[メイン] ベルファスト : 「…確かに、我々は事件に巻き込まれた一般人です。しかし…取り調べ後に申し上げましたように、調査に同行させていただいているのは我々の意思でございます」

[メイン] ヴィンセント : 「……」
ゆっくりと顔を上げる

[メイン] ベルファスト : 「…何より、ヴィンセント様たちのご協力がなければ、いつ殺されるやも分からぬ夜を怯えて耐え忍ぶことしかできなかったでしょうから」

[メイン] ベルファスト : 「ですから、こちらからも…よろしくお願い申し上げますね」
腰を折り、ヴィンセントの高さに目線を合わせる

[メイン] KP : エドナ君もお話お聞きしたいネ

[メイン] エドナ : ワタシからはなにも

[メイン] KP : メイドが主人を代行する上手く回る主従だネェ

[メイン] ベルファスト : 「……これでよろしかったのでしょうか?お嬢様…」

[メイン] KP : こう…後ろで静かにベルファスト嬢に同意するように頷いていると絵になる

[メイン] エドナ : 「昨日も言った通り、一度やるって言ったから最後までやるだけよ」

[メイン] エドナ : 「それだけ」

[メイン] ヴィンセント : 「……ありがとう、ありがとうございます……」

[メイン] ベルファスト : 「…力強いお言葉です」
ふふ、と笑みをこぼす

[メイン] KP :  

[メイン] KP : 5年前の詳細を、そして今起きている事件との違いを、探索者たちは知った

[メイン] KP : 明日

[メイン] KP : ロイルドヒルのスクール跡へ赴けば、この闇の霧も晴れるだろう

[メイン] KP : そう信じるほかに、無かった…

[メイン] KP :  

[メイン] KP : さて、夜が明けて朝

[メイン] KP : 4/4だネ

[メイン] KP : ロイルドヒルのスクール跡地に向かう予定で……

[メイン] KP : 馬車はレディ・エドナが手配する感じかな?他に何か持って行くものとか思い付くかネ?

[メイン] ヴィンセント : 私の方では思いつきませんね…

[メイン] エドナ : ワタシも技能で大抵のことはどうにかなるから、特にはないわね

[メイン] 葵トーリ : 持っていくもの?思いつかないけど縄とか言っておくぜー

[メイン] ベルファスト : 私からは取り立てて特別なものは…普段通りといったところでしょうか
アクシア様に関連するものがあれば、ある程度スムーズに聞き込みが進む可能性がございますが

[メイン] 葵トーリ : そうそうブローチはもちろんだな!

[メイン] ヴィンセント : IQ280

[メイン] KP : では野外活動系の道具は揃えたとしよう
取材で郊外に行くこともあるだろう

[メイン] KP : ここにクトゥルフ・バイ・ガスライト(ヴィクトリア朝時代の公式サプリ)があるがそう言うセットも道具一覧にあるからね

[メイン] KP : ランタンもお付けするよ

[メイン] KP : では持ち物はそんなところかな

[メイン] KP : では進めるとしよう
ロイルドヒルに到着するのはお昼過ぎくらいかな

[メイン] KP :  

[メイン] KP : ロイルドヒルはロンドン市街地から馬車で片道2時間

[メイン] KP : 人家もまばらな地域だ

[メイン] KP : エドナ君の家が用意した馬車に揺られながら、君たちは自然が残った広大な風景を眺めていた

[メイン] 葵トーリ : 「なんかきれいだなー」

[メイン] KP : 暫くすると、数少なかった石造りの家も消え、木々ばかりとなる

[メイン] KP : ……どうやら目的地の廃墟が見えて来たようだ

[メイン] ヴィンセント : 「のどかな風景です……本当に、話に聞くような凄惨な事件の舞台になったとは思えない……」

[メイン] エドナ : 「静かな田舎…」

[メイン] KP : プライマリースクールの跡地は、丘の中腹に木々に埋もれるように存在していた

[メイン] 葵トーリ : 「あれが跡地。何かあるといいんだけどねー」

[メイン] KP : 高さ2mの煉瓦造りの壁に囲まれ、正門であろう鉄製の門は鎖が何重にも巻き付けられ南京錠で封鎖されている

[メイン] KP : その門扉から少しだけ内側を覗けるが…

[メイン] KP : バレエの発表会も出来そうな講堂(体育館)と、3階建ての本校舎が垣間見れる

[メイン] ベルファスト : 「このような閑静な邸宅をお望みですか?お嬢様」

[メイン] エドナ : 「うるさいよりは静かな方が好きよ」

[メイン] KP : さて、〈目星〉でもしてもらおうかな

[メイン] 葵トーリ : CCB<=80 感情の伝播 目星聞き耳図書館 (1D100<=80) > 48 > 成功

[メイン] ヴィンセント : ccb<=80 見分色 (1D100<=80) > 71 > 成功

[メイン] ベルファスト : ccb<=90 対空レーダー (1D100<=90) > 6 > スペシャル

[メイン] エドナ : CCB<=80 目星 (1D100<=80) > 72 > 成功

[メイン] KP : 君たちはスクール跡地を軽く観察したのだが…

[メイン] KP : 煉瓦の壁の一部が蔦に覆われているのを見るんだが、そこにロープが目立たないように隠されている

[メイン] KP : 多分登るためのものだろうね

[メイン] KP : これを使えば、技能など無くても時間を掛ければ侵入は出来そうだ

[メイン] ベルファスト : 「あら…」

[メイン] 葵トーリ : 「表は鍵かかってるのによー回りくどいぜー」

[メイン] ヴィンセント : 「……皆、同じ所へ目が向きましたね」

[メイン] 葵トーリ : 「おれはいいけどお嬢様は大丈夫かよー」

[メイン] ヴィンセント : 「……仮にも上流階級用の学び舎になぜこのような経路が隠されているのか……」
「元より隠されていたのか、あるいは廃墟となった以降に……?」

[メイン] ベルファスト : 「…ええ、意図的に隠されているようにも見えます。どなたかが先にそういった手段を取ったということの裏返しでもありますね」

[メイン] 葵トーリ : 「怪しいよなー」

[メイン] エドナ : 「ワタシは単独でならどうにかできるから心配ご無用よ」

[メイン] ヴィンセント : 「頼もしいお言葉です。ベルファスト嬢も……心配はないでしょう」

[メイン] 葵トーリ : 「じゃあ一番乗りはもらっちゃうぜー」

[メイン] ベルファスト : 「ええ、私は問題ありませんが…お嬢様がそう仰るのでしたら。このベルファストがお力になれることがございましたらいつでもお申し付けくださいませ」

[メイン] ヴィンセント : 「二番手は私が務めましょう」

[メイン] KP : では宣言した順番で中に入れたとするよ

[メイン] エドナ : 「ワタシは最後でいいから、ベルファストは先に行っても大丈夫よ」

[メイン] ベルファスト : 「承知いたしました…エドナお嬢様もお気をつけて」

[メイン] 葵トーリ : 「ここが中かー」

[メイン] KP : さてさて

[メイン] KP : 侵入に成功した君たちだが……ここで〈聞き耳〉系技能をどうぞ

[メイン] ヴィンセント : 「さて……」
内部の雑草を踏みつつ校舎と体育館を見回す

[メイン] ヴィンセント :

[メイン] 葵トーリ : CCB<=80 感情の伝播 目星聞き耳図書館 (1D100<=80) > 62 > 成功

[メイン] ベルファスト : ccb<=90 対空レーダー (1D100<=90) > 4 > 決定的成功/スペシャル

[メイン] ヴィンセント : ccb<=80 見分色 (1D100<=80) > 50 > 成功

[メイン] ベルファスト :

[メイン] KP :

[メイン] 葵トーリ :

[メイン] ヴィンセント :

[メイン] エドナ :

[メイン] KP : ではレディ・エドナが着地した瞬間

[メイン] KP : それを見守っていた3人は、耳に何かの音を捕らえる

[メイン] KP : いいや、メイドとして慣れ親しんだベルファスト嬢にはよくわかる

[メイン] KP : 馬車の音だ 何がしかの馬車がこのスクール跡地に近付いてきているのだ

[メイン] KP : 咄嗟に振り向き、レーダーでベルファスト嬢は把握した
門扉の格子状の隙間の向こう、少しボロイ馬車がやってきている

[メイン] KP : 遠くない内に、向こうからもこちらを目視されるだろう

[メイン] ベルファスト : 「……っ! 不味い…」

[メイン] エドナ : 「何か聞こえたの?」

[メイン] 葵トーリ : 「どうしたどうした」

[メイン] ベルファスト : 「我々と同様にこちらへ向かう者が…急いで門から身を隠して…!」
小声かつ早口になりながら

[メイン] 葵トーリ : 「奥に行けばいいのかYO?」

[メイン] KP : 隠れるなら…どう隠れるかネ?

[メイン] ヴィンセント : 「なんですって……!」
声を抑える

[メイン] ヴィンセント : 「……外にいても、身を隠すには限界があります。本校舎の方であれば身をひそめる場所も多そうですが……」

[メイン] エドナ : 「………」
外の方をチラリと見る

[メイン] 葵トーリ : 「コソコソ隠れないとな」

[メイン] ベルファスト : …見つかる前にこちらを離れて本校舎へと向かう時間はございますか、ご主人様?

[メイン] 葵トーリ : 建物の方に隠れられるなら隠れたい

[メイン] KP : その場合は……DEX×5かな
素早さと器用さだ

[メイン] KP : 成功すればヨシ
失敗すれば頭隠して~だ

[メイン] ベルファスト : …では、門のある側の壁に張り付くのは?
こうすれば門の外からは死角となります

[メイン] KP : そちらは…DEX×4としよう
クリティカルしたベルファスト嬢には言ってしまうが

[メイン] KP : 彼らは門へ向かっているからね

[メイン] ベルファスト : …成程

[メイン] 葵トーリ : もしかしたら開けれる人かもしれないのか

[メイン] 葵トーリ : じゃあ俺は建物の方に行くかな

[メイン] ベルファスト : 他の手段としては…有用な技能で身を隠す、という手もございます

[メイン] ヴィンセント : ううむ……私は隠れる技能持ってきてませんからねえ……

[メイン] ヴィンセント : 私も建物の方に走りますかね…?

[メイン] KP : どうするか決めたなら、宣言して判定してくれて構わないよ
もちろん何か思いついたならそれでも結構

[メイン] ベルファスト : しかし、成功率は5割の4乗…少々厳しい判定になりますが

[メイン] KP : 成功した人数によって、対応を考えようかな

[メイン] 葵トーリ : CCB<=50 DEX*5 俺は走るぜー (1D100<=50) > 50 > 成功

[メイン] KP : ぴたり賞

[メイン] 葵トーリ : ついてるぜー

[メイン] エドナ : 「(……えいっ!)」
その辺に落ちている石を、侵入者の馬車の方へ向けて投げる

[メイン] ヴィンセント : 「……!? 何を……!」

[メイン] ベルファスト : 「お嬢様…!?」

[メイン] チンピラ : 「んあ?」「なんだ……小石でも跳ねたか?」

[メイン] チンピラ : 馬車の男たちの注意が逸れる

[メイン] チンピラ : かすかに見えてきたのは、馬車を操るチンピラ風の男の姿だった

[メイン] エドナ : 「…今のうちよ」
2人に内部へ入るように手招きする

[メイン] ヴィンセント : 「……!」
これが狙いか……的確な咄嗟の判断です

[メイン] ヴィンセント : 手招きに応じ、機を逃すまいと走る

[メイン] ベルファスト : 「……!…流石です、お嬢様」

[メイン] ヴィンセント : ccb<=11*6 走る・皇 (1D100<=66) > 31 > 成功

[メイン] エドナ : CCB<=11*6 面倒だけど走る (1D100<=66) > 24 > 成功

[メイン] ベルファスト : ccb<=12*6 DEX*6
お嬢様が己が身を呈してくださった機会、無駄にはいたしません (1D100<=72) > 4 > 決定的成功/スペシャル

[メイン] 葵トーリ :

[メイン] KP :

[メイン] ヴィンセント :

[メイン] エドナ :

[メイン] ベルファスト :

[メイン] ヴィンセント : このロイヤルメイド優秀すぎるでしょう…

[メイン] KP : 君たちはこの機を逃さず、校舎の扉付近に身を隠した

[メイン] KP : ここからなら、ある程度向こうから見えないままあちらを観察できるだろう

[メイン] KP : 主の奮起に負けじと従者の意地か、ベルファスト嬢はメイドの嗜みとして完全に足音を消した

[メイン] KP : あるいは、気付かれずに近付けるかもだ

[メイン] ベルファスト :

[メイン] KP : では

[メイン] KP : チンピラが駆る馬車が門の前に止まり、片方が降りてくる

[メイン] チンピラ : 「さぁて、労働労働っと」

[メイン] 葵トーリ :

[メイン] チンピラ : 彼等は門扉の鎖を止めている南京錠を

[メイン] チンピラ : 懐から取り出した鍵で外し、門を開いた

[メイン] チンピラ : 正門を開き、校舎ではなく講堂の方へと馬車を進ませる

[メイン] チンピラ : そして荷台に積まれていたいくつもある重そうな麻袋を一つずつ抱え……

[メイン] チンピラ : 「今日も一日ご安全に!」「ご安全に!」

[メイン] チンピラ : 「「ヨシ!」」

[メイン] チンピラ : と中へと運んでいく

[メイン] チンピラ : 警戒する様子は……見られない

[メイン] KP : さて、どうするかね?

[メイン] ヴィンセント : 「あの麻袋は一体……?」
「そもそもこのような廃墟に、なぜ人が……そして、荷物が?」

[メイン] ベルファスト : 「何やら……労働、と言っておりましたね」

[メイン] 葵トーリ : 「あっちも気になるけどよぉどこからなにを探していくか~?」

[メイン] ヴィンセント : 「労働……雇われ、ということですかね」
「それに、彼らはこのような場所を管理するような人種には見えない……何かの指示があるとみるのが妥当です」

[メイン] ヴィンセント : 「どこから調べるか……難しい問題ですね」

[メイン] 葵トーリ : かつての教育のあととかアクシアの寮の部屋とかかな?

[メイン] KP : 校舎は……外から見る限りさっぱりしているね
中身は粗方撤去されているようだ

[メイン] KP : だが、床や残されたボロボロの机には紙が散乱している

[メイン] KP : そこそこの資料は残されているかもしれない

[メイン] KP : 講堂の方は、チンピラが労働にいそしんでいるからね
観察は難しい

[メイン] ベルファスト : 「…見たところ、例の講堂での作業には時間を要しているようですし…当初の目的から優先すべきでしょうか」

[メイン] 葵トーリ : 「チンピラ怖いし、コソコソ校舎を探索しようぜ」

[メイン] ヴィンセント : 「ふむ……そうですね、それが安全策でしょうか」

[メイン] KP : ではこのまま校舎に潜入だね?

[メイン] 葵トーリ : はい

[メイン] ヴィンセント : はい

[メイン] ベルファスト : ええ

[メイン] エドナ : いいわ

[メイン] KP : チンピラは作業に集中している
気付かれずに中に入れるだろう

[メイン] KP : 先も言ったが、設備などは殆ど撤去されている

[メイン] KP : 〈図書館〉などで、残った資料を搔き集められるだろう

[メイン] 葵トーリ : 「地道な資料集めは……好きじゃないぜー」

[メイン] ベルファスト : 「書類整理はメイドとしての嗜みでございます」

[メイン] エドナ : 「…面倒ね」

[メイン] ヴィンセント : 「私、現場仕事の方が得意でしてねえ……」

[メイン] 葵トーリ : 「お!なら得意な人に任せるぜー」

[メイン] ベルファスト : 「承知いたしました」

[メイン] ベルファスト : ccb<=80 メイドの嗜み (1D100<=80) > 83 > 失敗

[メイン] ヴィンセント : 🌈

[メイン] ベルファスト : 🌈

[メイン] KP : 🌈

[メイン] エドナ : 🌈

[メイン] KP : ベルファスト嬢は資料を纏めることには成功したかもしれないが…
あまりにも無造作かつバラバラな紙の群れを前に

[メイン] KP : 整理に時間がかかりすぎると悟ってしまったね

[メイン] ベルファスト : 「……も、申し訳ございません…この量を纏めるには少々お時間が…」

[メイン] KP : 必要な情報をさっと抜き取るのではなく、全て均一に纏めるという
捜査ではなくメイド技能という、力の使い方の違いだろうね

[メイン] ヴィンセント : 「いえ……私も眩暈を起こしておりますので……」

[メイン] 葵トーリ : 「オイオイ一人で大変なら言ってくれよ。手伝うぜ!」

[メイン] ベルファスト : 「…あ、ありがとうございます…では、少々お力添えを…」

[メイン] 葵トーリ : 「ほらヴィンセントもやってみようぜ」

[メイン] 葵トーリ : CCB<=80 感情の伝播 目星聞き耳図書館 (1D100<=80) > 59 > 成功

[メイン] ヴィンセント : 「……わかりました。不得手ですが……」

[メイン] KP : 見聞色の…半分かな?

[メイン] ヴィンセント : ccb<=80/2 見分色・皇 (1D100<=40) > 88 > 失敗

[メイン] ヴィンセント : 🌈

[メイン] 葵トーリ : 🌈

[メイン] エドナ : 🌈

[メイン] ベルファスト : 🌈

[メイン] KP : レディ・エドナは資料探しはお任せってことでいいのかな

[メイン] エドナ : ワタシが口を開くと愚痴ばかりになるから、どうしてもってとき以外は振らないようにするわ

[メイン] KP : わかったよ

[メイン] KP : ではトーリ君は今回必要な情報はこれだろうと当たりを付け、事務室から出て来た紙を漁った

[メイン] KP : 解ったことは2つだ

[メイン] KP : 1つ、「アクシア=エレオノーラは双子の妹、ウルミナ=エレオノーラと一緒に在籍していた。」

[メイン] KP : 2つ、「礼儀作法や生活指導を担当していたのはエリザベス=バーナード教員である。」
以上だ

[メイン] 葵トーリ : (双子だったのか~)

[メイン] 葵トーリ : 「わかったようでよくわかんないぜみんな」

[メイン] ヴィンセント : 「ふむ……?」

[メイン] ベルファスト : 「……成程」

[メイン] 葵トーリ : 「双子のことがわかったけどなーもっと極悪教育資料とか出てくれかと思ったぜ」

[メイン] エドナ : 「ふーん」

[メイン] ヴィンセント : 「双子ですか……アクシア=エレオノーラの話は聞いていますが、ウルミナ=エレオノーラの情報はない」
「不自然……な気もします」

[メイン] 葵トーリ : 「ヴィンセントがそう感じるならそうかな?博士の話じゃこのバーナードが黒幕だっけか?」

[メイン] ヴィンセント : 「彼女は今も生きながらえていると聞きます。現状、最も怪しい人物であることは間違いないでしょう」

[メイン] 葵トーリ : 「そいつの痕跡とか……廃墟だからさすがに難しいか」

[メイン] KP : 校舎はこれくらいだろうか……次はどうするのかな?

[メイン] 葵トーリ : 建物は校舎と講堂でしたよね?

[メイン] KP : だね

[メイン] ヴィンセント : やはり次に調べたいのは講堂及びチンピラということになりますね

[メイン] ベルファスト : …ええ

[メイン] 葵トーリ : 「じゃあ次は講堂に行くしかないよな!」

[メイン] ヴィンセント : 「しかし、現状は怪しい二人組が作業中。これへの対処が必要となります」

[メイン] ベルファスト : 「…ええ、ともすれば関係者である者に我々の姿を見られるとなると少々面倒でございます」

[メイン] 葵トーリ : 「警官に貴族だぜ?ちょちょいのチョイってならないかな?」

[メイン] 葵トーリ : 「そうだった~難しいね…」

[メイン] ヴィンセント : 「できれば、彼らにはそうと悟られないように事故でこの場を離れていただく……という形が理想ではありますが……」

[メイン] ヴィンセント : 「無論、彼らを叩いて情報を出したいのは事実ですが、見るからに体のいい労働力といった様子。そこまで核心に迫る情報は渡されていないでしょうしね」

[メイン] 葵トーリ : 「なら廃墟だし幽霊の振りして脅かしてみない?」

[メイン] ヴィンセント : 「それは……中々妙案ではあります」

[メイン] ヴィンセント : 「具体的なプランはありますか?」

[メイン] ベルファスト : 「…幽霊、ですか?」

[メイン] 葵トーリ : 「やっぱ定番は音がしたのに誰もいないとか…すすり泣く声が聞こえるとか…」
「あと動物だけ異変を察知してるとかもあるよな~」

[メイン] ベルファスト : 「…そういえば、こちらの教員であったバーナードは死者を操ってホームズ様の手から脱出した、という話もございましたね」

[メイン] 葵トーリ : 「そうそう!」

[メイン] KP : 特に技能など無ければ……〈幸運〉かな?

[メイン] ヴィンセント : 「その場の発案ではない、ということですか。十分な成功率はありそうです」

[メイン] ベルファスト : 「し、しかし…あまりにリスクが…」

[メイン] 葵トーリ : 「そっかーまあミスってもヴィンセントが何とかしてくれるかーとは思ってたからね」

[メイン] ヴィンセント : 「……そうですね。最悪の場合は私が正面に立ちましょう」

[メイン] ベルファスト : 「………」

[メイン] ヴィンセント : 「少なくとも、私はトーリくんの策に賭ける価値があると考えていますよ」

[メイン] ベルファスト : 「……。お嬢様は…?」

[メイン] 葵トーリ : 「そう言ってくれてうれしいよ」

[メイン] エドナ : 「いいんじゃない?面白そうだしね」

[メイン] ベルファスト : 「…承知いたしました」

[メイン] KP : では驚かすということでいいのかな?

[メイン] 葵トーリ : おそらく

[メイン] ヴィンセント : いいですよ

[メイン] ベルファスト : ええ

[メイン] エドナ : いいわ

[メイン] KP : では軽く脅かしてくれ 〈幸運〉で考えているが内容によっては技能やボーナスを考えよう

[メイン] 葵トーリ : オレは講堂の外で狼の遠吠えか普通に物音でも出すかな

[メイン] KP : ……

[メイン] KP : 〈一発ギャグ〉かな?

[メイン] 葵トーリ : はい…

[メイン] ヴィンセント : じゃあ…そうですね…見分色でチンピラの心理状態を読んで最適な脅かし方を把握するというのは…

[メイン] KP : じゃあダイスどうぞ

[メイン] ヴィンセント : ccb<=80 見分色の覇気 (1D100<=80) > 18 > 成功

[メイン] KP : 完全に油断している
ちょっと想定外の事があれば……イチコロだね

[メイン] KP : 何らかの脅し判定に+20でいいよ

[メイン] ヴィンセント : うわ!ありがとうございます!

[メイン] 葵トーリ : よくやった!

[メイン] ヴィンセント : 「……どうやら彼らは油断しているらしい。脅かすための隙は大きいはずです」
チンピラの様子を見て周囲に伝える

[メイン] エドナ : 「…へぇ」

[メイン] ベルファスト : 「ふむ…では、彼らが講堂の外に止めた馬車を何らかの手段で突っ込ませるというのは?」

[メイン] 葵トーリ : 「それでもいいと思うぜアオ~~~ン」

[メイン] ヴィンセント : 「……ほう」

[メイン] KP : 狼にびっくりすればそうなるかもしれないね

[メイン] ベルファスト : 「……何をなさっているのですか?トーリ様」

[メイン] KP : そろそろ判定に移ろうか

[メイン] ヴィンセント : お任せしました

[メイン] 葵トーリ : ベルの幸運+20?
馬車だとして

[メイン] KP : 宣言してダイスしちゃってくれたまえ

[メイン] ベルファスト : こっそりと近付きつつ軽巡主砲を発射し馬車を驚かせてチンピラの方々の方に向かって暴れさせましょう

[メイン] ベルファスト : ccb<=80 軽巡主砲 (1D100<=80) > 43 > 成功

[メイン] KP : ベルファスト嬢は音もなく近付けて、音を響かせることが出来た

[メイン] チンピラ : 「な、なんだぁ!?」「銃声……!?」

[メイン] KP : 馬車のウマも大暴れだろう

[メイン] KP : ヒヒーン!と嘶き、講堂へと突っ込むだろう

[メイン] チンピラ : 「あああ、くそっ!ガキの悪戯……いや、デカイ銃っぽいし貴族のドラ息子とかか?近くで狐狩りでもしてんのか!?」

[メイン] チンピラ : 「今日のとこはさっさと離れて落ち着かせんぞ!」

[メイン] KP : チンピラたちはウマを落ち着かせるため今日は消えるみたいだ

[メイン] KP : 追いかけたりするかい?

[メイン] 葵トーリ : それより講堂かなぁ?

[メイン] ベルファスト : いえ…二人組は調査に必要ないとみての威嚇だったのですし

[メイン] ヴィンセント : 追いかければ、彼らの取引先なんかの情報が見えるかもしれませんが追跡も隠密もないんですよねえ

[メイン] ヴィンセント : 私は追いかけません

[メイン] 葵トーリ : じゃあ講堂見て行きますか

[メイン] KP : では彼らはブツクサ文句を言って去っていくよ

[メイン] チンピラ : 「まったくついてねぇぜ……荷物が重くて仕事もキツイしよぉ……」

[メイン] チンピラ : 「やっぱバーナードのババアの仕事なんて受けるんじゃなかったかもな……兄貴。金は少ないのに時間には五月蠅いぜ」

[メイン] KP : では君たちは講堂へと向かった
入り口周辺には先程馬車から落ちたらしき麻袋が落ちている

[メイン] KP : 〈幸運〉どうぞ

[メイン] ヴィンセント : ccb<=45 (1D100<=45) > 65 > 失敗

[メイン] 葵トーリ : CCB<=55 (1D100<=55) > 77 > 失敗

[メイン] ベルファスト : ccb<=55 幸運 (1D100<=55) > 96 > 致命的失敗

[メイン] KP : 🌈

[メイン] ベルファスト : 🌈

[メイン] 葵トーリ : 🌈

[メイン] ヴィンセント : 🌈

[メイン] エドナ : 🌈

[メイン] エドナ : CCB<=45 幸運 (1D100<=45) > 9 > スペシャル

[メイン] ヴィンセント :

[メイン] ベルファスト : お嬢様…!

[メイン] 葵トーリ : いてくれてよかった

[メイン] KP : 麻袋からは幾つかの……レンガが零れていた

[メイン] KP : 殆ど先程のウマの暴走で割れてしまっているが……レディ・エドナは無事なものを見付けた

[メイン] KP : 何故ならば

[メイン] KP : そのレンガには見覚えのある紋様が刻まれていたからだ

[メイン] KP : そう、「乱杭歯を突き出して開いた口」の紋様がネ

[メイン] KP : それを見たベルファスト嬢は思わずあの夜を思い出して正気度判定だ 1/1d2だよ

[メイン] ベルファスト : 「………っ…!?」

[メイン] ベルファスト : ccb<=49 SAN (1D100<=49) > 55 > 失敗

[メイン] ベルファスト : 1d2 (1D2) > 2

[メイン] system : [ ベルファスト ] SAN : 49 → 47

[メイン] エドナ : 「…平気?」

[メイン] ベルファスト : 「……失礼いたしました。お見苦しいところを」

[メイン] 葵トーリ : 「なにがあったんだい!」

[メイン] エドナ : 「アナタ頑張ってるからね…しかたないわ」

[メイン] ヴィンセント : 「……む?」

[メイン] エドナ : 「これよ」
レンガを見せる

[メイン] ベルファスト : 「…この身に余るお言葉」
少しずつ呼吸を落ち着ける

[メイン] ヴィンセント : 「その模様は……!」

[メイン] 葵トーリ : 「こ!これは!」

[メイン] ヴィンセント : 「乱杭歯の生えた口を模した模様……遺体の状況と一致し、そして……あの夜見たというあなた方の証言とも一致する……」

[メイン] 葵トーリ : 「こんなもの講堂に運んでなにしてたんだろうな」
と講堂の方を覗こうとする

[メイン] KP : では中に入るとしよう

[メイン] KP : 講堂へと入ると、そこは広いホールだ

[メイン] KP : ホールは吹き抜けで、中央に2階の観客席へと続く階段がある

[メイン] KP : 階段の踊り場には、大きな聖母マリア像
天井には豪華なシャンデリア

[メイン] KP : 舞台会場には申し分ないだろう

[メイン] KP : ……〈目星〉かな?

[メイン] 葵トーリ : 「うわ~~~~立派だ~~~~~」

[メイン] 葵トーリ : CCB<=80 感情の伝播 目星聞き耳図書館 (1D100<=80) > 100 > 致命的失敗

[メイン] KP : 🌈!🌈

[メイン] 葵トーリ : 🌈

[メイン] エドナ : 🌈

[メイン] ベルファスト : 🌈

[メイン] ヴィンセント : 🌈

[メイン] ヴィンセント : 「かつての栄華を想像させますね…」

[メイン] ヴィンセント : ccb<=80 見分 (1D100<=80) > 1 > 決定的成功/スペシャル

[メイン] ベルファスト :

[メイン] KP : !!!

[メイン] エドナ :

[メイン] ヴィンセント : ダイスじゃなくてコインなのでしょうか

[メイン] KP : 100から1とか……私は…ビックリした…

[メイン] 葵トーリ : すんげぇ~~~~~~!!

[メイン] ヴィンセント : ダイスというものはまったく…

[メイン] KP : じゃあ進めちゃおう

[メイン] KP : 長年使う人間もいなかっただろうに立派な内装

[メイン] KP : それを思わず眺めながら歩いていたトーリ君だが

[メイン] KP : ふと、足元を踏み外す!

[メイン] KP : 転びかけてしまうが……それをヴィンセント君がキャッチして事なきを得たネ

[メイン] 葵トーリ : 「……気分はまるでお姫様!」

[メイン] ヴィンセント : 「見とれるのは結構ですが…足元にはご注意を」

[メイン] ベルファスト : 「……。お嬢様もなさってみますか?」

[メイン] 葵トーリ : 「気を付けるさ」

[メイン] エドナ : 「…?なにを?」

[メイン] KP : 上を見て歩いていて……足を踏み出した先の床が無いことに気が付かなかったのだ

[メイン] KP : そう、ホールの脇に隠されるように、地下への階段があったのだ

[メイン] 葵トーリ : 「見るからに怪しいくて危ないのが見つかったなー」

[メイン] ヴィンセント : 「まさしく、足元には注意を払うべきでしたね……」

[メイン] KP : では階段を降りてもらおう

[メイン] 葵トーリ : この辺りにさっきのレンガがあるのかな?

[メイン] ヴィンセント : 「レディ・エドナ。ベルファスト嬢の言いたかったのはおそらく……いえ、私の口から言うことでもないでしょう……」
足早に階段へGO

[メイン] KP : ふむ 階段周辺にはレンガはないね

[メイン] 葵トーリ : 「行きますかー」
ここにはレンガがないのか

[メイン] KP : 階段を下りると比較的長い地下通路となっている

[メイン] ベルファスト : 「……いえ、何でもございません…失礼いたしました」
そのまま階段を降りる

[メイン] KP : その左右には合計で6部屋、独房が設置されている

[メイン] KP : 表示プレートには「懲罰房」と記されているネ

[メイン] エドナ : 「…?」
階段を降りる

[メイン] KP : こういった全寮制の学校は更生施設も兼ねていて、淑女としての規律を破った違反者を軟禁するためのもののようだ

[メイン] ヴィンセント : 「さながら、華々しいホールの裏の影……でしょうか」

[メイン] KP : そして懲罰房の先は少し開いた空間となっている

[メイン] KP : そこは作りかけの煉瓦造りの部屋だ

[メイン] 葵トーリ : 「なんだかオレ昔やんちゃだったからトラウマを感じそうだぜ」

[メイン] KP : 部屋に積まれた真新しい煉瓦には全て先程の「乱杭歯を突き出した開いた口」が刻まれている

[メイン] ベルファスト : 「……っ…」

[メイン] KP : キミ達は部屋に入った瞬間

[メイン] KP : その開いた口がまるで眼のようにギョロリと睨んだかのような錯覚を覚える

[メイン] 葵トーリ : 「!」

[メイン] ヴィンセント : 「!」

[メイン] KP : 1/1D3の正気度判定だ

[メイン] ヴィンセント : ccb<=44 (1D100<=44) > 5 > 決定的成功/スペシャル

[メイン] 葵トーリ : CCB<=51 (1D100<=51) > 34 > 成功

[メイン] ベルファスト : ccb<=47 SAN (1D100<=47) > 6 > スペシャル

[メイン] system : [ ヴィンセント ] SAN : 44 → 43

[メイン] エドナ : CCB<=42 (1D100<=42) > 72 > 失敗

[メイン] system : [ 葵トーリ ] SAN : 51 → 50

[メイン] system : [ ベルファスト ] SAN : 47 → 46

[メイン] エドナ : 1d3 (1D3) > 3

[メイン] system : [ エドナ ] SAN : 42 → 39

[メイン] エドナ : 「ふーん」

[メイン] 葵トーリ : 「オカルティックだな…雰囲気が違うっていうか」

[メイン] KP : この部屋は古いレンガと新しいレンガでまだら模様のようだ
恐らくは……壊れた部屋を直そうとしているのだろう

[メイン] KP : 続いて〈アイデア〉だ

[メイン] ベルファスト : 「…お嬢様、ご平気ですか…?」

[メイン] ヴィンセント : ccb<=40 (1D100<=40) > 85 > 失敗

[メイン] 葵トーリ : CCB<=40 アイデア (1D100<=40) > 30 > 成功

[メイン] ベルファスト : ccb<=55 アイデア (1D100<=55) > 81 > 失敗

[メイン] エドナ : 「…大丈夫よ」

[メイン] エドナ : CCB<=55 アイデア (1D100<=55) > 26 > 成功

[メイン] KP : トーリ君とレディ・エドナはまるで

[メイン] KP : この部屋はなにかの神殿のようだ……と感じたかもしれない

[メイン] ヴィンセント : 「……不気味としか言いようがありません」

[メイン] 葵トーリ : 「やっぱり雰囲気が違う…神的な何かを感じる」

[メイン] ベルファスト : 「…詳しくお聞かせ願えますか?」

[メイン] ヴィンセント : 「ふむ?」

[メイン] 葵トーリ : 「いや…ふと思っただけだけど他とは違う隔離された……神殿みたいだなって」

[メイン] ヴィンセント : 「オカルト的、ですね……」

[メイン] エドナ : 「ライナスがいたら喜びそうな場所ね…もういないけど」

[メイン] ベルファスト : 「ふむ…」

[メイン] ベルファスト : 「……同意いたします」

[メイン] 葵トーリ : そう感じながらここを見まわしたいです
何かありますか?

[メイン] KP : よく観察してみれば、古い煉瓦は熱と煤で変色している

[メイン] KP : 地面には新しい、紋様の入ったレンガが積まれている

[メイン] KP : ……破壊され、燃やされた壁をあのチンピラを使って修復しようとしていたのだろう

[メイン] 葵トーリ : 「一度壊れたのを直そうとしてる…バーナードってやつがやらせてたんだっけ?」

[メイン] ヴィンセント : 「その筈です。先ほどの彼らが零していたところによると」

[メイン] ベルファスト : 「ええ…先程、そう耳にいたしましたね」

[メイン] ヴィンセント : 「……しかし、オカルト。そして修復ですか」

[メイン] ヴィンセント : 「かつて、バーナードはオカルト的技法による犯罪を画策し……彼のホームズによってそれを阻止されました」

[メイン] ヴィンセント : 「あるいは、その計画を再始動させようとしているのだとしたら……これは何としても阻止する必要がある」

[メイン] 葵トーリ : 「ほんとにそうだな」

[メイン] 葵トーリ : 「バーナード捕まえればだいたいわかりそうだな!」

[メイン] ベルファスト : 「……神……レディ・マーダー……旧支配者の天啓…?」

[メイン] ヴィンセント : 「それは必須となるでしょう。このような工作をしている時点でクロだ」

[メイン] ヴィンセント : 「旧支配者の天啓……?」

[メイン] 葵トーリ : 「なんだなんだ?」

[メイン] ベルファスト : 「……いえ、私たちが事件に巻き込まれた夜…そんな声をふと耳にしたことを思い出しまして」

[メイン] KP : 「せんせい!せんせい!ごめんなさい!ごめんなさい!」

[メイン] KP : 突然すすり泣きのような、悲鳴のような声が木霊する

[メイン] ヴィンセント : 「!」

[メイン] KP : 「もうしませんからゆるしてください!せんせい!せんせい!」

[メイン] ベルファスト : 「…!?」

[メイン] KP : その声は探索者たちが通り過ぎた懲罰房の一室から聞こえるようだ

[メイン] 葵トーリ : 「なんでまだ人がいるんだ~~」

[メイン] エドナ : 「…こんな廃墟に人が…?」

[メイン] ヴィンセント : 「この声は……」

[メイン] ベルファスト : …その声に聞き覚えは?

[メイン] KP : 無いだろうネェ

[メイン] ヴィンセント : 「レディ・エドナも感じたと思われますが、こんな廃墟に人がいるのは間違いなく異常ではあります」

[メイン] 葵トーリ : 「だとしてもよ!さっさと助けてやろうぜ」

[メイン] ベルファスト : 「ええ、事態は急を要すると考えます」

[メイン] ヴィンセント : 「……その通りです。助けを求める人を助けずしてヤードは名乗れない」

[メイン] ヴィンセント : では、懲罰房へ行きましょうか

[メイン] KP : 声のする懲罰房の前まで来ると、木製の扉に僅かに空いた覗き穴から中の様子がうかがえる

[メイン] ベルファスト : 「…それが、ある種のヤードとしての務めなのですね」

[メイン] KP : 既に朽ち果てたベッドに凭れ掛かるように美しいブロンド髪の少女がうずくまって泣いている

[メイン] 蹲る少女 : 「……だれ?」

[メイン] ヴィンセント : 「誰にでも誇りがあり、私にとってはそれがこれなのです……」

[メイン] 蹲る少女 : 「……せんせい?」

[メイン] 葵トーリ : 「おーい大丈夫か~?俺は葵トーリ!ほかの連中は」

[メイン] エドナ : 「他人に名を問う前に自分から名乗りなさい」

[メイン] 蹲る少女 : 「せんせいじゃないの?」

[メイン] 葵トーリ : 「先生ってのはバーナード先生のことかい?」

[メイン] 蹲る少女 : 「せんせいはすぐに戻ってくるわ。あなた達もこんなところにいては、懲罰房に繋がれてしまうわ!」

[メイン] 蹲る少女 : 「そう、バーナードせんせいに見つかってしまうわ!」

[メイン] 蹲る少女 : 「わたしはウルミナ」

[メイン] ベルファスト : 「…!」
辺りを軽く見渡す

[メイン] 蹲る少女 : 「……わたしは愛を見つけられなかったから叱られているの!」

[メイン] ヴィンセント : 「バーナード……!やはりここに出没していたか……」

[メイン] 蹲る少女 : 「愛するものを見つけられない者は、神様の天啓を授かることが出来ないのよ!」

[メイン] 蹲る少女 : 「私達の中で、天啓を得る素質があるのはアクシアだけだった」

[メイン] 葵トーリ : 「愛を見つけるのは難しいよな…うんうんわかるよ」

[メイン] 蹲る少女 : 「……アクシアは愛するものを見つけられたの?お姉ちゃん!こわいよ!」

[メイン] 蹲る少女 : 「ウルミナは失敗作だから、天啓を得られないの……。アクシアお姉ちゃん!」

[メイン] ベルファスト : 「ウルミナ……ウルミナ=エレオノーラ様ですね」

[メイン] KP : さて

[メイン] KP : 全員POWの×5でダイス振ってみようか

[メイン] エドナ : 「アナタ、ウルミナって言うのね」

[メイン] ヴィンセント : 「……かわいそうに。随分と憔悴している……」

[メイン] ヴィンセント : ccb<=45 (1D100<=45) > 35 > 成功

[メイン] 葵トーリ : CCB<=55 POW*5 (1D100<=55) > 70 > 失敗

[メイン] ベルファスト : ccb<=55 POW*5 (1D100<=55) > 97 > 致命的失敗

[メイン] エドナ : CCB<=45 (1D100<=45) > 74 > 失敗

[メイン] ヴィンセント : 🌈

[メイン] KP : 🌈

[メイン] 葵トーリ : 🌈

[メイン] ベルファスト : 🌈

[メイン] エドナ : 🌈

[メイン] KP : ベルファスト嬢はこのウルミナと名乗る少女に同情してしまった…

[メイン] ベルファスト : メイド長なのに精神力が貧弱すぎる…

[メイン] KP : ファンブルの効果は待っていてくれ

[メイン] ベルファスト : こわい

[メイン] KP : 見れば、トーリ君やレディ・エドナも多かれ少なかれ、少女に注目していた

[メイン] KP : しかし

[メイン] KP : ヤードとして冷静さを心掛けていたヴィンセントは、気付いた
気付いてしまった

[メイン] KP : ……この泣いている少女に、影はない

[メイン] ヴィンセント : 「……!」

[メイン] KP : この少女は、生者ではないのだ

[メイン] 蹲る少女 : この地に染込んだ残留思念と言えばいいのか……
ともあれ、これは過去をただ繰り返しているだけなのだ

[メイン] 蹲る少女 : そんなことを朧気ながら理解したヴィンセントは正気度判定だ(0/1)

[メイン] ヴィンセント : ccb<=43 (1D100<=43) > 11 > 成功

[メイン] ベルファスト : 「…ウルミナ様。私たちが力になれることはございませんでしょうか」

[メイン] 蹲る少女 : 「ああ……わたしはウルミナ。失敗作のウルミナ」

[メイン] 蹲る少女 : 「アクシアお姉ちゃんとは、違う。ただのウルミナ……」

[メイン] ヴィンセント : 「……」
しばし、手に口を当て黙ってその様子を見守る

[メイン] ベルファスト : 「…そ、そのようなことはございません…!」

[メイン] 葵トーリ : 「ヴィンセントどうかした?」

[メイン] ヴィンセント : 「これは、言ってしまうべきなのか……いえ、黙っていても仕方がありませんか……」

[メイン] ヴィンセント : 「気を確かにお聞きください。彼女は、現世の存在ではないようです」
影を指し示す

[メイン] 蹲る少女 : 「ああ……アクシアおねえちゃん!おねえちゃん!おねえちゃんおねえちゃん……!」

[メイン] ベルファスト : 「…姉妹の得意不得意の領域に差はあれど、貴女が劣っているなどということは決して…!」

[メイン] 蹲る少女 : 少女が顔を上げる

[メイン] KP : しかし、君たちはブロンド髪の少女と視線を交えることはできなかった

[メイン] KP : なぜなら、彼女の眼孔にはあるべき瞳が存在せず、歪な乱杭歯を覗かせる口となっていた!

[メイン] KP : 両目だけではない

[メイン] KP : 両の掌にも、涎を滴らせた乱杭歯の口が空虚にも開いていたのだ!

[メイン] 葵トーリ : 「ヒッ」

[メイン] ベルファスト : 「………っ!!?」

[メイン] KP : 怪物と化した少女の姿を見て正気度判定だ(1/1D6)
ベルファスト嬢は確定失敗でよろしく

[メイン] ヴィンセント : 「……ッ」

[メイン] ヴィンセント : ccb<=43 (1D100<=43) > 14 > 成功

[メイン] エドナ : 「……」

[メイン] system : [ ヴィンセント ] SAN : 43 → 42

[メイン] ベルファスト : 1d6 (1D6) > 2

[メイン] 葵トーリ : CCB<=50 (1D100<=50) > 13 > 成功

[メイン] system : [ ベルファスト ] SAN : 46 → 44

[メイン] エドナ : CCB<=39 (1D100<=39) > 84 > 失敗

[メイン] system : [ 葵トーリ ] SAN : 50 → 49

[メイン] エドナ : 1d6 (1D6) > 5

[メイン] エドナ : CCB<=55 アイデア (1D100<=55) > 83 > 失敗

[メイン] system : [ エドナ ] SAN : 39 → 34

[メイン] ヴィンセント : せふせふ

[メイン] KP : 発狂ならずか…

[メイン] ヴィンセント : ちょっと残念そうにしないでください

[メイン] 蹲る少女 : 「──────……」

[メイン] KP : 気付けば、少女の姿は消えていた

[メイン] 葵トーリ : 「……」

[メイン] KP : まるで最初からこの場に居なかったように

[メイン] KP : そして彼女がいた場所にカツン…と何かが落ち、ベッドの下まで転がっていく

[メイン] ヴィンセント : 「あのウルミナ=エレオノーラ嬢は恐らく、この場でずっと苦しんでいるのでしょう……今のように」

[メイン] ヴィンセント : ベッド下確認!

[メイン] 葵トーリ : なんだなんだ

[メイン] KP : そこには

[メイン] KP : ブローチが落ちていた カメオのブローチだ

[メイン] ヴィンセント : 「これは……」
手に取ってみますか

[メイン] 葵トーリ : 「俺にも見せてくれよー」

[メイン] KP : 精巧な作りで美しい少女が彫られているよ

[メイン] ヴィンセント : 全体に見せてみます

[メイン] 葵トーリ : 俺の持ってるのと一緒?

[メイン] KP : では……見比べるとよく解るだろうけれど

[メイン] KP : トーリ君の持っているブローチと対の物となっている

[メイン] KP : 彫られた少女の横顔は、まるで向き合って微笑み合っているように見える

[メイン] ベルファスト : 「……っ…それは…?」
まだ少し落ち着きを取り戻せないでいる

[メイン] ヴィンセント : 「……こちらはウルミナ嬢のものでしょうか。どうして我々に託されたのかはわかりませんが……」

[メイン] ヴィンセント : 「トーリくんの、それは……」

[メイン] KP : ブローチを拾ったヴィンセントはさらにベッドの下の奥に紙の束があったことに気付くだろう

[メイン] 葵トーリ : 「俺のがアクシアのかな」

[メイン] ヴィンセント :

[メイン] ヴィンセント : 紙束も回収して読み上げます

[メイン] 葵トーリ : 「そんなものまで」

[メイン] KP : では、このようなものだった

[メイン] ベルファスト : 「………」

[メイン] 葵トーリ : 「悲しいくて……俺つらいよ…」

[メイン] ヴィンセント : 「……私もです」
紙を強く握りしめる

[メイン] ベルファスト : 「………。ウルミナ様は…」

[メイン] ヴィンセント : 「記述によればおそらくは、もう……」
首を横に振る

[メイン] ベルファスト : 「………………」

[メイン] 葵トーリ : 「そこまでするものなのかよ!天啓ってやつはよ!」

[メイン] ヴィンセント : 「まさか。このような悲劇と引き換えにしてでも得るべきものなど、この世のどこを探してもあるはずがありません」

[メイン] ヴィンセント : 「バーナード……確実に捕まえねば」

[メイン] 葵トーリ : 「ああ」

[メイン] ベルファスト : 「………」
無言でこくりと頷く

[メイン] 葵トーリ : 帰るときに麻袋持って帰りたい

[メイン] KP : 大丈夫だろう

[メイン] ベルファスト : 「…どうなさったのですか?トーリ様」

[メイン] 葵トーリ : 「せっかくわかりやすい図?っていうのかなマークがあるから資料になるかなって」

[メイン] ヴィンセント : 「ふむ、いい材料です」

[メイン] 葵トーリ : 「やっぱりこのマークは目を引くからなー」

[メイン] ヴィンセント : 「……ベルファスト嬢も、あまり思いつめないように。肝心なときに引き金が鈍ります」

[メイン] ベルファスト : 「…………ええ。…理解しております」

[メイン] ベルファスト : 「…私にも、姉がおりますので。…少々、彼女に自分の姿を見てしまった…のかもしれません」

[メイン] KP : では、ロンドンへ帰還するとしよう

[メイン] ヴィンセント : 「姉妹の絆、尊いものです。それを弄ぶ……やはり、決して許せるものではない」

[メイン] ヴィンセント : 「次の行動に移りましょう。バーナード、奴を捕らえるために」

[メイン] ベルファスト : 「…はい」

[メイン] ヴィンセント : というわけで廃墟を引き払いますかね

[メイン] 葵トーリ : ロンドンGO

[メイン] KP : 君たちは多くの情報を得て、レンガも携えながら

[メイン] KP : レディ・エドナの馬車でロンドン市街地へと舞い戻った

[メイン] KP : 再び片道2時間の旅だ

[メイン] KP : 空の太陽がそろそろ傾き始めるのが遠くに見える頃、ロンドンへと着く

[メイン] KP : ……少し騒がしい

[メイン] 男性  : 「おい、また殺人だってよ!」「またウエストミンスターか……?」と声が聞こえる

[メイン] ヴィンセント : 「レディ・エドナの馬車はやはり快速ですね――これは」

[メイン] KP : ヴィンセント君を見付けた警官が駆け付ける

[メイン] ヴィンセント : 「また、ですか……!」

[メイン] 警官 : 「そ、捜査主任!……流石です」

[メイン] ヴィンセント : 「手早く、状況を」

[メイン] 警官 : 「たった今殺しがあったと。……主任も別口で情報を掴んでいましたか?」

[メイン] 警官 : 「現場はまだ混乱しております。……お急ぎください」

[メイン] ヴィンセント : 「わかりました。すぐに向かいます」

[メイン] 葵トーリ : 「今度はどこだって?」

[メイン] ヴィンセント : 「皆さん、慌ただしくて申し訳ありませんがお付き合いください」
三人に声をかける

[メイン] エドナ : 「帰ってきて早々アナタも大変ね」

[メイン] 警官 : 「またウェストミンスターです!」

[メイン] ベルファスト : 「同意いたします」

[メイン] KP : ではウェストミンスターで現場と合流だ

[メイン] 警官 : 「巡査長!……お待ちしていました!」

[メイン] 警官 : 「昨日は殺しが起きなかったので油断していました……現場はこちらです」

[メイン] ヴィンセント : 「……お疲れ様です」
現場まで歩いていく

[メイン] 警官 : 「捜査状況は、こちらです」と資料を

[メイン] ヴィンセント : ペラペラと捲りつつ、口頭で周囲にも共有

[メイン] 葵トーリ : 「また同じようにやられてるな」

[メイン] 警官 : 「まだ現着したばかりで周りの聞き込みや現場検証も済んでおらず……」

[メイン] ベルファスト : (…成程)

[メイン] ヴィンセント : 「私の方でやっておきます。自分の手で掴んだ情報が最も扱いやすい」

[メイン] ヴィンセント : 「では、ご苦労様です」
警官に一声かけて現場検証に行きますか

[メイン] 警官 : 「はっ」

[メイン] KP : 現場検証なら〈目星〉系の技能だろうね

[メイン] ヴィンセント : 「まず、私が見ましょうか……」

[メイン] ヴィンセント : ccb<=80 見分色 (1D100<=80) > 95 > 失敗

[メイン] ヴィンセント : 🌈

[メイン] ベルファスト : 🌈

[メイン] KP : 🌈危ない

[メイン] エドナ : 🌈

[メイン] 葵トーリ : 🌈

[メイン] KP : 死体を観察したヴィンセント君
しかし今回は死体の損傷もない

[メイン] KP :

[メイン] ヴィンセント : 「……?」
顎に手を当てて考え込む

[メイン] ヴィンセント : 「……何か見落としがあるのか?」

[メイン] KP : 他のメンバーはどうするかな?

[メイン] ベルファスト : 私は一般メイドなので先にトーリ様が調査なさるのが自然でしょうか

[メイン] 葵トーリ : 聞き込みか見分か迷ってたけど見分します

[メイン] 葵トーリ : 「なに難しい顔してるんだよ!」

[メイン] 葵トーリ : CCB<=80 感情の伝播 目星聞き耳図書館 (1D100<=80) > 81 > 失敗

[メイン] ヴィンセント : 🌈🌈

[メイン] KP : 🌈

[メイン] 葵トーリ : 🌈

[メイン] ベルファスト : 🌈

[メイン] エドナ : 🌈

[メイン] 葵トーリ : 同じように手を顎に当てて

[メイン] 葵トーリ : 「……何か見落としがあるのか?」

[メイン] ヴィンセント : 溜息を一つ落とす。

[メイン] ヴィンセント : 「トーリくん……」

[メイン] 葵トーリ : 「……」

[メイン] ベルファスト : 「…その、何をなさっているのでしょうか…」

[メイン] エドナ : 「仲良いわね」

[メイン] ヴィンセント : 「この遺体の状況……確実に、何かがある……」
「しかし、その何かを掴めずにいるのです」

[メイン] 葵トーリ : 「いやまったくわからん」

[メイン] ヴィンセント : 「……申し訳ない。お二人の見識をお借りしたい」

[メイン] ベルファスト : 「ふむ…」

[メイン] ベルファスト : 「…では失礼して」

[メイン] ベルファスト : ccb<=90 対空レーダー (1D100<=90) > 3 > 決定的成功/スペシャル

[メイン] ヴィンセント :

[メイン] KP : !!

[メイン] エドナ :

[メイン] ベルファスト :

[メイン] 葵トーリ :

[メイン] KP : 傷を見たベルファスト嬢は察しがついた

[メイン] KP : 雑だ
獣のように醜い傷なのは変わらないが、それにしても雑という印象を受ける

[メイン] KP : よほど急いでもいたのか、慌てていたのか

[メイン] KP : これでは証拠隠滅も間に合わない……そう思って咄嗟に見渡せば

[メイン] KP : 現場近くの下水溝に浮かぶナニカが気になった

[メイン] ベルファスト : 「……?」

[メイン] KP : それは林檎だった
落下防止用の柵の向こう、林檎が下水に浮いている

[メイン] KP : そう、血濡れの林檎がネ

[メイン] ベルファスト : 「…え」

[メイン] ヴィンセント : 「む、いかがしました」

[メイン] ベルファスト : 「……あそこに」
浮かぶ林檎を指差す

[メイン] ヴィンセント : 「……林檎!そういえばこの辺りに、林檎売りの少女が……」

[メイン] 葵トーリ : 「林檎……あの時もいたなぁ」

[メイン] KP : 付着した血はまだ新しく、色も鮮やかで乾いていない

[メイン] エドナ : 「…血まみれね」

[メイン] ヴィンセント : 「……」

[メイン] ヴィンセント : ところでアイデアいいですか?

[メイン] KP : ──────いいヨ~!

[メイン] ヴィンセント : 林檎売りの少女と話した時に、その仕草に気品が見えたりしなかったかとか思い浮かべたいのですが…

[メイン] KP : 判定どうぞ

[メイン] ヴィンセント : ccb<=40 (1D100<=40) > 23 > 成功

[メイン] KP : ヴィンセントはこの通りで見かけた林檎売りの少女と会話した時のことを思い出そうとしたが…

[メイン] KP : もう一度〈アイデア〉どうぞ

[メイン] ヴィンセント : !

[メイン] ヴィンセント : ccb<=40 (1D100<=40) > 61 > 失敗

[メイン] ヴィンセント : うぐっ…

[メイン] KP : ──────特徴的な振る舞いなどは無かったように見える
ごくありふれた、周りの子どもと一切変わらない

[メイン] KP : とても平均的な、すごい貧民街らしいものだったと、思う

[メイン] ヴィンセント : 「――まさか。やはり、あり得ないだろうか……」

[メイン] ヴィンセント : しばし考えたのち、再び俯く。

[メイン] KP : 違和感は、覚えるかもしれないがネ

[メイン] KP : さて、レディ・エドナは先に動くのは避けると言っていたが、何か行動するかね

[メイン] ベルファスト : 「………失礼、死体検証でしたね。…所見としては、他の犯行と比べて…犯行の跡が少々杜撰と申しますか…何か急いでいたような印象を受けます」

[メイン] KP : 全員何かしら動いたら……(意味深に無言)

[メイン] 葵トーリ : 「もう実行犯は逃げたみたいだなー」

[メイン] ヴィンセント : 「……急いでいた。成程、何かアクシデントがあった」
「少し考えが繋がった気がしますね……」

[メイン] エドナ : 「ふーん」

[メイン] 葵トーリ : 「マジかよスゲーじゃん」

[メイン] ベルファスト : 「…そういえば、前回の犯行も死体損壊の噛み跡はございませんでしたね。…我々以外の何かに正体を追われて?」

[メイン] ヴィンセント : 「はい、私も同じ考えに行きつきました」

[メイン] ヴィンセント : 「この件、他に殺人鬼を追う何らかの勢力……あるいは個人かもしれませんが。とにかく、敵対者がある」

[メイン] 葵トーリ : 「なるほど」

[メイン] ヴィンセント : さて、エドナさんはどうしましょう

[メイン] KP : レディ・エドナがメイドの報告を聞いていると

[メイン] 警官 : 「捜査主任!」警官が一人慌てて報告してくる

[メイン] ヴィンセント : 「ふむ?」

[メイン] 警官 : 「事件現場付近で目撃されたと思われる少女が、近くで馬車を拾っていたようです!」

[メイン] 警官 : 「黒い手袋の金髪の少女は……ロイルドヒルに向かったとのこと!」

[メイン] ヴィンセント : 「……ほう」

[メイン] ヴィンセント : 「お手柄です。一体、どこからの情報ですか?」

[メイン] 警官 : 「馬車の御者の連中が、どうも焦った様子の令嬢を運良く拾ったやつが居たと」

[メイン] 警官 : 「金は幾らでも出すから急いでロイルドヒルに行け、と言っていたようで」

[メイン] ヴィンセント : 「……」

[メイン] ヴィンセント : 「まさしく、値千銀です」

[メイン] 葵トーリ : 「追うのかよ?」

[メイン] ヴィンセント : 「勿論です」

[メイン] ヴィンセント : 「これ以上の被害を出すなど、看過できるわけがない」

[メイン] 葵トーリ : 「当たり前だな」

[メイン] ヴィンセント : 「相手は未知数、不安が無いと言えば噓になりますが。ここで見逃す理由にはならい」

[メイン] ベルファスト : 「……お嬢様、お身体の方は」

[メイン] エドナ : 「次から次に忙しいわね…」
「大丈夫よ、心配要らないわ」

[メイン] 葵トーリ : 「じゃあ俺たちも馬車に乗って行きますかロイルドヒル」

[メイン] ヴィンセント : 「ここから先は危険になります……などと言うのも無粋ですね」

[メイン] ヴィンセント : 「感謝します。行きましょう」

[メイン] KP : 君たちはこの連続殺人事件の真実を確かめるべく……

[メイン] KP : 再びロイルドヒルへと向かった

[メイン] KP : ここでだ!

[メイン] ヴィンセント :

[メイン] ベルファスト :

[メイン] KP :  

[メイン] KP : これですべてのイベントが起こった

[メイン] KP : 少々遅かったかもしれないが……

[メイン] KP : しかしこれも、完璧なまでのフェアプレーを期待することは無論だが、一人でも多くのプレイヤーにこの謎を解いて欲しいが故である

[メイン] KP : ストップモーション!

[メイン] KP : 勇気を振り絞って、私はここであの有名なセリフを宣言する

[メイン] KP : 「私はプレイヤーへ挑戦する!」

[メイン] KP : 既に事件の状況は君たちの前に提示された

[メイン] KP : 他に必要なものがあるとすれば、それは真相を読み解く鋭い推理だけだ!

[メイン] KP : この後推理タイムの後に、クライマックスシーンが始まる

[メイン] KP : そこでキミ達にはある選択をしていただきたい

[メイン] KP : その結果次第でエンディングが変化することだろう

[メイン] KP : この場ではその選択の前提条件として、二つの事案について自分たちなりの推理をしてみてほしい

[メイン] KP : 一つ、「エリザベス=バーナードの目的は何か?」

[メイン] KP : 一つ、「ウエストミンスター連続殺人事件犯の正体は?」

[メイン] KP : この推理タイムはPL・PCの垣根無く自由な意見交換のもと

[メイン] KP : 事件の真相を推理してみてほしい

[メイン] KP : それでは再び時が流れるまで、推理スタート!

[メイン] ヴィンセント : ふむ

[メイン] ヴィンセント : ではまず、おおよそ話の固まっている殺人事件犯の犯人から議論しましょうか

[メイン] 葵トーリ : おう

[メイン] ベルファスト : ええ

[メイン] エドナ : いいわよ

[メイン] ヴィンセント : 結論から行きましょう
林檎売りの少女でしょう

[メイン] ヴィンセント : 確定させるだけの根拠と言えるものはありませんが……一つ一つ考証を重ねると違和感がない答えだと思います

[メイン] 葵トーリ : 妥当なとこだなー

[メイン] KP : なるほど

[メイン] KP : では……出題者としてその結論に応えよう
〈アイデア〉をどうぞ、だ

[メイン] ベルファスト : …少々考えさせていただいてもよろしいでしょうか

[メイン] ヴィンセント : ああ、いえ。あくまで私の現時点での答えを最初に示しただけですので

[メイン] KP : 推理の為なら無論だ

[メイン] ヴィンセント : 無論、考えるならお付き合いしますし、それは非常に望ましいです

[メイン] ベルファスト : …一つ思い当たっているのは

[メイン] ヴィンセント :

[メイン] 葵トーリ :

[メイン] ベルファスト : >神の天啓を授かるには愛するものを見つけなければならない。自らの手で愛するものを奪う時、真の天啓を授かることが出来るだろう……。
バーナードの目的はこの真の天啓にある、と見ています。そのために達成されるべきは何か

[メイン] 葵トーリ : 愛するものを奪うことだろう?

[メイン] ヴィンセント : ……!

[メイン] ヴィンセント : もしや…いや、どうかな

[メイン] 葵トーリ : 半分妄想だけど蘇らされたウルミナがリンゴ売りかなって思ってる

[メイン] ベルファスト : >先生は私とアクシアを殺し合いさせようとしていた。私にアクシアは殺せない。
…確か、こう続いておりましたよね

[メイン] ヴィンセント : ええ。

[メイン] 葵トーリ : はい

[メイン] ベルファスト : >半分妄想だけど蘇らされたウルミナがリンゴ売りかなって思ってる
はい、同意見でございます

[メイン] 葵トーリ : 同じでしたか

[メイン] ヴィンセント : 蘇る…んですかね?

[メイン] ヴィンセント : 蘇った様な情報ありましたっけ

[メイン] ベルファスト : >死んだはずのエミリーが起き上がった。
>先生は奥の部屋でエミリーに神様の化身を宿らせたと言っていた。
>あれはエミリーの姿をしているけど、全くの別人だ。
>本当に怖い。

[メイン] 葵トーリ : 日記にエミリーそれからワトソンの証言かな

[メイン] ヴィンセント : あーーーーーーーーー

[メイン] ヴィンセント : それか…

[メイン] ヴィンセント : しかし、顔……顔の方はどうしましょう

[メイン] ヴィンセント : 見た目は、恐らく…似てないですよね

[メイン] 葵トーリ : う~ん

[メイン] ベルファスト : 霊体の方ではなく、宿らせたのは身体ではないでしょうか…こちらはあまり確信がありませんが

[メイン] KP : ヴィンセント君は〈アイデア〉してくれるかな?

[メイン] ヴィンセント : ccb<=40 あいでーあ (1D100<=40) > 55 > 失敗

[メイン] ベルファスト : 🌈

[メイン] ヴィンセント : なんとなく失敗する気はしてましたねえ!

[メイン] 葵トーリ : oh.

[メイン] KP : ヴィンセント君は林檎売りの少女と懲罰房の霊の少女は

[メイン] KP : 同じ髪色、同じ目の色だったなぁとは脳裏に過った

[メイン] ヴィンセント : ……ううん

[メイン] ヴィンセント : いえ、私としても死者復活というところは納得がいっているのですよ

[メイン] ヴィンセント : それはそれとして、見た目が違うのはどういうことかなという点を突き詰めたく手ですね

[メイン] ベルファスト : …というのは?

[メイン] ヴィンセント : あれ、懲罰房の少女って目が口じゃありませんでしたっけ?

[メイン] ヴィンセント : 目の色とか分かるのかな…

[メイン] ベルファスト : まあ…それは私も思いましたが…
同じ目の色とは…?

[メイン] KP : あれは霊体だったしネェ
ちょっとミスった すまん(Thanks.)

[メイン] ベルファスト : はい、私もそのような考えですが…
つまり、死亡前は通常通り目があって…その身体を使っているのかと

[メイン] ヴィンセント : >あれはエミリーの姿をしているけど、全くの別人だ。
ここがあるじゃあないですか だから、見た目は復活しても変わらないと思うのです

それに、トーリくんは一度林檎売りに会ったわけです
アクシアとウルシアは似ているはずですよね?なら、林檎売りに会ったときに顔が似ていると気づいてよかったじゃないかなあと

[メイン] KP : つまりは面影があったという事で……

[メイン] ヴィンセント : なるほど、そこは理解しました

[メイン] ヴィンセント : まあ、私が林檎売りの見た目に関して疑問に思ったのはそこですね……

[メイン] ベルファスト : 自由にON/OFFできるという考え方もなくはないですが…それならば黒い手袋をつける意味がありませんしね…

[メイン] KP : エドナ嬢はどう思うかな?

[メイン] エドナ : ワタシからはなにも

[メイン] KP : …………林檎売りは黒い手袋をしているという描写は、した覚えはないネ

[メイン] 葵トーリ : ゾッ

[メイン] ヴィンセント : ゾッ

[メイン] KP : ゾッ

[メイン] ベルファスト : ゾッ!!?!?

[メイン] 葵トーリ : やっぱりしてなかったか

[メイン] ヴィンセント : 林檎売りの見た目の齟齬
黒い手袋の有無…その辺の違和感はどうしてもありますよね

[メイン] ベルファスト : …では、仮に林檎売りが犯人だとすると、乱杭歯は自由に出し入れできる、と想定するのが自然だと考えます

[メイン] ヴィンセント : ふむ

[メイン] ヴィンセント : そうですね、まあそこは…そう考えても突飛ではない

[メイン] ベルファスト : しからば、ウルシアの目の問題も…この点において解決できるかと

[メイン] 葵トーリ : それに貴族様たちの事件の時(OP)では林檎売りの恰好ではないのはたしか

[メイン] ヴィンセント : ああ…いえ
引っかかっていたのはそこよりも…

[メイン] 葵トーリ : その時は確かに手の甲にマークがある

[メイン] ヴィンセント : 顔立ちの問題なんですよね、結局……

[メイン] ヴィンセント : ウルシア(と同じ顔の人間)を見て、林檎売りも見て……それでも特になにも感じてない私とトーリくんがいるわけで

[メイン] KP : トーリ君は急いでいたし、顔を観察する時間は無かった……かもね

[メイン] ベルファスト : …二卵性双生児だった、という可能性はありますが…その辺りはどうにも

[メイン] 葵トーリ : 林檎売りがウルシアは特定できなくてもウルシアが犯人っていう線は納得できる?

[メイン] ヴィンセント : ウルシアが林檎売りになったというのは、先も言いましたが納得できる事実ではあります

[メイン] ヴィンセント : ええ、私としても推理には本当に納得してるのです
でも疑問があるから、そこを埋めたいという話をしていました

[メイン] ベルファスト : …成程

[メイン] ヴィンセント : ……ですが、そこの疑問に関しても大分納得できたように思います

[メイン] ヴィンセント : ウルシア=林檎売り路線で行きましょう

[メイン] ベルファスト : …では、私からも一つよろしいでしょうか

[メイン] 葵トーリ : はい

[メイン] ヴィンセント : ええ

[メイン] ベルファスト : >私達の中で、天啓を得る素質があるのはアクシアだけだった
…という話がありましたが、そうなればバーナードが天啓を得られないウルシアを利用する意図はなんでしょうか

[メイン] ヴィンセント : ふむう……

[メイン] ヴィンセント : すいません、話がちょっとズレるかもしれないけどいいですか?

[メイン] ベルファスト : しかし…
>先生は私とアクシアを殺し合いさせようとしていた。私にアクシアは殺せない。
ともありました。アクシアが一方的に天啓を得られるのでは殺し合いにする意味がないと考え、両者ともに天啓を得られるようになったのかと…

[メイン] ベルファスト : はい、かまいません

[メイン] 葵トーリ : はい

[メイン] ヴィンセント : 殺人犯の手口なんですがね

[メイン] ヴィンセント : 死体がかがんでいるじゃないですか

[メイン] ヴィンセント : あと、フィッツロイ…被害者の一人ですね
彼は殺人犯を助けようとしてたんですよ

[メイン] ベルファスト : …少女の下げる林檎を手に取ろうと、くらいに考えていましたが…

[メイン] 葵トーリ : 俺は林檎を拾ってたぜー

[メイン] ヴィンセント : これって、令嬢にわざわざ屈んだり親切にしたり……好きになれる要素を持った人間を狙ったように見えないかなと

[メイン] ヴィンセント : 林檎を取る、なるほど……

[メイン] ベルファスト : …あ、つまり犯行のチャンスだったと…

[メイン] ヴィンセント : そこを邪魔された…?

[メイン] 葵トーリ : だと俺は思ってる

[メイン] ヴィンセント : あー、そういえばトーリくんが林檎拾おうとしたとき辞退しようとしてましたっけ、彼女

[メイン] 葵トーリ : はい

[メイン] ヴィンセント : もしかして好意を抱いた人間を殺すようにコントロールされてる?

[メイン] 葵トーリ : それは分からない
俺はだたの挑発のためでアクシアの天啓の条件を満たさせようとしてるかなと思っている

[メイン] ヴィンセント : ふむ……

[メイン] KP : つまりバーナードの目的とは?

[メイン] 葵トーリ : アクシアに愛する双子を殺させることかと

[メイン] 葵トーリ : 素質を持って初めて愛する人を殺す意味になるだろうしね

[メイン] ベルファスト : …成程、私もその考えが最も近いです
噛み傷に対して「挑発しているようだ」と感じたことへも合点がいきました

[メイン] ヴィンセント : 素質、というのが分かりませんよね

[メイン] ヴィンセント : とはいえ、これに関しては本当に生来の素質でしょうかね

[メイン] 葵トーリ : たぶんそう
このロンドンでアクシアしか当てはまらないようなものかな

[メイン] ヴィンセント : エレオノーラ姉妹は互いに大事に思い合っていたようですし、それでアクシアだけが素質があるというなら、本当に体質とかそういう程度のものなのじゃないかと考えます

[メイン] ヴィンセント : ああ、アクシアに妹を殺させようとしているという点に関しては私も同意するものです

[メイン] 葵トーリ : 他に何か話すことはあるかな?

[メイン] KP : 推理を共有できた…でいいかな

[メイン] ベルファスト : …もう少し踏み込むと、かつ、そうして真の天啓を得…

[メイン] ヴィンセント : 旧支配者の力を得るというところでしょうか?

[メイン] 葵トーリ : 恐ろしい

[メイン] ヴィンセント : ここはメタ推理というかPLのリアル知識になりますが

[メイン] ヴィンセント : ここで出てきてるのはイゴローナクですね
悪意に反応する邪神

[メイン] ベルファスト : …最終目的は犯罪組織集団か…とにかくロンドン全土に跨る影響を及ぼそうといったところまででしょうか

[メイン] ヴィンセント : 愛する者を殺す……いかにもイゴローナクが好みそうな題材です

[メイン] 葵トーリ : なるほど欲しがる人がいるわけだ

[メイン] ヴィンセント : そして、一人が天啓を得れば周りにも天啓が広がるというのは…イゴローナクの力が広がってロンドンに悪意が満ちるようになるという感じでしょうか

[メイン] ベルファスト : あ、違う…
その後シャトレーヌ嬢と関わるところまで…でしたよね

[メイン] ヴィンセント : なるほど?

[メイン] ヴィンセント : これは、「オカルト好きの貴族に旧支配者の話を持ち出して協力を持ちかけたら蹴られた」ということですよね

[メイン] ヴィンセント : 貴族の協力を得るのがメインだったのか、それとも協力を得て邪神の力を得ることがメインなのか、順序の問題は知りませんが……そこも目的に入っていると言えるでしょう

[メイン] KP : そろそろみんなの推理を纏めようか

[メイン] 葵トーリ : わかった

[メイン] ヴィンセント : では
一つ、「エリザベス=バーナードの目的は何か?」

[メイン] ヴィンセント : これ、どこまで答えたもんですかね

[メイン] KP : この場における、ひとまずの達成すべき目標というところかな

[メイン] 葵トーリ : アクシアの天啓まででいいかな?

[メイン] KP : つまり、「アクシアに愛する者を殺させて天啓を得ようとしている」かな

[メイン] ヴィンセント : 私はそれで、異論ありません

[メイン] ベルファスト : ええ、上に同じく

[メイン] エドナ : ワタシはなにも

[メイン] 葵トーリ : いいと思う

[メイン] KP : では、連続殺人事件の犯人は

[メイン] ベルファスト : 林檎売りことウルミナ=エレオノーラ…中身はどうなのか知りませんが

[メイン] ヴィンセント : 林檎売り、もしくはウルミナ……ですよね

[メイン] 葵トーリ : ウルミナって答えたいなぁ

[メイン] KP : 結構

[メイン] KP : 皆の推理、堪能させてもらったよ

[メイン] KP : その答えを、これから確かめて欲しい

[メイン] KP : 時を再び進めるとしよう

[メイン] KP :  

[メイン] KP : キミ達を乗せた馬車が、日の暮れたロイルドヒルプライマリースクールまで再びやってきた

[メイン] KP : 講堂の前には見覚えのない馬車が1台止まっている

[メイン] KP : そして講堂には、人の気配だ

[メイン] 葵トーリ : 誰がいるのだろうか

[メイン] ヴィンセント : 行けば分かることと思います

[メイン] ベルファスト : ………

[メイン] 葵トーリ : では入るぜー

[メイン] ヴィンセント : ……行きましょうか

[メイン] KP : 君たちは講堂の扉を開いた

[メイン] KP : 君たちの目に講堂で行われんとしているものが飛び込んでくる

[メイン] ヴィンセント : 「……」

[メイン] 葵トーリ : 「!」

[メイン] KP : 玄関ホールは天井からシャンデリアが吊るされ、その真下のマリア像が屹立する大階段の手前で

[メイン] アクシア : 歪なトラバサミに酷似した凶器を手にしたアクシアが

[メイン] 林檎売り : 林檎売りの少女の首元に凶器を突きつけようとしている直前の瞬間だ

[メイン] ベルファスト : 「……!」

[メイン] KP : 玄関から大階段まで距離がある

[メイン] KP : アクシアが凶器を振り下ろすまでに止めに入ることは、難しい

[メイン] KP : しかし、懐から銃を取り出し、引き金を引くことくらいならば……!

[メイン] KP : 君たちの前に、選択肢が並んだ

[メイン] KP : 推理に確信を持つならば……狙いは、定まるはずだ

[メイン] KP : KPとしてお聞きしよう

[メイン] KP : 目の前の凶行を、ロンドンを狙う悪意の計画を、止めるために

[メイン] KP : 君たちはどちらを、狙うかね?

[メイン] ベルファスト : …論ずるまでもございません

[メイン] ヴィンセント : 正しい選択を願います

[メイン] 葵トーリ : 俺は葵トーリは引き金を引ける男だぜ

[メイン] 葵トーリ : 林檎売りの方を狙う

[メイン] KP : わかった

[メイン] KP : トーリ君が放った銃弾は、違えることなく林檎売りの少女へと命中した

[メイン] KP : 少女はその場に崩れ落ちる

[メイン] アクシア : 「──────……」

[メイン] アクシア : アクシアは、ほんの少し呆然とそれを見て

[メイン] アクシア : 振り返り、君たちを、トーリを見て、叫ぶ

[メイン] アクシア : 「どうしてそこまでしてくれるの?」

[メイン] アクシア : 「わたしとあなたは、何の関わり合いもないのに!」

[メイン] アクシア : 彼女は今にも泣きだしそうだ

[メイン] アクシア : 「これは悪いやつなの。もう……妹なんかじゃない」

[メイン] アクシア : 「私の周りの人間に不幸をもたらす、殺人姫なの!」

[メイン] アクシア : 「ここで……ここで私が」

[メイン] 葵トーリ : 「それでも……どんな形でも…愛する人を殺すことは悲しいことだ」

[メイン] アクシア : 「この、運命を……終わらせないと」手の凶器を握る力を強める

[メイン] 葵トーリ : 「この事件を追ううちに色々わかったことがある。何かを思って抱え込んでるのかもしれない。でも俺はお前を助けたい。だからそんな事しないでこっちに来い!」

[メイン] アクシア : 「……っ」

[メイン] 葵トーリ : 「まだ渡せてない落し物だってあるし、アクシアがそれをしたら君がきっと変わってしまう。そうしたら世界はきっと寂しくなる。だからもうやめよう」

[メイン] アクシア : 「落とし物……?」

[メイン] 葵トーリ : そう言って彼女の方に近づく

[メイン] 葵トーリ : 「これだよ!奇麗なブローチ!ずっと渡そうと探してたんだ」

[メイン] アクシア : 「あ……」

[メイン] アクシア : 「ずっと探してて……あなたが」

[メイン] 葵トーリ : 「あの雛を助けたときからずっと探してた!今から渡しに行くよ」

[メイン] アクシア : カラン、とアクシアの手から凶器が床に落ちる

[メイン] アクシア : 「……あり、がとう」

[メイン] アクシア : 緊張の糸が切れたのか、その場で眩暈のように倒れ込む

[メイン] 葵トーリ : 「!」
倒れるところへ走っていく

[メイン] KP : トーリ君は、アクシアの体をそっと受け止めることだろう

[メイン] KP :  

[メイン] KP : 君たちが目の前の悲劇を止めた次の瞬間だ

[メイン] KP : ホールに歪な笑い声が響き渡る

[メイン] 林檎売り : 「あはははははははははあああはははははっはっははは!」

[メイン] 林檎売り : 血に濡れ、床に手足を放り投げて倒れる林檎売りの少女からだ

[メイン] 林檎売り : いや、身に纏っていた頭巾も落ち、その顔が見える

[メイン] ウルミナ : その顔は、アクシアによく似て……しかし、どこか幼く

[メイン] 葵トーリ : 「!」

[メイン] ウルミナ : そして、とても似ていない嗤い顔をしていた

[メイン] ウルミナ : 「なあんだ、つまらない結末ね」

[メイン] ウルミナ : 「あと少しで天啓を与えられたというのに。愛する者をその手で殺すという最高の快楽を得られたのに」

[メイン] ウルミナ : 彼女は壊れた人形のように奇怪な姿勢で、銃撃の傷も痛みも無視するように起き上がる

[メイン] ウルミナ : そしてその手の甲には、乱杭歯の口の紋様が描かれている!

[メイン] ウルミナ : レディ・エドナ

[メイン] ウルミナ : そしてベルファスト嬢は気付く
コレこそがあの夜の殺人姫だと

[メイン] エドナ : 「…もっと早く気づくべきだったわね」

[メイン] ベルファスト : 「…ご機嫌麗しゅうございます、殺人姫様」

[メイン] ウルミナ : 「だったら、どうしても殺さざるを得ないようにしてあげるわ!」

[メイン] ウルミナ : 「あははははっ!あはははあはははははははははははははあは!」

[メイン] ウルミナ : 嘲笑を続けたままのウルミナの姿をしたモノが急に大きな存在に見える

[メイン] ヴィンセント : 「……死者の冒涜甚だしい」

[メイン] ウルミナ : それは錯覚なのではない!少女の身体が急激に膨張し始めたのだ!

[メイン] ベルファスト : 「……っ」

[メイン] ウルミナ : 衣類を裂いて膨張を続ける身体は、しかし頭だけそのままで膨れ上がった身体に取り込まれてしまう

[メイン] ウルミナ : 膨張の中、体中が白熱して膨大な蒸気が発生する

[メイン] ウルミナ : 一瞬、その蒸気が少女の姿を完全に隠した

[メイン] 葵トーリ : 「!!!!!!」

[メイン] 食らう手 : そして次の瞬間、姿を現したモノは、体中が白熱する巨人であった

[メイン] 食らう手 : 頭は完全に体に取り込まれた首なしの巨人

[メイン] 食らう手 : こちらへと伸ばしたその掌には、あの乱杭歯を覗かせた醜い巨大な口が取り付いていたのだ!

[メイン] 食らう手 : 正気度判定だ!

[メイン] 食らう手 : 1/1D20!

[メイン] ベルファスト : !?

[メイン] エドナ : CCB<=34 (1D100<=34) > 92 > 失敗

[メイン] ヴィンセント : ccb<=42 (1D100<=42) > 34 > 成功

[メイン] 葵トーリ : CCB<=49 (1D100<=49) > 66 > 失敗

[メイン] エドナ : 1d20 (1D20) > 10

[メイン] system : [ ヴィンセント ] SAN : 42 → 41

[メイン] ベルファスト : ccb<=44 SAN (1D100<=44) > 38 > 成功

[メイン] system : [ エドナ ] SAN : 34 → 24

[メイン] ヴィンセント : 問題ありません

[メイン] 葵トーリ : 1d20 (1D20) > 5

[メイン] エドナ : CCB<=55 アイデア (1D100<=55) > 67 > 失敗

[メイン] system : [ 葵トーリ ] SAN : 49 → 44

[メイン] エドナ : なにも

[メイン] system : [ ベルファスト ] SAN : 44 → 43

[メイン] KP : トーリ君もアイデアだ

[メイン] 葵トーリ : CCB<=55 アイデア (1D100<=55) > 63 > 失敗

[メイン] ベルファスト : お嬢様もトーリ様も聡明で助かりました

[メイン] KP : 君たちは恐怖を覚えた

[メイン] KP : しかし、それ以上に胸の湧き上がるものがあった

[メイン] KP : この怪物を、外に出してはいけないと

[メイン] KP : ここから先、戦闘ラウンドとして処理し、
DEX順で行動していくよ

[メイン] ベルファスト : 「…不死の人形よりは幾分マシでしょうか」

[メイン] 食らう手 : 「……………………」

[メイン] 葵トーリ : 「なんだよあれーーー!!!!」

[メイン] 食らう手 : 異形の怪物は、体から噴き出す白煙をそのままにその場に佇む

[メイン] 食らう手 : どうやら、まだ完全に”顕現”してはいないようだ

[メイン] 食らう手 : しかし、次の瞬間には動き出すだろう

[メイン] KP : という訳で最初のラウンドは邪神は変身途中だ

[メイン] ヴィンセント : 「……正体は不明。しかし、分かることはアレを外に出してはならぬこと」

[メイン] ヴィンセント : 「そして、今はその好機に他ならないということです!」

[メイン] 葵トーリ : 「やっちゃってくれー!」

[メイン] KP : ではベルファスト嬢から動いて行くとしよう

[メイン] ベルファスト : 「先手必勝ですね。…少々痛くなりますよ」

[メイン] ベルファスト : ccb<=80 軽巡主砲 (1D100<=80) > 52 > 成功

[メイン] ベルファスト : 「はぁ…ッ!」
目の前の怪物に向かって撃ち込む

[メイン] KP : ダメージは……(正当なルルブを捲る音)

[メイン] KP : おお

[メイン] KP : 艦船搭載の5インチ砲が載っている

[メイン] ベルファスト : 6D10 (6D10) > 21[5,2,5,1,3,5] > 21

[メイン] 食らう手 : 「おおぉ…………」

[メイン] 食らう手 : 轟音と共に打ち出された砲弾が怪物に突き刺さる

[メイン] system : [ 食らう手 ] HP : 0 → -21

[メイン] 食らう手 : が、その巨躯を1歩、後退させるに踏みとどまった

[メイン] 食らう手 : そしてベルファスト嬢はイベント発生

[メイン] ベルファスト : 「…!」

[メイン] 食らう手 : 邪神にダメージを与えたので正気度判定だ

[メイン] 食らう手 : 1/1D6だよ (1/1D6) > 1/2[2] > 0

[メイン] 食らう手 : 🌈

[メイン] ベルファスト : 🌈

[メイン] ベルファスト : ccb<=43 SAN (1D100<=43) > 34 > 成功

[メイン] system : [ ベルファスト ] SAN : 43 → 42

[メイン] ベルファスト : 「…く……あまり効いている様子が…」

[メイン] KP : 主砲の一撃が当たった時、もっと撃ち込まねば

[メイン] KP : もっともっと撃って、この怪物を殺さなくては!

[メイン] KP : そんな思いが一瞬胸に巣食ったが……まだ正気を持つベルファスト嬢はその感情に振り回されなかった

[メイン] ベルファスト : 「(………嫌な予感が…何か…)」

[メイン] KP : ではレディ・エドナとヴィンセント君が同じタイミングで動けるよ

[メイン] ヴィンセント : では、何もないなら私から動きますかね

[メイン] エドナ : いいわよ

[メイン] ヴィンセント : Thanks.

[メイン] ヴィンセント : ううん

[メイン] ヴィンセント : 位置関係を確認しましょう
喰らう手はシャンデリアの下にいるかどうか

[メイン] KP : 下に……いるネェ

[メイン] KP : トーリ君たちも……いるネェ

[メイン] ヴィンセント : シャンデリア百合心中になってしまう

[メイン] 葵トーリ : やめてくれ(^^)

[メイン] ヴィンセント : そういわけで、普通に撃ちましょう

[メイン] ベルファスト : 百合の間に挟まってる男性がいらっしゃいますが

[メイン] ヴィンセント : トーリくんはさっき薔薇P入りかけたので大丈夫です

[メイン] KP : 何口径が良い?

[メイン] ヴィンセント : ええ?

[メイン] ヴィンセント : 45口径にしましょうか

[メイン] KP : わかった

[メイン] ヴィンセント : 私の原作の異名がピースキーパーなのでね
ピースメイカーということで

[メイン] KP : では狙ってダイスをどうぞだ

[メイン] ヴィンセント : ccb<=80 拳銃 (1D100<=80) > 25 > 成功

[メイン] ヴィンセント : 訓練を思い出し、可能な限り無心に狙い澄まし、撃つ。

[メイン] KP : 1D10+2ダメージだ

[メイン] ヴィンセント : 1d10+2 (1D10+2) > 9[9]+2 > 11

[メイン] ヴィンセント : 良い出目です

[メイン] 食らう手 : 「……ああぁ」

[メイン] 食らう手 : 砲撃に邪神が怯んだ隙を見逃さず

[メイン] 食らう手 : ヤードであるヴィンセント君は人体なら急所であろう場所に銃弾を撃ち込んだ

[メイン] KP : 正気度判定だ

[メイン] system : [ 食らう手 ] HP : -21 → -32

[メイン] ヴィンセント : ccb<=41 (1D100<=41) > 93 > 失敗

[メイン] ヴィンセント : 1d6 (1D6) > 3

[メイン] KP : ヴィンセントの心中に

[メイン] KP : 警官として本来持ってはいけないはずの殺人への快楽が生まれる

[メイン] KP : が、自制の心でそれを振り払った

[メイン] ヴィンセント : 「……決して。私こそが治安の砦であるので」
頭を振り払う

[メイン] KP : ではレディ・エドナはどうするかな?

[メイン] エドナ : 直接攻撃するとSANc発生するならトラップを仕掛けようかしらね

[メイン] KP : ほほう どのような?

[メイン] エドナ : 時限式の重力場を設置するわ
トーリが攻撃した後に発動して追加でダメージを与える形にしようかな

[メイン] KP : よろしい

[メイン] KP : では技能の判定をどうぞ

[メイン] エドナ : CCB<=85 天族 グラヴィトリガー (1D100<=85) > 56 > 成功

[メイン] エドナ : 「アナタ…地下では姉のことを想ってたようだけど、今はどういう気分なのかしらね」
「……聞こえてないでしょうけど」

[メイン] 食らう手 : 「──────……?」

[メイン] 食らう手 : 怪物は自身の周囲に違和感を覚えたようだが……

[メイン] 食らう手 : 目の前に居るのは矮小な人間どものみ

[メイン] 食らう手 : 気にも留めなかった

[メイン] KP : ではトーリ君が動く番だ

[メイン] 葵トーリ : 俺は殴るくらいかな…初期値50%あった気がする

[メイン] 葵トーリ : それかかばいながらアクシアを遠くに運ぶとか

[メイン] KP : 殴るなら50で構わないよ

[メイン] KP : どうするかね?

[メイン] 葵トーリ : 殴るよりは運ぶタイプだから運ぶかな

[メイン] KP : よろしい 邪神は動いていないので判定は不要としよう

[メイン] KP : 君はアクシアを連れて入り口付近の皆と合流出来た

[メイン] 葵トーリ : 「ぜぇぜぇ全然重くないし…」

[メイン] ヴィンセント : 「よく無事に来ました!」

[メイン] ベルファスト : 「ええ、大手柄です」
眼前の怪物を睨みながら

[メイン] エドナ : 「責任持ってちゃんと護ってあげなさいよ」

[メイン] 葵トーリ : 「当たり前だぜ」

[メイン] KP : では一巡したネ

[メイン] KP : 再びDEX順だ

[メイン] 食らう手 : 「おお……おオオオオオオオオオオオオッ!」

[メイン] 食らう手 : 邪神が吼える

[メイン] ベルファスト : 「………………!」

[メイン] 食らう手 : 一歩、二歩と足を前に踏みだした

[メイン] ヴィンセント : 「く……動き出すより先に止めることはできませんでしたか!」

[メイン] 食らう手 : 「あはははははははははあああはははははっはっははは!」

[メイン] 食らう手 : 白く、大きく、熱く、醜い腕が伸ばされる

[メイン] 葵トーリ : 「こっちに来るぞ~~~」

[メイン] 食らう手 : choice[ベル,エドナ,ヴィン,トーリ] (choice[ベル,エドナ,ヴィン,トーリ]) > トーリ

[メイン] ベルファスト : 「…お嬢様!後ろに!」

[メイン] 食らう手 : CCB<=100 タッチ (1D100<=100) > 47 > 成功

[メイン] エドナ : 「…そうね」

[メイン] ヴィンセント : 「まずい……トーリくん!」

[メイン] 食らう手 : その掌の口が、指が

[メイン] 食らう手 : トーリへと触れた

[メイン] 葵トーリ : 「!」

[メイン] ベルファスト : 「…っ…トーリ様…!」

[メイン] KP : トーリ君はINTとPOWが1減少する

[メイン] KP : これは触れられている間、毎ラウンド発生する

[メイン] 葵トーリ : 「ううぅ~~~?」

[メイン] KP : 知性が、精神力が

[メイン] KP : 悪徳を自制する理性が

[メイン] KP : まるでその乱杭歯の口に齧り取られたように

[メイン] KP : 己の中から一部、失ったことをトーリ君はなぜかはっきりと自覚した

[メイン] 葵トーリ : 「(自分が別れる喪失感……なんだこれ…)」

[メイン] KP : ではベルファスト嬢から動いて行こう

[メイン] ベルファスト : 「失礼いたします。主のため目の前の障害を取り除くのは、メイドの務めですので」

[メイン] ベルファスト : ccb<=80 軽巡主砲 (1D100<=80) > 71 > 成功

[メイン] ベルファスト : 引き続き怪物に射出いたします

[メイン] KP : ダメージ変わらず6D10でお願いする

[メイン] ベルファスト : 6d10 (6D10) > 35[6,2,9,3,8,7] > 35

[メイン] ベルファスト : 「食らいなさい…!」

[メイン] system : [ 食らう手 ] HP : -32 → -67

[メイン] 食らう手 : 「おおおおおおおおお……!」

[メイン] 食らう手 : 鉄の塊の直撃を受けた怪物は、思わずトーリへと伸ばしていた腕を振り回し

[メイン] 食らう手 : 知性食いを中断した

[メイン] ベルファスト : 「…お怪我ありませんか?トーリ様」

[メイン] KP : ではレディ・エドナとヴィンセント君の行動だ

[メイン] 葵トーリ : 「なんだかクラっとしたけどヘーキヨ」

[メイン] ヴィンセント : 「そうですか…よかった。ベルファスト嬢、ありがとうございます」

[メイン] ヴィンセント : では、例により私から行かせていただきますかね…

[メイン] エドナ : いいわよ

[メイン] ヴィンセント : まだシャンデリア百合心中させられますかね?

[メイン] KP : シャンデリアの下にはいるネ

[メイン] 葵トーリ : ただのシャンデリア圧殺になると思う

[メイン] ヴィンセント : では、シャンデリアの根元の方を狙って撃ってみましょうか

[メイン] KP : では狙うとしたら-20で行ってみよう

[メイン] ベルファスト : やってみる価値は十分にあると考えます

[メイン] ヴィンセント : ccb<=80-20 シャンデリア百合心中 (1D100<=60) > 64 > 失敗

[メイン] ヴィンセント : くっ

[メイン] KP : 銃弾がシャンデリアの上部に当たり、不気味に揺れた

[メイン] ヴィンセント : 「本体を撃っても効いた様子が無いなら…こちらで!」
シャンデリアを狙い撃つ

[メイン] KP : 次、何か衝撃があれば……廃墟に残された古いシャンデリアを支える鎖は持たないだろう

[メイン] ヴィンセント : 「く……流石に思い通りの狙いは、難しいですね……」
揺れたとはいえ未だ健在のシャンデリアを見て苦々し気に

[メイン] KP : それを見ていたベルファスト嬢は、ふと思った

[メイン] KP : 何故そんな面倒なことをしているのだろう

[メイン] KP : そんな小細工などせず

[メイン] KP : 直接目の前のあの怪物に銃弾を撃ち込み、殺してしまえばいいのに

[メイン] KP : そうすれば、楽しいのにと

[メイン] ベルファスト : 「…殺してしまえばいいのに」

[メイン] system : [ ベルファスト ] SAN : 42 → 37

[メイン] KP : イベント発狂なので発狂内容は固定だ

[メイン] KP : 【殺人癖】

[メイン] KP : しばらくの間、ベルファスト嬢は直接攻撃以外の行動は出来なくなる

[メイン] ヴィンセント : 「……どうしましたベルファスト嬢?」

[メイン] ベルファスト : 「…あの怪物にダメージを与えるには、そんな程度では足りないと申し上げているのです」

[メイン] ベルファスト : 「…早く…殺して、殺して、もっと殺さないと」

[メイン] ヴィンセント : 「……」

[メイン] KP : ではレディ・エドナはどうするかね

[メイン] エドナ : うちのメイドを正気に戻すわ

[メイン] ヴィンセント : 「……気を確かに。我々は敵を殺すのではなく、無辜の市民を守るためにここにいるのですから」

[メイン] ベルファスト : 「しかし…殺さねば止められません。ええ、仕方なく殺すのです」

[メイン] KP : 〈天族〉かな
ダイスと描写どうぞ

[メイン] ヴィンセント : 「……レディ・エドナ!貴女の言葉ならば、あるいは……」

[メイン] エドナ : 「辛苦潰える、見紛うは常世…」

[メイン] エドナ : CCB<=85 天族 ハートレスサークル (1D100<=85) > 92 > 失敗

[メイン] エドナ : なにも

[メイン] 葵トーリ : 悲しいだろ

[メイン] ヴィンセント : 🌈

[メイン] ベルファスト : ゾッ!!?!?!?

[メイン] KP : 咄嗟の言葉は届かなかったようだ

[メイン] エドナ : しばらくうちのメイドが迷惑かけるけど許してね

[メイン] KP : ではトーリ君の行動だね

[メイン] 葵トーリ : う~ん殴りますか

[メイン] KP : では技能値50でいいよ

[メイン] 葵トーリ : うわ!ありがとう!

[メイン] 葵トーリ : CCB<=50 殴り (1D100<=50) > 54 > 失敗

[メイン] 葵トーリ : ……

[メイン] KP : 使い慣れない、握り慣れないこぶしは

[メイン] KP : 宙を切った

[メイン] KP : さて…

[メイン] アクシア : 「う、うう……」

[メイン] アクシア : アクシアが声を漏らす

[メイン] アクシア : どうやらそろそろ目を覚ましそうだ

[メイン] KP : では一巡

[メイン] KP : DEX順だ

[メイン] 食らう手 : 「ははは……はははははははあは!」

[メイン] 食らう手 : choice[エドナ,ヴィンセント] (choice[エドナ,ヴィンセント]) > エドナ

[メイン] 食らう手 : 「あははははははははははあははは!」

[メイン] 食らう手 : ccb<=100 むさぼり喰う (1D100<=100) > 14 > スペシャル

[メイン] 食らう手 : 邪神がその手の乱杭歯の開いた口をエドナに向け……

[メイン] ベルファスト : 「……っ…お嬢様に触れるな醜悪な怪物が…!」

[メイン] 食らう手 : 噛み付き、牙を閉じた

[メイン] 食らう手 : 1d4 (1D4) > 3

[メイン] 食らう手 : 3ダメージ なお、このダメージは治療しても回復しない

[メイン] system : [ エドナ ] HP : 13 → 10

[メイン] エドナ : 「……ホント面倒」

[メイン] 葵トーリ : 「大丈夫かよ」

[メイン] ヴィンセント : 「レディ・エドナ……!」

[メイン] ベルファスト : 「……っ!この……!!」

[メイン] KP : ではベルファスト嬢の番だ

[メイン] ベルファスト : 「殺す…殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す」

[メイン] ベルファスト : ccb<=80 軽巡主砲を腹部に突き刺します (1D100<=80) > 40 > 成功

[メイン] KP : 6D10ダメージだ

[メイン] ベルファスト : 6d10 (6D10) > 22[6,1,2,3,2,8] > 22

[メイン] KP : そして1/1D6のSANチェック

[メイン] ベルファスト : 「その薄汚い臓物を床にブチ撒きなさってください」

[メイン] ベルファスト : ccb<=37 SAN (1D100<=37) > 47 > 失敗

[メイン] ベルファスト : 1d6 (1D6) > 1

[メイン] system : [ ベルファスト ] SAN : 37 → 36

[メイン] system : [ 食らう手 ] HP : -67 → -89

[メイン] 食らう手 : 「…………おお、おおおお……?」

[メイン] 食らう手 : ここまでの衝撃を、ダメージを負うのは予想外だったのか

[メイン] 食らう手 : 怪物が怯んだ、ようにそれを見たベルファスト以外の人間には思えた

[メイン] ベルファスト : 「まだ足りない…足りない足りない足りない足りない…」

[メイン] KP : ではレディ・エドナとヴィンセント君の行動だ

[メイン] ヴィンセント : 「さすがに、あれほどの威力の攻撃を受け続ければ弱るか…!」

[メイン] エドナ : ワタシが先に動いていい?

[メイン] ヴィンセント : どうぞ

[メイン] エドナ : 今度こそうちのメイドを正気に戻すわよ

[メイン] KP : わかった どうぞ

[メイン] エドナ : 「いい加減正気に戻りなさい!」

[メイン] エドナ : CCB<=85 天族 ハートレスサークル (1D100<=85) > 91 > 失敗

[メイン] エドナ : なにも

[メイン] ヴィンセント : 🌈🌈

[メイン] ベルファスト : ゾッ!!?!!?!?!?!?

[メイン] KP : 邪神の影響は大きく、根深いようだ

[メイン] ヴィンセント : 「くっ……ベルファスト嬢」

[メイン] ヴィンセント : 「あまり長引かせるわけにはいきませんね」

[メイン] ベルファスト : 「ふふ……ふふふふふふふふふふ」

[メイン] ヴィンセント : ということで今度こそシャンデリア百合心中を狙いますか

[メイン] KP : シャンデリアは不気味に揺れている

[メイン] KP : 今度はマイナス補正無しで良いよ

[メイン] ヴィンセント : ……

[メイン] ヴィンセント : 不気味に揺れてるの怖い……怖くないですか……?

[メイン] ヴィンセント : ccb<=80 シャンデリア百合心中 (1D100<=80) > 72 > 成功

[メイン] ヴィンセント : 「……今度こそは!」
再びシャンデリアを狙いすまし、発砲。

[メイン] KP : ヴィンセントが放った銃弾が老朽化したシャンデリアに止めを刺した

[メイン] KP : 1トンを超えるであろうシャンデリアは支えを無くし、白熱する巨人の頭上へと大質量が落下する!

[メイン] KP : 君たちは咄嗟に入り口から外へと逃げるだろう

[メイン] ヴィンセント : 「ベルファスト嬢の大火力が有効打になる相手ならば……!」

[メイン] KP : 発狂しているベルファスト嬢はPOW×5判定しようか

[メイン] ベルファスト : ccb<=11*5 (1D100<=55) > 52 > 成功

[メイン] ヴィンセント :

[メイン] KP : 殺人……いや、殺怪物衝動に飲まれていても

[メイン] KP : 上から降る脅威には体が反応した

[メイン] ベルファスト : 「……っ!!」

[メイン] KP : 君たちは間一髪、外へ飛び出し

[メイン] KP : その被害を扉から見ることだろう

[メイン] KP : 落としたシャンデリアダメージだ

[メイン] KP : 10D10どうぞ

[メイン] ヴィンセント : 10d10 (10D10) > 49[2,2,3,6,9,4,4,9,4,6] > 49

[メイン] ヴィンセント : やや、下振れ程度ですね

[メイン] 食らう手 : 「ああ……」

[メイン] 食らう手 : 「ああああああああああああああ!」

[メイン] system : [ 食らう手 ] HP : -89 → -109

[メイン] KP : 飛び散ったシャンデリアのガラスによって周囲は美しく輝く

[メイン] KP : ガラスの輝き以外にも、赤い鮮血も飛び散りホールを彩る

[メイン] KP : 埃が充満し、扉の向こうが煙に包まれる

[メイン] 食らう手 : 「……おオオオオオオ!」

[メイン] 食らう手 : その血煙の中から、ズタボロの巨躯が腕を伸ばし

[メイン] 食らう手 : 「…………おおぉ」

[メイン] 食らう手 : 力無く、地面に落ちた

[メイン] KP : 戦闘終了だ

[メイン] ベルファスト : 「………」

[メイン] エドナ : 「…終わったの?」

[メイン] KP : 地に倒れ伏した巨人の身体は膨大な蒸気を発生させながら

[メイン] ヴィンセント : 「――!」
見えた陰にヒヤリとして構え

[メイン] KP : 徐々に縮んでいく

[メイン] KP : 最後には

[メイン] KP : 干からびた少女の死体だけが残る

[メイン] ヴィンセント : それを見て、ゆっくりと銃を構えた腕を下した

[メイン] アクシア : 「……っ、ウルミナ!」

[メイン] アクシア : アクシアが目を覚まし、咄嗟に少女の死体へと駆けよる

[メイン] アクシア : そして優しく頭を撫でる きっとこれがウルミナの死体なのだろう

[メイン] エドナ : うちのメイド回復させていい?

[メイン] KP : いいよ~!

[メイン] エドナ : CCB<=85 天族 ハートレスサークル (1D100<=85) > 53 > 成功

[メイン] ベルファスト :

[メイン] エドナ : 三度目の正直よ

[メイン] KP : ベルファスト嬢は緊張状態が解けたのもあり

[メイン] KP : 主の言葉、そして力に気付くことだろう

[メイン] ベルファスト : 「…………………あ」

[メイン] ベルファスト : 「………お嬢様……私は、いったい何を…」

[メイン] エドナ : 「いつも通りだったわよ、安心しなさい」

[メイン] ベルファスト : 「……………お嬢様…」

[メイン] エドナ : 「…あまり心配させないでよね」
ボソッと聞こえないようにつぶやく

[メイン] ベルファスト : 「……ありがとうございます、お嬢様」

[メイン] ヴィンセント : そのやり取りを横目で見て、安心したように頷く。

[メイン] KP : では……この時行動していなかった

[メイン] KP : トーリ君、ヴィンセント君

[メイン] KP : 〈目星〉系の技能行ってみようか

[メイン] ヴィンセント : 私はシャンデリア百合心中で行動したのでは?

[メイン] 葵トーリ : CCB<=80 感情の伝播 目星聞き耳図書館 (1D100<=80) > 78 > 成功

[メイン] KP : 戦闘が終わって主従が回復してるタイミングだネ

[メイン] ヴィンセント : なるほど

[メイン] ヴィンセント : ccb<=80 (1D100<=80) > 13 > スペシャル

[メイン] KP : では

[メイン] KP : だが、男たちは緊張の糸をまだ緩めていなかった

[メイン] KP : 白煙の先、煙の先

[メイン] KP : ホールから控室へと繋がる扉、そこが開いている

[メイン] KP : そして

[メイン] エリザベス=バーナード : 40代ほどに見える婦人が拳銃でアクシアを狙っていることに気付く!

[メイン] 葵トーリ : 「!」

[メイン] ヴィンセント : 「!」

[メイン] KP : 君たちがなにか行動を起こそうとして

[メイン] KP : しかしその前に

[メイン] KP : 1発の銃声がホールに響く

[メイン] エリザベス=バーナード : 「ぐっ!……う、うぅ……」

[メイン] エリザベス=バーナード : そしてアクシアを狙っていた女性は、手を撃ち抜かれて銃を落とす

[メイン] ヴィンセント : 「今の、銃撃は……!?」

[メイン] 葵トーリ : 「誰だ!?」

[メイン] ベルファスト : 「………!」

[メイン] KP : カツン、カツン、カツンと足音が近付く

[メイン] KP : 一人の男が、姿を見せた

[メイン] 労働者風の男 : 「どうやらギリギリのところで最悪の中の最悪には間に合ったようだ」

[メイン] 労働者風の男 : 「最後まで悪足搔きとは……感嘆すら覚える。引き金が間に合い、狙いが外れず良かった」

[メイン] 労働者風の男 : それはトーリがハイドパークで目撃した、あの赤ら顔の労働者風の男

[メイン] 葵トーリ : 「あんたはあの時の……」

[メイン] 労働者風の男 : 「自己紹介が遅れたことを謝罪させていただこう」

[メイン] KP : そう言って赤ら顔の労働者は拳銃をバーナードに構えたまま

[メイン] KP : 自分のかつらを取り外し、帽子を被る

[メイン] KP : 片手で器用に付け髭を外し、口の中の詰め物を捨てる

[メイン] KP : 最後にハンカチーフで赤い白粉を拭うと……

[メイン] ヴィンセント : 「……!?」

[メイン] シャーロック=ホームズ : そこには毅然とした風貌の英国紳士がいるではありませんか!

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「私の名はホームズ!」

[メイン] 葵トーリ : 「!!?」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「シャーロック=ホームズ!」

[メイン] ベルファスト : 「…!?」

[メイン] ヴィンセント : 「シャーロック=ホームズ……!?」

[メイン] エドナ : 「ふーん」

[メイン] シャーロック=ホームズ : ホームズは手早くバーナードを拘束し、君たちのもとへと戻る

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「……レディ・エドナ」そして、腰を曲げ頭を下げる

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「あの時、お連れの方を助けられなくて本当に申し訳なかった」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「私はあの時、銀の黄昏れを見張っていたのです。……一手、遅れてしまいました」

[メイン] エドナ : 「しかたないわよ、誰もあんなことになるなんて思っていなかったんだから」

[メイン] ベルファスト : 「…貴方が、あの時私たちを逃がしてくださったのですね」

[メイン] エドナ : 「ワタシとベルファストを助けてもらっただけでも十分な働きよ」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「……痛み入ります」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「貴方たちのような、優秀で心清らかな人間がアクシアを手伝ってくれて、本当に助かった」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「あれから私は銀の黄昏れと思しき連中の追手から逃れること、そして彼らがバーナードに合流し貴方がたに敵対しないようにすることに集中していました」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「こちらまで手を回すことが出来なかったことを、心苦しく思います」

[メイン] 葵トーリ : 「そりゃ……大変だったな」

[メイン] ヴィンセント : 「お、お待ちください……貴方はライヘンバッハの滝に消えたはずでは……?」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「私は、英国の闇を晴らすまで悪徳に負けるわけにはいかなくてね」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「なんとかバリツの心得があって、窮地を脱することが出来たのだ」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「しかし、モリアーティという犯罪者の手駒は多い。その眼を逃れ、残党を一網打尽にするため」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「死んだことにして世界を回って証拠を集めていたのだ」

[メイン] ヴィンセント : 「何という……何という……!」

[メイン] 葵トーリ : 「なんて大掛かりなんだ」

[メイン] ベルファスト : 「…ワトソン様にまで隠されていらっしゃったのですね」

[メイン] ヴィンセント : 「本来ならば嫌疑の一つでも抱きますが、その変装の技術、射撃の手腕、英知に満ちた言葉の一つ一つ……疑いようもない」

[メイン] ヴィンセント : 「シャーロック=ホームズそのお方が生きていたとは…!」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「ミスタ・トーリ」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「あの時名乗れず申し訳ない。……ありがとう、アクシアの心を信じてくれて」

[メイン] 葵トーリ : 「俺にはそれくらいしかできないからな」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「バーナードにアクシアが利用されないよう」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「彼女より先にアクシアを連れ出していたのです。……まさか、誘い出す為の挑発にこんな事件を起こすまで魔に落ちていたとは……」首を振る

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「良ければだが」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「アクシアにこの大英帝国を案内してあげて欲しい」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「事件に巻き込まれてばかりでね……君の記事を読む限り、安心してお願いできる」

[メイン] 葵トーリ : 「……!それくらいでいいならいくらでもやるよ」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「ありがとう」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「ヴィンセント巡査長も……いや、レストレード警部はやはり良き部下を確保する才能だけは特上だ」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「ご苦労だったね」

[メイン] ヴィンセント : 「いえ……私は微力なもの」

[メイン] ヴィンセント : 「強力な協力者が三人もいてくれたおかげです。私は幸運だった」

[メイン] ヴィンセント : 「そして何より、あなたの陰ながらの力添えだ……」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「……素晴らしいことだ」目を細める「友と、協力者はかけがえのないものだからね」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「さ、ロンドンへと帰ろう。……その道すがら、君たちの活躍を是非お聞きしたい」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「────もし良かったら、私を付け狙う暗殺者を捕らえる計画に協力してくれないだろうか」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「ワトソン君も巻き込んでね」ウィンク

[メイン] ヴィンセント : 「!!」

[メイン] ヴィンセント : 「喜んでお引き受けしましょう!」

[メイン] 葵トーリ : 「それはまたすごい事件になりそうだ」

[メイン] ヴィンセント : 「願ってもない……貴方の冒険譚の一ページの、その一端になれるとは!」

[メイン] ベルファスト : 「…………」(チラッ)

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「レディ。あのワトソンを驚かせる悪戯を、してみませんかな」

[メイン] エドナ : 「そろそろ家に帰って休みたいのだけど…ベルファストが行きたそうだからね」

[メイン] ベルファスト : 「お、お嬢様…」

[メイン] エドナ : 「…ふぅ、わかったわ、ワタシも一緒に行く」

[メイン] ヴィンセント : 「レディ・エドナ……このような機会はありませんよ!」
「そうです、是非行きましょう」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「ありがとうございます」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「それでは我らがベイカー街に凱旋しようじゃあないか!」

[メイン] ヴィンセント : 「いざ、凱旋ですね……」

[メイン] ベルファスト : 「…でっ、では…旅の途中で何かあれば、何なりとこのベルファストにお申し付けくださいませ…!」

[メイン] 葵トーリ : 「凱旋か……」

[メイン] エドナ : 「ええ、頼りにしてるわよ?」

[メイン] ヴィンセント : 「……防げたはずの犠牲者もいるでしょうが。しかし、事件は……解決しました。決して、悪くない形で……」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「ええ」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「この世界の闇は人が思うより広大で、深く染まっている」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「しかしそれでも、善の心は夜空のように光り輝く」

[メイン] シャーロック=ホームズ : 「……君たちのように」

[メイン] KP :  

[メイン] KP : こうしてロンドンを騒がせた

[メイン] KP : ウエストミンスター連続殺人事件

[メイン] KP : ────『殺人姫』は幕を閉じた

[メイン] KP :  

[メイン] KP :                 ──Fin──

[メイン] KP :  

[メイン] KP : 宴だァ~~~~~~!!!!

[メイン] ヴィンセント : 宴だァ~~~~!!!!

[メイン] 葵トーリ : 宴だァ~~~~~~!!

[メイン] エドナ : 宴宴~!

[メイン] ベルファスト : 宴のご用意は済んでおります、お嬢様

[メイン] KP : 長時間お疲れシャン!
お付き合い、本当にありがとう!

[メイン] KP : 素晴らしい卓になったと思う

[メイン] KP : 長くなったりミスをしたり、キーパリングが未熟ですまん(Thanks.)

[メイン] ヴィンセント : IQ28で長引かせて申し訳ありません(Thanks)
しかし、非常に楽しい卓でした

[メイン] ベルファスト : ええ…大変楽しませていただきました

[メイン] 葵トーリ : 楽しかったぜ~~~~~

[メイン] エドナ : 頭使うところ全部丸投げして悪かったわね
ワタシが口を挟まない方がスムーズに行くと思ってのことだから許してね

[メイン] ヴィンセント : いや…すげェキーパリングでした

[メイン] KP : みんな思い付いたことや気になったことを即座に発言したり纏めたり…

[メイン] KP : すんげェ~~~!!!と思っていたよ

[メイン] ベルファスト : KP含め全体が素晴らしいロールプレイ・進行であったと存じております

[メイン] ヴィンセント : そうですね…

[メイン] 葵トーリ : 謎が解けるっていうのは気持ちいいなぁ

[メイン] KP : エドナ君は「そうね」とか「まぁいいでしょう」とか相槌を入れてくれるともっとパトロンっぽい感じになったかもね

[メイン] KP : あと地の文とかでもね

[メイン] ベルファスト : >頭使うところ全部丸投げして悪かったわね
>ワタシが口を挟まない方がスムーズに行くと思ってのことだから許してね
いえ、こちらこそ一介のメイドが出過ぎた役をさせていただきました
ここぞの場面で輝いておりましたよエドナお嬢様

[メイン] エドナ : 地の文あまり使わないからなぁ

[メイン] ヴィンセント : すげえメイドっぷりでした…ベルファストさん

[メイン] KP : 狙いは外さなかったしネレディは
ダイスは……しょうがないけど

[メイン] ベルファスト : お褒めに預かり光栄です

[メイン] ヴィンセント : ダイスを殺す

[メイン] KP : ズバッと放たれる言葉の威力は凄まじかった

[メイン] エドナ : 優秀なメイドで助かったわ

[メイン] 葵トーリ : みんなRPがうまかっただろ

[メイン] KP : ベルファスト君も発狂時も含め、予想を超える動きでありがたかったよ

[メイン] KP : ヴィンセント君も善良な警官として一本の芯が通っていた

[メイン] KP : そしてそれを進行の為に柔軟に対応もしてくれたしね

[メイン] KP : トーリ君も素晴らしいPC力だった……

[メイン] ベルファスト : ふふ、柔軟な対応はメイドとしての必須科目でございます

[メイン] KP : そのキャラらしく、そして全体を考えた最高のものだった

[メイン] KP : 皆参加してくれてありがとう……!

[メイン] ヴィンセント : 進行苦手なのでせめて他が動きやすいようにしなければ…

[メイン] 葵トーリ : そう言われると嬉しいだろ

[メイン] ヴィンセント : 卓開いてくれてありがとうですね……

[メイン] ベルファスト : いえ、素晴らしい進行でしたよヴィンセント様
特にアドリブの挿入が自然で巧妙だったと感じております
トーリ様もまさに主人公と言って差し支えない行動力とロールプレイでございました

[メイン] KP : このシナリオが好きでね… それにみんなのRPを見れてGMは楽しいからネ

[メイン] ヴィンセント : うわあり!
ベルファストさんもすげえと思いますがね…

[メイン] ヴィンセント : PCが普通より増えて、だから他PCのメイドになりその役目に徹する
私には無理だ

[メイン] KP : すごい

[メイン] 葵トーリ : メイドらしさが失われなかったしすごい

[メイン] ベルファスト : うふふ、感謝いたします
ある意味元のキャラ通りでしたので却って動きやすくまでありましたが

[メイン] 葵トーリ : ヴィンセントも頼りなるから頼りにし過ぎたかも
頼りだったぞ~~